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セニオリスクーデター/ミルズ独立(外務大臣談話2件)

「セニオリス国内情勢について」

ヴェールヌイ社会主義共和国
外務省発表/ウラジーミル・ゼルドヴィッチ外務大臣談話

971年4月15日、セニオリス共和国において、アンドリア・コソル陸軍大将を中心とする「救国評議会」が国家の全権を掌握する事態が発生したことは遺憾である。
またミラ・イェリッチ大統領を始めとする政府高官及び議会議員が拘束されていることについて重大な懸念を表明する。

共和国政府は、これまで、セニオリスにおける民主的プロセスに基づく政治運営を支持しており、これは、サンサルバシオン条約機構、フリューゲル国際連合その他の国際機関を通じたもの又は二国間の協調関係の前提であったことを確認する。

セニオリス共和国が、従来の、正統で卓越した民主制度に基づく、政治決定を行った結果として、著しい変化を受容することについては、共和国政府はこれを尊重して、友好国、同盟国として見守っていく立場であることを確認する。

共和国政府は、救国評議会に対して、直ちに民主的に選出された政府の権力を回復し、不当に拘束された人々を解放し、人権及び法の支配を尊重することを強く求める。
民主選挙の結果は尊重されなければならない。かかる政治的主張は、暴力の行使によって行われるべきではない。可能な限り早期に議会が招集されるべきである。

共和国政府は、既にこの問題に対する協議の為、条約委員会において発議し、政治代表国としての任務を遂行し、加盟国並びに国際社会と連携して、厳正な対応を求めている。

(フリューゲル暦971年4月中旬)

「(旧国連統治領ミルズ)ルクスマグナ独立について」

ヴェールヌイ社会主義共和国
外務省発表/ウラジーミル・ゼルドヴィッチ外務大臣談話

1.ルクスマグナ共和合衆皇国の独立に際し、ヴェールヌイ社会主義共和国の政府、党、議会、人民は、ルクスマグナの全ての人民に対し心からの祝意を表するとともに、ルクスマグナの独立に向けて、これまで協力・支援を続けてきた全ての国際機関・関係国の努力を評価する。
我が共和国としては、ルクスマグナの自立に向けた国造りのため、ルクスマグナ政府および人民が、レンヤ・ミストフォールト首相のリーダーシップの下、一致団結して取り組んでいくことを期待する。

2.我が共和国は、ルクスマグナの独立に伴い、本日、同国を承認するとともに、同国との間で、外交関係を開設するための大臣名の書簡の交換を行った。これにより、本日付けで、ルクスマグナに共和国大使館を開設した。

3.我が共和国は、国際社会と協力して、ルクスマグナの国造りに対して可能な限りの支援を行っていくとともに、良好な二国間関係の構築のため、ルクスマグナと協力していく意思を表明する。

4.本独立に接し、世界の国家と人民が、民族又は地域といったフリューゲル世界における単位を想起し、平和と人権が守られる限りにおいて、それら単位の政治的運命は、単位地域住民の意思に基づき決されるべきであるとの基本原則を確認し、尊重する契機とすることを望む。

(フリューゲル暦971年5月中旬)

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