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ヘルトジブリール=ロシジュア連邦

正式名称 ヘルトジブリール=ロシジュア超越天使国家共同体コモンウェルス
連邦旗
成立 フリューゲル暦912年5月中旬(32846期)
政治体制 大統領制国家連邦
総人口 推定1億550万人(912年時点)

概要

 ヘルトジブリール=ロシジュア超越天使国家共同体コモンウェルス、通称ヘルトジブリール=ロシジュア連邦、または超天連邦とは、ヘルトジブリール社会主義共和国およびロシジュア平和コモンウェルスが、二国に跨る連邦政府および協力体制の樹立を目指して結成した国家共同体である。

政治体制

構成国

# 国旗 国名 備考
1 ヘルトジブリール社会主義共和国 原構成国
2 ロシジュア帝聖平和ドミニウム 原構成国

連邦外の国家は、連邦議会の許諾を得る事で構成国となることが可能である。ただし既存の構成国から分離した国家の構成国化や、構成国同士の合併には連邦議会に加え、既存の構成国の議会の承認を得なけれならない。各構成国は後述する連邦政府以外に個別の政府を持ち、基本的に内政・外交の自由が認められている。

連邦政府

 連邦政府は、連邦議会(立法)・連邦大統領(行政)・連邦裁判所(司法)の三権分立体制により運営される、構成国を超越した連邦としての政府である。

連邦議会

 各構成国が5名ずつ選出する連邦議会議員からなる立法機関。議員は20年ごとに改選される。立法権、連邦税の徴収権と各構成国に対する勧告権、連邦保安隊を有する。

連邦大統領

 各構成国より候補が出馬する連邦大統領選挙で選出される。任期は20年。行政権、連邦保安隊の統帥権、条約の締結権を有する。

連邦裁判所

 連邦および各構成国が当事者である事件の裁判権を有する。

連邦保安隊

 連邦政府に所属する防衛組織である。『連邦軍』の呼称にロシジュア政府が懸念を示したためこの呼称となった。

連邦憲法

 以上の政治体制に関しては、連邦発足時に定められた連邦憲法によって定義されている。憲法の具体的な内容については、超天連邦調印式の記録を参照のこと。

歴史

連邦発足前

中継貿易計画

 世界最大の工業国であったヘルトジブリール社会主義共和国は、中継貿易政策を推進していた。当時、ヘルトジブリールではあまりに莫大な量の商品流通により輸送網がパンク寸前で、海外向けの商品輸出もマヒする危険性があった。このためヘルトジブリール政府は、流通網に余裕がある他国に商品を預託し、代行で商品輸入国へと発送させるという中継貿易に活路を見出したのだ。この中継ぎ貿易プロジェクトにはロシジュア平和コモンウェルス、カルセドニー社会主義共和国、トルキー社会主義共和国が参加を表明し、ヘルトジブリールの貿易機能は回復した。このプロジェクトにおいて、一挙にヘルトジブリールとの国家間距離が狭まったのがロシジュアである。従来、接点が薄かった二国であるが、中継貿易とそれに付随する民間貿易によりヘルトジブリール産の良質な商品が多量にロシジュアに流入したこと、また二国間の国家元首が相次いで会談したことなどから、主にロシジュアの世論が親ヘルトジブリールへと傾いていった。

宇宙への旅立ち

 906年1月、ヘルトジブリール社会主義共和国にて宇宙移住計画の修正法案が両院を通過し、宇宙コロニーへの人口移動が始まった。宇宙移住に伴う労働人口の減少により、ヘルトジブリールの巨大な工業力が運用不能となることを見越して、ヘルトジブリール政府は水面下でロシジュアに対する工業化の推奨および支援を行った。これはロシジュアがヘルトジブリールに代わる工業国として世界の商品需要を満たすことを狙ったものであった。これに応じたロシジュアの工業ソシアートと民部ソシアートが共同で、先端工業を主とした大規模工業化を行う第二次国土改質計画の綱要を発表。沿海部の辺境地帯の開発と工業都市化に向け動き出した。907年5月ごろには1億人以上のヘルトジブリール国民が宇宙へと生活拠点を移し、一方でロシジュアの工業力は著しく向上した。しかしロシジュアでは、拙速な工業化と商品輸出網構築のため、流通ソシアートの従来の管理体制で商品の流通量把握が困難となり、主に新洲府共和国に対する大幅な商品輸出遅延などの諸問題が発生。一時は新洲府の銀輸出メジャーが対ロシジュア交易を取り下げることも危惧される事態となったが、水面下でのヘルトジブリールとロシジュアの幾度にも及ぶ協議の末、商品輸出網のスリム化が達成されて何とか遅配問題は解決した。以降、ロシジュアは各国に対し安定した商品輸出を行う工業立国として成長してゆく。

連邦発足

 912年5月中旬、ヘルトジブリール政府およびロシジュア政府の関係者らが出席する超天連邦調印式が挙行された。この連邦結成の意図の一つは両国の安全保障を高めること。そしてもう一つは、ヘルトジブリールの宇宙移住計画とそれに伴うロシジュアへの工業力移行において、大いに深まった両国政府の協調を形に残るよう計らうことであった。