ヴェールヌイ・レゲロ経済協力覚書

フリューゲル暦38532期1070年4月下旬
ヴェールヌイ社会主義共和国政府とレゲロ社会主義人民共和国政府は、かねてからの事前協議により複数の合意に至り、覚書を締結したので、以下の通り公表する。

ヴェールヌイ社会主義共和国とレゲロ社会主義人民共和国との間の経済協力に関する覚書

ヴェールヌイ社会主義共和国とレゲロ社会主義人民共和国は、かつて両国間に広範かつ強固な協力関係が存在した歴史を想起し、またその根拠となったSEACOM協定に掲げられた「主権及び領土保全の相互尊重、相互不可侵、両国に適した個々の社会主義の実現による平等及び互恵並びに平和共存の諸原則の基礎の上に、両国間の恒久的な友好協力関係を維持、発展させる」という理念と理想を踏まえ、今日あらためて両国が経済分野についての協力関係を築き、双方互いの発展に貢献し、世界における貧困の撲滅と繁栄のための広範なパートナーシップを深めることを目的として、以下の内容を理解し合意した。

1.両国は、互いに尊重し、平等で、双方の利益となり、ヴェールヌイとレゲロの法律や政策に合致し、また両国が締結した国際条約に合致していることを基本に、経済分野における協力関係を築き、それぞれの権限と管轄において双方の協力関係を構築し展開する。
2.両国は、近年におけるレゲロの国債発行に関する指針と、ヴェールヌイの新興国及び被災国に対する支援スキームを有効活用し、レゲロのニーズと課題の解決に向けて取り組む。
3.ヴェールヌイはレゲロに対し、これまで累計で100兆Va相当の借款(国債購入形式による)を供与している。
4.ヴェールヌイはレゲロに対し、この覚書締結から1年以内に、100兆Va相当の借款(国債購入形式による)を供与する。
5.両国は、資金並びに各種資源の効果的かつ効率的な協力と活用を引き続き検討する。