フリューゲル暦982年4月初旬、ヴェニス・コンプレックス、王冠連合、セリティヌム共和政、ナアドヴァーナ共同体、ブバスティ首長国及びラ・フローリド共和国の新興国の代表者はオーヴァリア大公領ヴィルリンに集まり、相互理解を深めるとともに、新興国の発展及び友好並びに国際平和を願って、セリティヌム共和政出身の新進気鋭の建築デザイナーであるオピテル・ウィプサニウス・フラウス氏がデザインした成長記念碑を各国に建設する事で合意した。
また、本会議の参加諸国は、国際平和の問題について討議し、以下の宣言を行う事に合意した。
ヴィルリン宣言(平和五原則)
我々は、真摯な検討の結果、以下の諸原則が、国際社会に平和と繁栄をもたらすものであることを確信し、これらの諸原則に基づいて相互の友好的協力を推進し、共通の利益を拡大することを宣言する。
1. 本会議の参加諸国(参加諸国という。以下同じ。)は、すべての国の主権、領土保全及び政治的独立が保障されるよう努める。
2. 参加諸国は、主権平等の原則を尊重する。
3. 参加諸国は、各国の固有の権利としての個別的及び集団的な自衛権を尊重する。
4. 参加諸国は、国際紛争を平和的手段によって解決するよう努める。
5. 参加諸国は、正義を希求し、国際法を遵守する。