セビーリャ責任政府への改組と権限移譲に関する宣言
セビーリャ自治開始から200年が開始し、もはやセビーリャ地域は内政上の自由を既に完全に享受しており、国際社会からももはや「セビーリャの暴走」を懸念する声が存在しなくなって久しい。
このような状況下で、もはやセビーリャ人が自らの外交的地位を自主的に決定することを妨げる理由は存在しないと判断し、ロムレー湖畔共和国は以下の措置を承認した。
- セビーリャ自治政府は、可及的速やかに「セビーリャ責任政府」に改組する。
- セビーリャ統治委員会は、セビーリャ責任政府内における行政上の最高決定機関に移行する。
- セビーリャ議会は、セビーリャにおける立法府として、セビーリャ国内における立法権を行使する。
- セビーリャの裁判所組織は、セビーリャにおける司法府として、セビーリャ国内における司法権を行使する。
- セビーリャ統治委員会の人事は、これまでの「セビーリャ議会の推薦に基づきロムレー当局が承認する」形式を廃し、もはやロムレー湖畔共和国の承認手続を一切必要とせずにセビーリャ議会の立法によって別に定める手続に従いセビーリャ議会が任免する。
- セビーリャ自治政府が責任政府に改組された段階で、リアライン条約に基づくセビーリャに対する制約は全て消滅するものとする。
- これに従い、セビーリャ責任政府はセビーリャ議会を介して示されたセビーリャ人の意志に従って自らの外交的地位を決定する。
- ただし、安全保障上の理由から、第8条で規定された努力義務に基づくセビーリャ防衛について、ロムレー側・セビーリャ側の一方によってセビーリャが外交ないし安全保障において自主性を十分確立したと認められるまでの間、ロムレー湖畔共和国は引き続き継続する。
- ここに定めのない二国間の問題に関しては、ロムレー湖畔共和国とセビーリャ責任政府の間での協議により解決する。
フリューゲル暦964年4月1日
ロムレー湖畔共和国外交局