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【政治】ミルズ独立計画、遅延発生 ほか

【政治】ミルズ独立計画、遅延発生


 970年が間近に迫った現在、独立ロードマップで示された計画に対して実態は2~5年ほどの遅延が生じていることが統治委員会より発表された。
 新政府関係者は我々の取材に対し、遅延は新国家の検討、憲法作成にて発生しており、ミルズ地域民の多彩な政治思想や君主の有無、役割に関する議論が難航していることが主な原因だと語った。また、国家概要や各憲法、法律の成文化に必要な人材が不足いることも一因だと言えるだろう、なぜなら、報道局からも多数の人員がそれらを担当する職場へ応援人員として派遣されているからだ。統治委員会は最終的に遅延は最大で5年程度に収まるとの見解を示している。

文責:エーファ・リルケ(Eva Rilke) 編集アドバイザー ヘルトジブリール社会主義共和国籍

【国際】烈天加治安維持部隊の撤退と新国家治安維持部隊


 964年12月、烈天加3カ国の治安維持部隊教官による訓練・教育が完了したミルズ地域民による治安維持部隊(現地呼称:新国家軍)が創設され、各国治安維持部隊の撤退が本格化している。特に(12,6)の加国軍治安維持部隊駐屯地では969年1月時点で人員の8割が撤退済みであり、970年には撤退が完了すると予想されている。取材に応じた加国軍兵士は「異国の地での治安維持任務は危険かつ大変だったが、歓迎されることもあり良い経験になった。帰還できる日が楽しみだ。」と嬉しそうに答えた。
対して、治安維持任務を引き継ぐミルズ人隊員に現在の心境を質問したところ「長年の間、ミルズ人民に認められなかった治安維持任務を担うこととなり、嬉しさがある一方で緊張しています。責任を果たせるように頑張りたいです。」と神妙な面持ちで述べた。
 彼らは軍隊ではなく、他国で言うところの警察であるが、今年3月にミルズタイムズ記者がその装備から国防を担う軍隊と報道し、後に訂正する一幕があった。ミルズ地域において暴徒が発生しやすいという政治、文化的経緯や独立時の混乱に対応するために、彼らはアサルトライフル、ハンドガン、手榴弾で武装の上、100台以上の装甲車を所有している。既に軍隊と言っても違和感のない戦力を保有しており、独立時の正規軍創設を円滑に行うことを意識した人員や装備であると推測される。

文責:エーファ・リルケ(Eva Rilke) 編集アドバイザー ヘルトジブリール社会主義共和国籍

【政治】ミルズ統治委員会、全正規職員がミルズ籍に


 964年12月、ミルズ統治委員会最後の外国籍正規職員が退職し、ミルズ人を中心とした組織へ生まれ変わった。非正規職員や外国人正規職員は一定数勤務しているものの、正規職員は全員がミルズ籍を保有している。今後は統治委員会が新国家の行政機関となるべく引き続き人員整理や制度改革が行われると見込まれており、独立にまた一歩近づいたと言えるだろう。

文責:エーファ・リルケ(Eva Rilke) 編集アドバイザー ヘルトジブリール社会主義共和国籍

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