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怪奇!猟奇!狂気!「ミイラ」と暮らす人々 背後に邪教の猖獗

 自宅に男性の遺体を放置していたとして、タンツボ―警察局は七月十日、死体遺棄容疑で、無職女性(54)と、その息子会社員男性(26)を逮捕した。二人は遺体について「父親」と供述しているものの、「父はまだ死んでいない、宇宙と一つになる準備をしているところ」などとして、容疑を否認している。

 捜査関係者によると、男性の遺体は寝室の布団の中でミイラ化しており、着衣の白装束は死後に着せ替えられたものと見られる。警察局管内では今年に入ってから同様の事件が十件以上発生しており、いずれの容疑者も「イーチマータ真理の書」なるパンフレットを所持していることから、同一の宗教団体が背後に存在すると見られており、組織の解明に全力を挙げているところだという。

 先頃リバサキ市内で、これも自宅に母親の遺体を放置していたとして、死体遺棄容疑により仏奈川県警に逮捕された学生男性(27)は、「母親はまだ生きており、その証拠に体温が絶対0度になっていない。母親が無事、宇宙と一体になるためには、毎日香を嗅がせて脳天をマッサージしてやらなければいけない。魂が抜けきる前に火葬すると、下の世界に生まれ変わってしまう」などと、こちらも意味不明な供述をしており、捜査当局では同じ宗教団体が背景にあると見て、捜査が続けられている。

 警察局では、今月を「打撃邪教月間」とし、市民に注意を喚起するとともに、情報提供を求める方針。

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