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ベルクマリ包括的協力機構

名称ベルクマリ包括的協力機構
略称BCAT
英名Bergmari Compehensive Alignment Treaty
設立983年3月26日

概要

ベルクマリ包括的協力機構は、普蘭合衆国首都ベルクマリで調印されたベルクマリ包括的協力機構条約(ベルクマリ条約)に基づき設立された、加盟国の広範な相互扶助を目的とした国際機構である。
通常は英略称のBCAT(ビーキャット)と呼ぶ。

加盟国

国名加盟時期
ヴェールヌイ社会主義共和国原加盟国
ラ・フローリド共和国原加盟国
神聖ガトーヴィチ帝国原加盟国

資格停止国

国名資格停止時期
セリティヌム共和政1043年6月下旬

滅亡国

国名滅亡時期
ベロガトーヴィチ大公国
普蘭合衆国

加盟国政府理事会

加盟国政府理事会はBCATの最高機関であり、各加盟国の行政府の長が代表として参加する。
※通常は加盟国政府が派遣した常駐の全権代表が参加している。
加盟国の過半数が賛成した決議について、加盟国は履行義務を負う。
また決議事項は公開されることとなっている。

決議事項【第1号】1026年1月初旬

セリティヌム共和政の活動休止(以下凍結)期間における加盟国としての地位について
・セリティヌム共和政が凍結に入ったことに対し理解を表明し、将来に凍結が解除され国際社会で改めて枢要な役割を担っていくことを期待する。
・セリティヌム共和政が凍結状態にある期間、セリティヌム共和政は加盟国としてのあらゆる義務を免除され、加盟国政府理事会での議決権が停止されることを確認する。ただし、加盟国政府理事会における発言権は従来どおり保証され、凍結期間中においても相互協力を継続する。
・セリティヌム共和政の加盟国としてのあらゆる義務ならびに加盟国政府理事会での議決権は、凍結が解除された時点で、即時無条件に回復することを確認する。
※加盟国全会一致にて可決

決議事項【第2号】1031年4月初旬

ベルクマリ包括的協力機構は、フリューゲル国際連合における「軍事・経済同盟あるいは相互安全保障関係」への参画を求めることとし、その実現に向け、賛同する加盟国が連携して取り組む。
個別又は連携して行う各種の取り組みについては、加盟国政府理事会で都度の報告、確認、調整を行う。
※加盟国全会一致にて可決

決議事項【第3号】1040年11月中旬

ベルクマリ包括的協力機構は、フリューゲル国際連合憲章第12条3項に基づく「フリューゲル国際連合安全保障理事会第51号決議(対BCAT同盟理事国枠拡大決議)」(S/RES/51)が採択されたことを確認し、1041年以降のベルクマリ包括的協力機構を代表して派遣される軍事・経済同盟あるいは相互安全保障関係を代表する理事国(同盟理事国)として以下の国を推薦することを決定した。
ヴェールヌイ社会主義共和国
※加盟国全会一致にて可決

決議事項【第4号】1043年6月下旬

セリティヌム共和政の加盟資格停止について
セリティヌム共和政は、他の加盟国による協議の求めや質問に真摯に応じず、常に脱退を仄めかし、加盟国間の対話と連携を著しく軽視した。
こうしたセリティヌム共和政の一連の対応は、ベルクマリ包括的協力機構条約前文に掲げる「相互信頼、相互利益、相互対等、相互協議」および第1条に定める「加盟国間の相互信頼、友好関係の強化」に消極的で、第2条に定める「全ての加盟国が平等であり、相互理解に基づいて共通の立場を模索し、各加盟国の意見を尊重する」姿勢に欠けるものである。セリティヌム共和政が改善の意思を示さないことを重く受け止め、加盟国政府理事会は、これをベルクマリ包括的協力機構条約違反と確認し、セリティヌム共和政の無期限の加盟資格停止を決議する。
※議決権を有する加盟6カ国中5カ国の賛成により可決