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ベルクマリ包括的協力機構条約

正式名称ベルクマリ包括的協力機構条約
通称ベルクマリ条約
英語表記Bergmari Compehensive Alignment Treaty
条約形態国際機構の形成条約
締約国
(原加盟国)
ヴェールヌイ社会主義共和国
セリティヌム共和政
ベロガトーヴィチ大公国
ラ・フローリド共和国
神聖ガトーヴィチ帝国
普蘭合衆国
調印・発行983年3月26日

条約本文

前文

ヴェールヌイ社会主義共和国、セリティヌム共和政、ベロガトーヴィチ大公国、ラ・フローリド共和国、神聖ガトーヴィチ帝国、普蘭合衆国は、各国民の絆に基づき、包括的な協力関係の強化を目指すこととした。
そして、政治・経済・情報の多極化が進む中で、平和の強化と安全・安定の確保に共同で貢献することを望む。
ベルクマリ包括的協力機構の設立は、加盟国の可能性を広げ、新たな課題や脅威に対抗するためのより効率的な共同利用を促進すると確信している。
相互信頼、相互利益、相互対等、相互協議、文化的多様性の尊重、共同発展への熱望の精神のもと、一般に認められた国際法の原則及び規則を遵守することを確認して、以下の通り合意した。

第1条 目標・任務

加盟国間の相互信頼、友好関係を強化する。
平和と安全、安定の維持・強化、および民主的で公正な政治・経済国際秩序の促進のための学際的協力を強化する。
あらゆる形態のテロリズム、分離主義、過激主義、その他の国境を越えた犯罪行為に共同で対抗する。
政治、貿易、経済、防衛、環境保護、文化、科学技術、教育などのあらゆる分野における効率的な協力を奨励する。
対等なパートナーシップに基づいて包括的でバランスのとれた経済成長、社会的・文化的発展を促進する。
加盟国の国際的義務及び国内法に従い、人権及び基本的自由を促進する。
他国及び国際機関との関係を維持・発展させる。
国際紛争の予防とその平和的解決に協力する。

第2条 原則

ベルクマリ包括的協力機構の加盟国は、以下の原則を遵守する。
国家の主権、独立、不可侵、内政不干渉を相互に尊重する。
全ての加盟国が平等であり、相互理解に基づいて共通の立場を模索し、各加盟国の意見を尊重する。
ベルクマリ包括的協力機構の利益に反する行為を防止する。
ベルクマリ包括的協力機構の利益に反する国際条約の類を締結しない。
この条約及び加盟国政府理事会の枠組みで採択されたその他の文書から生じる義務を誠実に履行する。

第3条 通商

加盟国は、加盟国間における貿易を優遇し、他国との通商レートよりも高い価格提示を行わない。
ただし当事者となる加盟国間の合意があれば、この限りではない。

第4条 安全保障

加盟国に対して、他国から武力攻撃が行われた場合には、全ての加盟国は攻撃を受けた加盟国に対して、必要な手段(武力の行使を含む)により、即時の援助を与えなければならない。ただし他国からの武力攻撃が、加盟国からの宣戦布告により発生したものであれば、この限りではない。
加盟国が先制的自衛権を行使(加盟国から宣戦布告を行う事を指す)する場合、その1カ月以上前(3期以上前)に、加盟国政府理事会に対し通告しなければならない。

第5条 加盟国政府理事会

この条約の目標と任務を実施するために、加盟国政府理事会を設置する。
加盟国政府理事会は、加盟国の行政府の長が参加する ベルクマリ包括的協力機構の最高機関とする。
加盟国政府理事会は、加盟国の要請に基づいて開会する。
加盟国政府理事会は、他国や国際機関との交流に関する基本的な問題を決定し、あらゆる分野における国際問題を検討する。
加盟国政府理事会による議決は、全加盟国の過半数の賛成をもって可決とする。
可決された事項は、加盟国政府理事会決議事項として公開、記録される。

第6条 加盟・脱退

ベルクマリ包括的協力機構は、この条約の目的と原則を尊重し、加盟国政府理事会の枠組みで採択されたその他の文書から生じる義務に従うことを約束する全ての国家に開かれている。
ベルクマリ包括的協力機構への新規加盟は、加盟国からの要請に応じて、加盟国政府理事会が決定する。
この条約の規定に違反し、加盟国政府理事会の枠組みで採択されたその他の文書から生じる義務を履行しない加盟国は、加盟国としての権利を加盟国政府理事会の決定によって停止される。
加盟国は、脱退日の2年前(72期前)までに本条約からの脱退を正式に通知することにより、ベルクマリ包括的協力機構から脱退することができる。

第7条 期間・発効

この条約の有効期間は無期限とする。
この条約は批准されなければならない。


以上の証拠として、全権委員は、この条約に署名調印した。
本条約は、各国代表による調印の上、各国の憲法上の手続きに従って批准された日時より効力を生ずる。

署名(原加盟国)

 セリティヌム共和政は、ベルクマリ包括的協力機構の前文や原則等に掲げる理念に賛同するとともに、ベルクマリ包括的協力機構が既存の対立関係や各国固有の立場に囚われることなく、未来志向の考えを持ち、世界の平和と安定、国際協調に資する事を信じ、この条約に調印します。

 セリティヌムの全ての州、元老院、国民会、市民の代表者
 セリティヌム共和政執政官 ティトゥス・ユウェンティウス
 Libera Res Publica Seritinum Consul – Titus Juventius

 セリティヌムの元老院は賛成多数により本条約を承認し、批准する。
 セリティヌムの元老院と市民
 Senatus Populusque Seritinum


普蘭合衆国はベルクマリ包括的協力機構が掲げる理念に全面的に賛同すると共に、本条約に調印いたします。

普蘭合衆国 首相 アンニェリカ・アクセリナ・ヤルテアン
The United States of Universal Marine Prime Minister
Angelika Axelina Hjertén


全てのベロガトーヴィチと同胞、友人の皆様の友愛完遂の為に調印させていただきます。

ベロガトーヴィチ外務大臣
ステパン・ラスコニヴィッチ・スパーコフ子爵


神聖ガトーヴィチ帝国政府を代表し、本条約の理念に賛同して、これに署名します。
後日、帝国議会において批准いたします。

神聖ガトーヴィチ帝国為政院総理大臣 キリル・コジェヴィチ・ズダチョーフ
Премьер-министр Священной Готовитской Империи
Кирилл Кожевич Зудачёв


ヴェールヌイ社会主義共和国を代表し、これに調印する。
(本条約は人民議会にて批准されたこともあわせて確認する)

ヴェールヌイのために
ヴェールヌイ社会主義共和国 閣僚評議会議長
アレクサンドル・コズレイレフ

Для Верный
Социалисти́ческая Респу́блика Верный
Председатель Совета Министров,Александр Ко́зырев


本条約の理念に共感し、共和国政府を代表し本条約に調印致します。

ラ・フローリド共和国
共和国閣僚評議院議長 フェリペ・アルフォンソ

共和国立法議会及び元老院の両院の可決を以って批准致しました。