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神聖ガトーヴィチ帝国は、国際法を考慮し、エステル国地域に対して形式上の宣戦を布告する。
宣戦布告ターン：フリューゲル歴34372期（954年10月初旬）
戦闘開始ターン：フリューゲル歴34381期（955年1月初旬）この宣戦布告の目的は、エステル国地域に所在する炭坑（11,12）に及ぶ砲撃の影響の評価であり、その跡地は銀鉱山開発に有効利用される。
エステル国地域は、7世紀の帝国民による入植に歴史の端を発するガトーヴィチ固有の領土であり、現在はカイザー・カール陛下を解して間接統治を行っている。
帝国政府は、イヴァングラート帝国大学の「鉱山に及ぼすSPPミサイル着弾の影響の評価」を目指す研究室の依頼を受け、カール陛下に対し、「次に開発する鉱山決定後の炭坑へのSPP発射の裁可」を要請した。その後、カール陛下より「炭坑は廃止した後に銀山にしようと思っております。」という返答を得たが、炭坑砲撃の裁可は遅滞した。帝国政府は、本研究の速やかな結実のため、炭坑砲撃を許可し、茲に形式上の宣戦布告を行う。本宣戦布告は、エステル国地域がガトーヴィチ固有の領土である事実を否定するものではない。
帝国政府は引き続き、954年中の炭坑(11,12)職員の完全撤退の周知、並びに炭坑を防衛範囲に含む防衛施設の移転または設置中止の要請を継続する。エステル国地域を管轄するフリードリヒ一世は、我が国に対して反旗を翻した。
神聖ガトーヴィチ帝国政府は、この形式上の宣戦布告の目的を「エステル国地域の鎮圧」に改める。
停戦条件は以下の通りである。
・フリードリヒ一世の退位、但しカイザー一家の安全は保証される。
・我が国政府によるエステル国地域内の山若しくは鉱山又はその両方の接収
・我が国政府によるエステル国地域の外交の監理指揮情勢が安定すれば、990年代の自主独立を目処として種々の政策を進める。
神聖ガトーヴィチ帝国政府は、エステル国地域がヘルトジブリール社会主義共和国からの国交樹立の打診に同意したことに懸念を表明する。
我が国はこれまでエステル国地域に外交権を与えており、これを行使して同国地域はヴェールヌイ社会主義共和国や大石動帝国と関係を有したものと解している。
しかし、我が国政府による外交権の監理指示を認めることを停戦の条件として、鎮圧行動が行われている最中に、
他国との国交を樹立することは、停戦に向けたプロセスに逆行しているといえる。また、我が国政府は上記の懸念を観光者通信にて表明したにもかかわらず、エステル国地域はこれを意図的に削除し、黙殺した。
観光者通信の授受の有無による論争は益少なく所望しないが、本国際掲示場にて改めて懸念を表明するものである。神聖ガトーヴィチ帝国政府は、エステル国地域による停戦条件受諾の動きが見られないことを受け、停戦条件受け入れの回答期限を34461期におく。
34461期迄に停戦条件が受け入れられない場合、遺憾ながら、エステル国地域の有人口地形を対象とする攻撃を開始する。我が国政府は、今次戦闘が早期に終結することを望んでいる。ブラウ・ゲルプ・ロート（エステル地域）のツァーリ アパラート陛下におかれては、今次戦闘の長期化を憂慮あらせられている。
我が国政府は、エステル国地域市民の意思を尊重し、990年代の自主独立を目処とする種々の政策を進める用意がある。
ここに改めて、エステル国地域の代表による停戦条件の受け入れを求めるものである。956年–ニーカ15年–11月下旬34449期
神聖ガトーヴィチ帝国
宮 内 省
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