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4ヶ国による、イスタシア王国に対する共同非難声明

トップページ フォーラム 外交交渉 4ヶ国による、イスタシア王国に対する共同非難声明

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  • #1907

    フリューゲル歴873年9月24日
    イスタシア王国近海 3ヶ国合同多国籍艦隊群

    前文
     イスタシア王国近海に展開したレゴリス帝国海軍第3・第7艦隊、ヘルトジブリール社会主義共和国海軍第4艦隊、同国空軍の大型無人機及びその護衛航空機部隊、ロムレー湖畔共和国海軍第2艦隊からなる3ヶ国合同多国籍艦隊群の旗艦、レゴリス帝国海軍所属のミュンスター級揚陸指揮艦ミュンスターの艦上で、レゴリス帝国総統、ヘルトジブリール社会主義共和国国家評議会議長、ガトーヴィチ民主帝国外政大臣、ロムレー湖畔共和国外交局長の4者は会談し、下記の声明文を採択した。

    本文
     我々フリューゲルに住まう人類は運命共同体である。太古より諸国家は相互に援助し協力し合うことで繁栄し続けてきた。これはフリューゲル873年の歴史においてごく普遍的な事実であり、566年の齢を重ねたレゴリス帝国が自らの目で見てきた事実でもある。

     然しながらその普遍的な価値観を良しとせず、自らの殻に閉じ籠もり国際社会に対して門戸を閉ざす国家が存在する。無論その普遍的な価値観を受け入れる受け入れないは自由であろう。だが、受け入れないからといって国際社会がそれを許すかどうかは別である。

     嘗て、国交という初歩的な国際社会との交遊を行う一方で定期交易等と言ったより国際経済へ貢献できる道を選ばなかった国家が存在した。然しながら2度に渡る国際社会による強力な要請により自らが選んだ道が誤りであったことを認め、方向転換し真の国際社会の一員になる姿勢に転換した。

     翻って今現在フリューゲルに存在するある国家は国交という初歩的な国際社会との交遊を行おうとすらせず、また国際社会の援助しようとする善意を拒絶し続けている。最早彼の国は前述の国家より劣る自己中心的な存在と言っても過言ではない。国際社会は前述の国家の時同様彼らに自らの道が誤ったものであることを指摘し、以て方向転換し真の国際社会の一員となるよう導かねばならない。

     従って、我らフリューゲル世界の共同繁栄を願う国々諸侯は、直接的に特定の国家を名指しして批難することを躊躇わない。我々はイスタシア王国を本声明において強く糾弾する。

     我々はイスタシア王国が真の国際社会の一員となるための方策として下記の項目を同国に要求し、873年11月下旬(31461期)までに回答を求める。

    1.現在の鎖国政策を撤回し、相互主義に基づいた国際社会との関係構築を行うこと。
      我々の云う鎖国政策とは「他国との一切の関係を絶ち、他国との交流を行おうとしない政策」としており、それの撤回を求めるものである。

    2.極端な自国第一主義的経済政策を撤廃し、国際経済に対して門戸を開放すること。
      我々は極端な自国第一主義的経済政策を「他国との貿易を絶ち鎖国を行い、農工商全てを自国内で賄う体制」と定義しており、これの撤廃を求める。

    3.自国内鉱山資源の外資を含めた積極的開発を行い、その鉱山資源を適正な交易により取引し、以て国際経済へ貢献すること。
      尚、開発により得られた鉱山資源の輸出先について我々は関与しない。イスタシアで得られた資源は幅広く国際社会に輸出されるべきである。

    尚、本声明に対するイスタシア王国からの回答が期限を過ぎても行われない、ないし、満足のいく内容の回答が行われない場合、我々はそれに対する様々なオプションを含めた対応を検討することも合わせて通告する。

    共同非難声明参加国代表による署名

    Fuhrer Das Regolith Reich, Leonora Hennefeld
    (レゴリス帝国総統 レオノーラ・ヘンネフェルト)

    Held Jibril Sozialistische Republik-
     Vorsitzender des Nationalrats,Eisner Erstfurt

    (ヘルトジブリール社会主義共和国国家評議会議長 アイズナー・エアストフルト)

    Министр иностранных дел Готовитской демократической империи
     Евгений Викторович Клубникин

    (ガトーヴィチ民主帝国外政大臣 エフゲニー=ヴィクトロヴィチ=クルブニーキン)

    République de Lacustre Lomeray –
     Jocelyn Humbert Crepel, Directeur général de l’Office des Affaires Etrangères

     (ロムレー湖畔共和国外交局長 ジョスラン・アンベール・クレペル)

    #1929

     この度は遥々遠方から起こしくださり、誠に感謝申し上げます。
    これまでの弊国の諸政策につきまして、貴国らにとって誤解を生んでいる点がございますので説明をさせていただきます。
    まずはじめに、弊国が鎖国政策を採っているとの認識についてですが、現在の弊国は明確に他国との交流を絶つ施策を行っておりません。確かに、未だ他国との国交樹立の実績はございませんが、それはあくまで偶然に、いずれの国からも弊国へ国交樹立の申請がなされなかった結果であります。積極的に外交に取り組まないことは、安易に鎖国を表すとの認識に繋げるべきではないでしょう。
    続いて、弊国が極端な自国第一主義的経済政策を行っているとのご指摘に関しては、こちらも貿易一切を絶つ政策を積極的に実践する意図はなく、現状弊国内において他国と取引可能と思われる資源・物品が非常に限定されることから、結果的に目に見える形での貿易が行われなかったというのが実態であります。今後は、より積極的に他国に対し門戸を開放し貿易を活発化させていく所存です。

    最後に、弊国の鉱山開発につきましては、可能な限り外資の導入を最小化することによって、他国の利害に影響されない自立した弊国経済の発展に寄するものとの考えから、従来は外資の導入を禁止しておりました。しかしながら、現状弊国の資本だけでは大幅な遅延が見込まれることから、弊国内の世論としても、外資の導入を求める声が上がっている状況にあります。
    上記を踏まえ、この度弊国は貴国ら4ヵ国の「自国内鉱山資源の外資を含めた積極的開発を行い、その鉱山資源を適正な交易により取引し、以て国際経済へ貢献すること」との項目を受け入れ、(13,11)地点の山をウラン鉱山として、燃料輸出を視野に入れながら積極的な開発を行うことをここに宣言します。

    貴国らとの良好な外交関係が構築できることを願っております。

    フリューゲル暦 31461期
    873年 11月下旬
    イスタシア王国首相 レイナ・クロード

    #1947

     なるほど。誤解ですか………。まずは我々の声明に対して回答して頂いたことに感謝します。

     さて、それぞれに回答させて頂きましょうか。
     鎖国政策についてですが、なるほど確かにどの国家も国交樹立の申請がありませんね。では何故国交樹立申請が無いのか、理由をお考えになった事はございませんか?もしお判りにならないのであればお教え致しましょう。それは一部の国家が行った建国に対する祝意を無視し、返信すら行わない貴国の無礼な態度に心底失望しているからです。確かにそれ以外の外交文ではちゃんと返信しているようですが、両国の国交関係を作り上げるにあたっての挨拶を無視していては無礼な国家だと思われても致し方ありません。
     鎖国政策が貴国が仰られる誤解なのかどうかは兎も角、そのような目で自国が国際社会から見られているという事実を直視し、事後の対応に当たって頂きたい次第です。
     
     次に経済政策と鉱山開発について。これについて納得は致しましょう。が、実際に門戸開放が成されない限り約束は果たされません。ですから、鉱山産出資源の定期貿易開始を以て門戸開放が成ったと我々は認識致します。
     従って、貴国には早急な外資導入(他国による鉱山開発支援協定)による鉱山開発、及び産出資源の定期輸出を行うよう我々は強く求めます。

     我々としても貴国との友好的な関係構築を望んでおりますよ。最も、貴国が道を踏み外した時は別でしょうが。

    Regolith Reich –
    ReichsMinister für Auswärtige Angelegenheiten, Philine Ballschmiede

    (レゴリス帝国外務大臣 フィリーネ・バルシュミーデ)

    #2093

     この度、イスタシア王国外務大臣に就任しました、カテリーネ・パウルミュラーと申します。以後お見知り置きを。
    さて、先のレゴリス帝国の回答に対し、現時点での状況をお答えさせていただきます。

    はじめに、弊国が事実上の鎖国状態に陥っていた件に関してですが、我が国は臨時政府時代より、地政学的条件もあり他国との交流が非常に少ない状態にありました。そのため、外交を処理する機関は貧弱であり、近年増加する他国からの外交文書に対応できるキャパシティがございませんでした。その結果、ご指摘の通り様々な外交文書に対し返信が適切に行われず、無礼な扱いになってしまったことは大いに反省すべき点でしょう。この度、弊国は正式に外務省を設置し(以前は首相が臨時として外務大臣を兼任)、外交活動を遅滞なく進めていく所存です。

     続いて、経済政策及び鉱山開発に関し、門戸開放が為されない限り約束は果たされないとのことですが、これにつきましては既に政策レベルで実現に向けた努力が行われています。876年3月15日、レゴリス帝国と弊国の間でウラン鉱山開発協定が結ばれ、援助物資を受け入れております。さらに、10月2日には、上記の援助物資を投入した結果無事にウラン鉱脈が発見されました。現在も鉱山開発は順調に進められており、来年春頃には定期貿易を開始できる見込みとなっています。したがって、我が国経済の門戸開放に向けた準備は順調に進んでいますことをここにご報告させていただきます。

     以上、現状についてご説明させていただきましたが、今後もレゴリス帝国との貿易関係を含め、門戸開放を一層進めて参りますのでよろしくお願い申し上げます。

    876年 11月15日
    イスタシア王国外務大臣 カテリーネ・パウルミュラー
    Istasia Königreich Außenminister Katherine Paulmuller

    #2096

     カテリーネ・パウルミュラー外相閣下、こちらこそ初めまして。レゴリス帝国の外相を務めますフィリーネ・バルシュミーデで御座います。よろしくお願い致します。

     さて、早速ではありますが貴国のご主張について一部疑義が御座いますので、それについてご質問させて頂きます。
     パウルミュラー閣下のご回答の前、国際共同ニュースにて『【国際】王国政府に外務省が設置される。「ようやく外交活動が行える」と安堵する声多数。』という報道が貴国の報道機関であるルッコラ日報から出されております。
     また、パウルミュラー閣下のご回答を拝見する限り、従来から外務省に相当する機関が存在こそしているもののその力量が不足しており、その為今回外務省を正式に設立し外交能力の向上を行おうとしているという事のようですね。
     つまり貴国にはイスタシア王国外務省という組織が少なくとも876年11月頃まで無かったものと推察されます。
     
     しかし………おかしいですね。国際社会では既にイスタシア王国外務省が活躍しているのですが。
     例えば、872年9月頃の旧ラス・アノド海賊連合によるイスタシア王国に対する宣戦布告をご覧下さい。旧ラス・アノドの要求に対して「イスタシア王国外務省を名乗る組織」がイスタシアを代表して回答しております。
     また、観光者通信に於いても876年11月より前にノイエクルス自由国、ライン共和国の外交文に対して「王国外務省を名乗る組織」がイスタシアを代表して回答をしております。
     
     このように、既にイスタシア王国外務省は存在しており、国際社会に於ける外交を低頻度で行っていたという事実が御座いますが、それについては如何お考えでしょうか?

     我が国からしたら、我々の指摘を躱すために「外務省がなかった為此度外務省を設置した」という狂言を働いているようにしか思えないのですが………。

     経済政策及び鉱山開発については問題ないと考えますが、前述の疑義が解消されない限り本事案は解決とならないことをお伝えします。

     尚、今回は内容の重大性に鑑みて回答期限を設けます。期限は876年11月下旬とし、それまでに回答がなかった場合、我々は様々なオプションを含めた対応を行うことを申し添えておきます。

    Regolith Reich –
    ReichsMinister für Auswärtige Angelegenheiten, Philine Ballschmiede

    (レゴリス帝国外務大臣 フィリーネ・バルシュミーデ)

    #2097

    先程出した外交文書に一部誤りがあったため訂正いたします。

    誤:期限は876年11月下旬とし、
    正:期限は877年11月下旬とし、

    関係各国に於かれましてはご迷惑をお掛けしたことをお詫びいたします。

    レゴリス帝国外務省外務首席次官 アプリル・ヴァンデルモーナント

    #2120

     レゴリス帝国からのご質問に関して回答させていただきます。
    前回弊国がご説明した通り、876年11月以前は独立した機関としての外務省は存在せず、首相官邸下の臨時的な補助組織としてのみ存在しておりました。ただし、対外的には煩雑さを軽減する目的から、首相が臨時に外務大臣を兼任し、外交文書には「外務省」と記載する方向で対応を行っています。従って、臨時の補助組織ではありますが外交部署は以前から存在しており、それがこの度首相官邸から独立した形での「外務省」として設立された、という経緯でございます。なお、実態としましては、これまで弊国の外交頻度は諸外国と比べ極めて低い状態に置かれていたこともあり、他の部署よりも低予算かつ低人員で行われていたことは事実です。ルッコラ日報による報道に関しましては、民間のメディアであること、また記事のタイトルのみが国際ニュースネットに流れている事情を考慮いただければと存じます。
     なお、外務省設立の経緯に関しましては、この度の4ヶ国声明を受け、門戸開放と外交の活発化を推進することを目的に、法改正が行われ決定したものであります。

    877年 11月29日
    イスタシア王国外務大臣 カテリーネ・パウルミュラー
    Istasia Königreich Außenminister Katherine Paulmuller

    #2124

     まずは返信に遅れてしまい申し訳ありません。
     
     なるほど。パウルミュラー閣下の明瞭なご説明に感謝いたします。
     パウルミュラー閣下の説明を以て、本事案は解決したものと見做します。従いまして、現在イスタシア王国近海に展開している3ヶ国の艦隊は一部を除き撤退致します。
     
     尚、本事案とは別件でノイエクルス連邦から貴国に対して「イスタシアにおける統治機構改革協定」が提案されていますが、現状貴国からの回答は成されておりません。
     パウルミュラー閣下は先にこう仰られました。「弊国は正式に外務省を設置し(以前は首相が臨時として外務大臣を兼任)、外交活動を遅滞なく進めていく所存です。」と。
     こう仰られた以上、ノイエクルス連邦からの提案にも遅滞なく回答を行うべきでありましょう。我々4ヶ国は本事案解決後も貴国を見定め続けていることをお忘れなく。

    878年11月25日

    Regolith Reich –
    ReichsMinister für Auswärtige Angelegenheiten, Philine Ballschmiede

    (レゴリス帝国外務大臣 フィリーネ・バルシュミーデ)

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