この宣戦布告に至った理由を短く言えば「必然」だ。もう少し長い理由は本文で語るが、この一連の変更は、フリューゲルを次のステージに押し上げるために必要なことであり、これによって未来の経済交流はより強固に、よりエキサイティングになると、我々は確信している。
では、お別れの物語を始めるとしよう。
*イスタシアに対する要求項目
・ラス・アノド海賊連合に対する、数量300の送金の実行。
・前項の要求は行われれば宣戦布告は取り下げられる。
*何故イスタシアなのか?
・イスタシアは強固な孤立主義を貫いており、そしてその軍事力は貧弱だ。我々が攻撃し、そして勝利する見込みは十分以上にある。
・イスタシアは諸外国から国防の努力を放棄した国家と見なされている。そのような国家が海賊に狙われることは今般の外交情勢から容易に推測できることであり、必然である。我々はどの先進国もイスタシアへの積極的な軍事支援は行わないものと推測している。
*何故初めから宣戦布告なのか?
・これまでのイスタシアの孤立主義から類推すると、我々の要求を黙殺することが考えられる。黙殺を至上の外交とする国家に対しては、初めから宣戦布告を行うことで交渉のテーブルに着かせることが有効だ。
*そんなことをして許されるのか?
・我々は誰の許可も求めない。
*期間について
フリューゲル暦 31419期 872年 9月下旬に宣戦布告。31427期より開戦。