別国による瑠国への開発協力についての覚書

フリューゲル暦1081年11月中旬(38948期)
ルーンレシア帝国首都リントにて

ヴェールヌイ社会主義共和国ヤロスラフ・ニマエフ工商計画大臣は、ルーンレシア帝国ボフマン財務省長官との会談において「ヴェールヌイ社会主義共和国によるルーンレシア帝国への開発協力についての覚書」に署名し、交換した。
当該覚書の締結により、ルーンレシア帝国の安定的な経済発展に弾みをつけ、その協力を通じ、別瑠の友好関係確立と推進が期待される。

ヴェールヌイ社会主義共和国によるルーンレシア帝国への開発協力についての覚書
(別瑠開発協力覚書)

ヴェールヌイ社会主義共和国とルーンレシア帝国(以下「両国」)は、両国が、政治・外交・経済のあらゆる分野で、対等で友好的かつ互恵的な関係を構築し発展させる意思を共有している事を確認した。
そして、多数の経済及び国際関係上の戦略的課題及び機会を両国に提示していることを認識した上で、新興国の安定的発展によって国際経済の発展と安定維持を実現しようという国際政策に係るヴェールヌイの立場を強調し、ヴェールヌイがルーンレシアの経済安定化と発展の早期実現を希望することを確認して、両国は、両国間の協力を通じて、これらを実現することを決意し、両国の法律や規制に従って、以下のように決定した。

1.両国は、互いに尊重し、平等で、双方の利益となり、ヴェールヌイとルーンレシアの法律や政策に合致し、また両国が締結した国際条約に合致していることを基本に、経済分野における協力関係を築き、それぞれの権限と管轄において双方の協力関係を構築し展開する。
2.両国は、ルーンレシアが策定する開発方針と、ヴェールヌイの新興国及び被災国に対する支援スキームを有効活用し、ルーンレシアのニーズと課題の解決に向けて取り組む。
3.ヴェールヌイはルーンレシアに対し、200兆Va相当の資材・資金を無償供与し、これを超えるものについては、協議と合意に基づき、原則として有償協力として継続する。
4.ヴェールヌイはルーンレシアに対し、ルーンレシア領内で発生した怪獣災害に対する排除活動を提供する。これはルーンレシアの要請又はヴェールヌイの事前通告を伴わなければならない。
5.両国は、本覚書に関わる事項について、どちらか一方の申し入れがあれば、いつでも協議する。