カルセドニー・普蘭首脳外相級会談/国交正常化共同宣言

カルセドニー社会主義共和国・普蘭合衆国首脳外相級会談
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【前文】

カルセドニー社会主義共和国トケン・コーサイト大統領、カラン・クリソプレーズ外交委員長、
普蘭合衆国リーヴァイ・ウェストン首相、ロバート・J・パールス外相は、
神聖ガトーヴィチ帝国イリヤ・ペトローヴィチ・チイコーフスキイ外政大臣の招きにより、神聖ガトーヴィチ帝国ユークリル県を訪問した。

カルセドニー社会主義共和国および普蘭合衆国はホテル・ナーベレジュナヤにて両国首脳級・外相級会合の場を持ち、真剣かつ友好的な話合いを行なった。

トケン大統領及びカラン外交委員長とウェストン首相及びパールス外相は、
加普両国間の国交正常化問題をはじめとする、両国間の諸問題及び双方が関心を有するその他の諸問題について、終始、友好的な雰囲気のなかで真剣かつ卒直に意見を交換し、次の両政府の共同声明を発出することに一合意した。

両国国民は，両国間にこれまで存在していた不正常な状態に終止符を打つことを切望している。

不正常な関係の終結と加普国交の正常化という両国国民の願望の実現は，両国関係の歴史に新たな一頁を開くこととなろう。

加普両国は、過去において発生した両国間の対立の歴史を十分理解する立場に立って、国交正常化の実現をはかるという見解を再確認する。

加普両国間には社会制度の相違があるにもかかわらず、両国は、平和友好関係を樹立すべきであり、また、樹立することが可能である。

両国間の国交を正常化し、相互に友好関係を発展させることは、両国国民の利益に合致するところであり、また、フリューゲルにおける緊張緩和と世界の平和に一貢献するものである。

【カルセドニー社会主義共和国・普蘭合衆国 国交正常化共同宣言】

１．カルセドニー社会主義共和国及び普蘭合衆国は、これまでの不正常な状態をこの共同声明が発出される日に終了することを確認する。

２．カルセドニー社会主義共和国及び普蘭合衆国は、過去の歴史認識を互いに尊重し、これからは未来志向の立場を取ることを互いに確認する。

３．カルセドニー社会主義共和国及び普蘭合衆国は、フリューゲル歴1009年9月1日から外交関係を樹立することを決定した。
　　両政府は、国際慣行に従い、それぞれの首都における他方の大使館の設置及びその任務遂行のために必要なすべての措置をとり、またできるだけすみやかに大使を交換する。

４．カルセドニー社会主義共和国及び普蘭合衆国は、主権及び領土保全の相互尊重、平等及び互恵並びに平和共存の諸原則の基礎の上に両国間の恒久的な平和友好関係を確立することに合意する。

５．カルセドニー社会主義共和国及び普蘭合衆国は、前項までの諸原則に基づき、両国が相互の関係において、すべての紛争を平和的手段により解決することを目指し、武力又は武力による威嚇に訴えないことを確認する。

６．カルセドニー社会主義共和国及び普蘭合衆国は、両国間の関係を一層発展させ、人的往来を拡大するため、
　　また、既存の民間取決めをも考慮しつつ、貿易、海運、航空、漁業等の事項に関して協力していくことを合意した。

７．カルセドニー社会主義共和国及び普蘭合衆国は、両国間の平和友好関係を強固にし、更なる友好関係の構築を目的として、今後も協議を行なうことに合意した。

フリューゲル歴1009年8月31日
神聖ガトーヴィチ帝国ユークリル県ホテル・ナーベレジュナヤにて