概要
柘植国防政策研究所(柘植国防政研、TDPL=Tsuge Defense Political measures Laboratory)は、大石動帝国に存在する民間シンクタンクである。研究分野は軍事戦略・外交戦略で、創設者兼初代所長は元守護軍参謀少将の柘植行仁。石動国内の軍産企業連合及び民評院与野党の国防族議員、一部の退役軍人による国粋主義的政治結社の支援を得て設立された。
その報告は公方府及び与党から国内に対する外的脅威の喧伝と防衛予算増強の正当化に利用されているものの、軍の現状の国防ドクトリンに対しても批判的な報告を提出することもあり、必ずしも政府の意向に従っているものではなく、その報告には一定の信頼が置けるものであると評されている。
軍事力格付けランキング
フリューゲルの世界各国の軍事力を「兵力」「総人口当たりの兵力比」「人工衛星打ち上げ技術」の三項目によって分析した各国軍事力ランキング。その測定方式から、兵力を非公開としている警察国家に対しては軍事力の世界平均を割り当てるほかなく、参考値程度のものにしかならないが、兵力と軍事技術の両面で分析された、一定の信頼性があると称している。