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- 2021年6月23日 9:28 AM #5367神聖ガトーヴィチ帝国参加者
BTミサイル発射実験報告書要旨
1.序文
BTミサイルは、着弾地点に汚染土壌を発生させるミサイルとして定義されており、BTミサイルには、汚染の強度、即効性、持続性に応じて様々な種類がある。我々は、神聖ガトーヴィチ帝国軍と共同で、新型の鉛系BTミサイルを開発し、この鉛系BTミサイルが陸地および海域に及ぼす効果を調査した。2.研究方法
2-1.発射実験
フリューゲル暦960年に、帝国南西部ユークリル県の無人島およびその周辺海域に鉛系BTミサイルを発射した。着弾後、複数の船艇で静かに同区域に接近し、陸地及び海域について、次の通りサンプリングした。
陸地:着弾地点を中心とする5個の同心円を描き、各円周上で等間隔に置かれた8点で表土を採取
海域:着弾地点を中心とする5個の同心円を描き、各円周上で等間隔に置かれた8点で海底土と海水(水深10 m)を採取。
分析により、鉛の溶出状況を調査した。尚、本BTミサイルは、鉛以外の汚染元素を含まない。2-2.実験後処理
着弾したミサイルの残骸は、サンプリングにあわせて回収した。
分析完了後、汚染土壌を回収し、別施設に湿式処理により鉛を回収した。3.結果と考察
BTミサイル1発が(0, 20)の陸地に、2発が(0, 21)の海に、2発が(0, 19)の海に、1発が(1, 21)の海に着弾した。予定通り、船艇で同区域に接近して海水または土をサンプリングした。
分析結果を表1に示す。陸地の土からは規制値を超える鉛が検出された一方で、海水および海底土の鉛濃度はいずれの点においても規制値以下であった。これは、対象の陸地以外を汚染しないように、水に触れるとただちに被膜を形成する素材で鉛を包んだことが奏功したことを示している。図1には、陸地の分析箇所と鉛濃度を端的に表している。赤い点では、規制値を超える鉛が検出された。実験期間は晴天であり、雨水により鉛が拡散することはなかった。乾燥した地中における鉛の拡散速度は小さく、新型の鉛系ミサイルの着弾による環境汚染は、1hex以内に抑えられた。(表1. 各地点の鉛濃度)
図1. 陸地の分析位置と鉛濃度
https://d.kuku.lu/2f77d98f94.結言
新規に開発した鉛系BTミサイルが陸地および海域に及ぼす効果を調査した。陸上の着弾地点には規制値を超える鉛が検出されたが、1hexを越えて鉛の汚染が広がることはなかった。構造上の工夫により、海域への鉛の溶出は認められなかった。ミサイルの残骸と汚染土壌は全て回収した上で、湿式処理により鉛を回収した。これを以て、諸外国に対し、我が国産食品の輸入規制の速やかな解除を要請する。
フリューゲル暦963年–ニーカ22年–12月21日
神聖ガトーヴィチ帝国
農 林 水 産 省- このトピックは3年、 5ヶ月前に神聖ガトーヴィチ帝国が編集しました。理由: 日付、画像を追加
- このトピックは神聖ガトーヴィチ帝国が3年、 5ヶ月前に変更しました。
2021年7月8日 10:38 PM #5515瓦国報告書の発表を受け、弊国からの関係各国の回答、見解をご報告致します。
・カルセドニー社会主義共和国
カルセドニー社会主義共和国は、ガトーヴィチ政府の提供したBT兵器の詳細に関する精査を完了した。・ロムレー湖畔共和国
共和国政府はガトーヴィチ当局の公開した実験報告の内容について検討し、確認されている諸事実と照合して大きな矛盾や齟齬はないという結論に達した。・レゴリス帝国
レゴリス帝国政府はガトーヴィチ帝国政府の公開した報告書の内容について精査し、帝国政府が把握している様々な事実と照らし合わせた結果、他の声明参加国同様大きな矛盾や齟齬等は無いことを確認した。・ヘルトジブリール社会主義共和国
ヘルトジブリール社会主義共和国政府は、ガトーヴィチ帝国政府の公開したBTミサイル発射実験報告書の内容について慎重な分析や議論を行い、966年7月に精査を完了した。- この返信は3年、 4ヶ月前にヘルトジブリール社会主義共和国が編集しました。
2021年7月9日 9:35 PM #5517普蘭合衆国参加者普蘭合衆国は、本報告において汚染土壌を回収とする除染行為の詳細が省略されている点、
および、除染協力した弊国に対する経過報告も一切なかったことから根強い不信を表明する。ただし本報告における除染後の経過について、弊国が調査した内容と大きく隔たりがないことから大局的な虚偽はないと判断し本報告の内容を受け入れる。
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