嘗て、ウェールリズセ連邦共和国は混迷の8世紀を牽引したが、更なる進歩を求めてフリューゲルを宇宙船で旅たつ選択をした。
多くの盟邦に別れを告げ、旅立った我々は、最初こそ順調であったが、宇宙という人類にとって未知の多い領域には当然ながら障害が多かった。
1隻に100万人を乗せた70隻の宇宙船は今や10数隻を残すところとなり、ここに至って我々はフリューゲルへの帰還を決断し、レゴリス帝国政府と連絡を取り合い、旧領域への帰還を果たした。
我々は再びこの土地において、偉大なウェールリズセを再生する。旧き外交関係は、合意ある継承を原則とし、合意のない継承は行わない。
かつてウェールリズセとの外交関係を有していた国々が未だあるのであれば、是非呼びかけて頂きたい。
ウェールリズセ連邦大統領 セルジオ・スウィトナー(Sergio Suitner)