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ルーンレシア・ラ・フローリド外相会談

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  • #13733

    首都リント、外政府迎賓館。
    厳重な警備のもと、両国代表団の車列が石畳の中庭へと次々に到着した。

    迎賓館前には両国旗が並び、近衛兵が整列している。ホールの奥では既に官僚らが準備を整え、会談の開始を静かに待っていた。
    やがてイサベル外務院長とシェーラ外政府長は短い挨拶を終え、会談室へと入る。
    テーブルの上には書類が並び、壁際には水が控えられている。
    ※関係国の方はお越しください。

    #13734

    イサベル・モラレス殿始め代表団の諸賢、ようこそリントへ。
    改めて我が帝都にて、共に未来を語る場を設けられたことを喜ばしく思います。(微笑みながら)
    イスタシア問題において、我々は平和を希求し、そのための協調の在り方を、本会談を通じて確かめたいと考えています。
    同時に、貴国との関係を一層深め、互いの信義と尊重の上にを友好関係を深めてまいりたいものです。
    どうかこの会談が、安寧と理解をもたらす礎となることを願ってやみません。

    #13735

    シェーラ・アレクシス外政府長閣下、そしてルーンレシア帝国政府の皆様、
    温かいおもてなしに心より感謝申し上げます。

    この荘厳なる帝都リントにおいて、
    我々が“未来”という言葉を共に語り合えることを、
    私、そしてフローリド共和国政府は、深く光栄に思っております。

    平和とは、単に戦火のない静けさではなく、
    理念と尊厳が響き合う状態を指すものだと、私は信じております。
    イスタシア問題をめぐっては、貴国の抱く懸念も理解しつつ、
    我が共和国としても、その地域の人々が自由と尊厳のもとに生きる未来を、
    確かな形で築いていくことを望んでやみません。

    今日の会談が、調和を探す新たな一歩となることを願っております。

    ルーンレシア帝国は、その歴史と伝統の中で、
    王冠の下に秩序を築いてきた偉大な文明国家です。
    我々フローリドは、情熱と信念を礎に、
    市民の自由を守ることに心血を注いできた共和国です。

    この“異なる二つの国家観”が、対立するのではなく、
    互いを照らし合う、
    そうした新しい関係を築くことこそが、
    我々の世代に課せられた使命であると確信しております。

    どうかこの会談が、
    理想を現実へと昇華させるための、炎のように熱く、同時に静かなる礎となりますように。

    #13736

    イサベル・モラレス殿のお言葉、しかと受け止めました。貴国の掲げる自由と尊厳の精神、それは我が帝国が長き歴史の中で追求してきた秩序ある調和とも、決して相容れぬものではないと思います。
    早速ですが、イスタシア問題について申し上げます。
    我が国としては、軍事的手段を前提とするつもりはございません。おっしゃる通り、対話による平和的解決を最優先の方針として確認したいと考えております。
    貴国の率直なるご見解をお伺いします。(グラスを取って水を飲む)

    #13737

    シェーラ・アレクシス外政府長閣下、
    率直なご所見、そして平和的解決を明確に志向されるとのご発言に、まずは深い敬意を表します。

    イスタシアの問題は、我々フローリドにとっても決して“遠い不安”ではありません。

    選挙監視団として現地に立ち会った我々は、人民の意思を確認しております。

    ゆえにこそ、
    彼らの選択した現行の体制を、我が共和国は尊重しております。
    人民の意思こそが、我々が守るべき最初の礎であるからです。

    しかしながら、現下のイスタシアの情勢は、私ども選挙監視団が確認した人民の意思とは裏腹に、
    統治主体が定まらず、混乱が続いているのが実情です。
    共和国としても、この無秩序が地域全体の安定に深刻なリスクをもたらしつつあることを、深く憂慮しております。

    そのうえで、貴国がイスタシア地域に対して声明を発表されたこと、返答が未だ得られず、状況が切迫していることについても理解いたします。

    (姿勢を正し、慎重かつ明確な口調で)
    共和国としては、S/RES/61の安保理決議を踏まえて、
    まずはイスタシア側の代表者、あるいは代表団からの正式な回答を待つことが、望ましいと考えております。

    その回答が得られぬままに事態がエスカレーションすることは、
    イスタシア人民にとって望ましい結果を生まないと考えるためです。

    #13753

    フローリド共和国として『イスタシア側からの正式な回答を待つことが望ましい』とのご提案、そのご趣旨は十分理解し、先ほどまで当方も同様の認識を共有しておりました。

    しかしながら、つい先ほどイスタシア臨時政府より届いた回答は、残念ながら、国際社会が期待しうる対話的返答とは到底呼べない内容でありました。
    イスタシア側は、我が国への非難と敵対姿勢を露骨に表明し、ルーンレシア臣民の入境全面禁止、外交・貿易の永久断絶、さらには我が領土をミサイル実験場として活用しうるとの恫喝を通告してまいりました。
    彼らは、我が国が示した勧告を被害妄想に基づく不当な干渉と決めつけ、全面的な断交を一方的に宣言しております。
    『回答を待つ』という行動は、結果として、イスタシア側自身の選択によって、平和的選択肢の幅を著しく狭められた、というのが現状です。
    我が国は、最初から武力行使を前提とした措置を求めておりません。
    (少し声を荒らげて)
    しかし、相手側が回答を対話の拒絶と敵対の宣言として返した以上、それ相応の対応をしてまいります。失礼、取り乱してしまったかもしれませんね。

    #13755

    (シェーラの熱い訴えに面を食らいながらも)
    まずは、イスタシア臨時政府からの“正式な回答”が示されたこと自体は、評価いたします。
    混沌の中にあった同地域が、いかなる形であれ意思表示を行ったという事実は、国際社会における第一歩であるからです。
    しかしながら、、、
    (文書を手に取り、頭を抱える)
    今しがた確認した彼らの声明の内容は、率直に申し上げて、
    挑戦的で、対話の精神に著しく反するものだと言わざるを得ません。
    人民の選択した体制を尊重する我々であっても、
    “駆除”や“実験場”といった暴力を正当化する表現を肯定することは断じてできません。
    我が共和国は、そのような言辞を国際社会において許容する理念を持ってはおりません。

    それでも、我が共和国は、対話と平和的解決を求める立場を、今ここで改めて明確にいたします。
    挑発に対して挑発で返す世界を、我々は望んでおりません。
    (シェーラの熱い眼差しを静かに見つめる)
    ( 長い沈黙 —-たまに出る、関係者の咳払いのみが音を立てる )
    (その沈黙を破るように、絞り出すような声で)
    ここまで明確に“対話拒絶”が示された以上、
    平和的手段による事態収拾は、極めて困難になった
    その現実を、私どもも認めざるを得ません。
    我が共和国は、いかなる武力行使も推奨いたしません。
    しかし、イスタシア側が対話の扉を自ら閉ざしたという状況のもとで、
    ルーンレシア帝国が自国と国民の安寧を確保するための「それ相応の対応」を講じる場合、
    我々がそれを妨げる立場にはございません。

    (発言後、外務官が耳打ち「先程、別国の宮殿広報による発表がありまして、、、」)

    #13770

    (少し嬉しそうな顔で)
    ご理解と率直なご所見に、まずは深く感謝申し上げます。
    貴国が、イスタシア臨時政府の声明を対話拒絶と明確に認識されたこと、挑発の応酬ではなく、平和の原則を堅持する姿勢を示されたこと。そして、いかなる武力行使も推奨せず、しかし帝国の相応の対応を妨げないとのお言葉は、大きな意味を持つものと思います。

    (少し間を空けて)
    以上をもって、当方としてはイスタシアに関してひとまず納得のいく形で整理できたものと考えております。これ以上の議論はひとまず不要と考えますがいかがでしょうか。

    #13774

    (穏やかに姿勢を正し、静かな口調で)

    イスタシア情勢についての認識につきまして、
    閣下がお示しになられた整理と、我が共和国の見解は完全に一致しております。
    貴国がお述べになった通り、本件に関する双方の理解は、ここで一応の確認と合意に至ったものと受け止めております。

    ゆえに、イスタシア問題については、
    本日の協議においてこれ以上深入りせずともよい、
    その閣下のお考えを、私も全く同様に共有しております。

    では、もし閣下がよろしければ、
    ここからは、貴国ルーンレシア帝国の対外的立ち位置について、
    少々意見を交わさせていただければと存じます。

    帝国はKPOを離脱されて以降、
    国際社会に対して一定の距離を置く、いわば孤立主義的と見える姿勢をあえて取られている。
    しかし一方で、伝統的な君主主義国家としての威厳と規範を、
    世界に対して明確に示しつつあるようにも、我々には映っております。

    (シェーラに視線を向け、柔らかく)

    そのうえで伺いたいのです。
    我が共和国が加盟するBCATを、
    帝国はどのようにご覧になっておられるのか。

    国際秩序の再編が進む今、
    帝国がこの多国間枠組みをどのように評価されているのかは、
    我々にとっても極めて重要な指標となります。

    (紅茶の入ったカップにそっと手を添えながら)

    率直なご意見を賜れれば幸いです、閣下。

    #13781

    (少し悩んで)
    帝国の対外的立ち位置について、とのご質問ですが…
    まず、帝国が伝統的君主国家としての威厳と規範を示しつつあるとの貴国の評価は、誠に光栄であり、我が国としても心強く受け止めております。
    (目を閉じて何かを思い出すようにしながら)
    BCAT加盟諸国との関係につきましては、帝国はいずれの国とも浅からぬご縁を有しております。
    ガトーヴィチ帝国とは大規模な貿易と元首会談、ヴェールヌイ社会主義共和国とは建国初期のご支援、そして貴国フローリド共和国とは、食料貿易に加え本日のような外相会談が実現するまでに関係を深めて参りました。
    こうした関係を踏まえれば、BCATという多国間枠組みが、帝国にとって信頼に値する存在であることは確かです。
    (少し申し訳なさそうな顔で)
    ただし、一点のみ率直に申し上げますと、
    帝国としては「陣営という構造」そのものについては、依然として全面的に信用しきれているわけではありません。
    帝国が距離を置くときがあるとすれば、それは国家そのものに対する不信ではなく、あくまで陣営という仕組みの持つ硬直性に対してでございます。

    #13788

    (シェーラの慎重な言葉を静かに噛みしめながら、ゆっくりと頷き)

    閣下が率直にお示しになられたご見解、胸に深く響くものでございました。
    特に、「国家そのものではなく、陣営という仕組みの硬直性を信じ切れない」 というお考えには、私としても共感するところがございます。

    実のところ、BCATは固定化されたブロックや思想的陣営を再生産するつもりは毛頭ございません。
    この機構は、国家体制やイデオロギーの同一性ではなく、
    「互いの政治的課題を理解し、補完し、高め合うことで機構としての相互作用を引き出す」
    という、極めて現実的かつ柔軟な考え方に基づいて成り立っております。
    相互理解の積み重ねこそが、BCATの真の価値だと私どもは考えております。

    (シェーラをまっすぐに見つめ)

    もちろん、帝国が多国間枠組みに慎重であられること、それはよく理解できますし、その姿勢にも一定の理があると感じております。
    ゆえに申し上げたいのは、わが共和国としては、帝国とまず二国間での関係深化を何より重視したく考えております。

    帝国と我が共和国との関係がより強く、より安定的になれば、
    その積み上げられた信頼と協力が、結果としてBCAT諸国にも自然と波及し、
    地域全体に新たな均衡と安定をもたらす。
    我々は、そのような未来を望んでおります。

    閣下。
    帝国にとって、BCATが“距離を置くべき陣営”ではなく、
    “対話の可能性を開く柔軟な場”として映る日がもし来るのであれば、
    その扉を開く契機は、きっと今日のこの会談の中にあるのだろう。
    そのように、私は確信しております。

    #13789

    (少し驚いたような顔をして)
    イサベル殿のお言葉、確かに拝聴いたしました。
    まず、帝国が多国間枠組みに慎重な姿勢を取っている点について、共和国がその理由を理解し、また一定の理があると評価してくださったことに、深く感謝いたします。
    帝国としても、その理解は軽視できぬ重要な要素であり、両国間の信頼構築において大きな意味を持つものと認識しております。

    述べられた通り、二国間の関係をまず深く、揺るぎないものへと育てていくことは、帝国にとっても有益であり、また現実的な路線であると考えます。二国間で築かれた信頼と協力が、やがて周辺諸国へと自然に波及し、地域全体の安定と均衡へとつながる。その展望について、帝国としても決して否定するものではありません。
    イゼベル殿が言うところの 対話の可能性を開く柔軟な場としてのBCATの姿、その将来像は、決して帝国が拒むべきものではないと考えます。

    (花が咲いたように笑いながら)
    本日の会談が二国間の安定的な関係の礎となり、広い協調の一端となり得るのであれば、私、そして帝国としてもこれに勝る喜びはありません。

    #13795

    シェーラ外政府長閣下のお言葉、心より感謝申し上げます。
    帝国が示される慎重さを、我々の側が正面から理解し、その姿勢を尊重することが、こうして率直かつ前向きな対話につながった。その点に、私自身も深い手応えを感じております。

    おっしゃる通り、まずは二国間の関係を着実に、揺るぎないものとして育てていくこと。
    その重要性について、共和国としてもまったく同じ認識を共有しております。
    両国が積み重ねる信頼こそが、将来いかなる地域協調の基盤ともなり得る。この考え方において、我々の間にはすでに確かな一致があると感じております。

    本日の会談が、その最初の礎となったことを、共和国政府としても心より嬉しく思います。
    本日の対話を出発点に、両国の間で必要な協力や具体的取り組みを、今後さらに深めてまいりたいと考えております。

    (姿勢を正しつつ、落ち着いた口調で)
    共和国側から、本日の議題として追加すべき内容は現時点でございません。
    しかし、閣下および帝国政府として、本会談の場でさらに協議を希望される事項があれば、ぜひお聞かせいただければと存じます。

    #13801

    (姿勢を正して)
    イサベル殿が本日の対話を通じ、帝国の姿勢を正面から理解し、それを尊重してくださったことは、まさに本会談の大きな成果であると感じております。

    二国間の関係を着実に育てていくという認識を共有できたことも、帝国として大いに意義深いものであります。帝国政府としても今日交わされた真摯な議論は、両国が今後歩む協力の道に確かな基礎を与えるものとなったと確信しております。

    (一息置いて)
    さて、追加議題は無いとのお申し出をいただきましたが、帝国としても本日の会談において取り上げるべき主要事項は、すでに十分に協議し得たものと考えております。
    本日の対話は、今後の関係発展に向けた端緒として、誠に実りあるものでありました。

    (少し表情を緩めて)
    本日のご臨席と、誠意あるご意見に深く感謝申し上げます。本会談は、本日にてひとまず結びとさせていただきたく存じます。
    両国の未来に、より確かな安定と繁栄が訪れますことを願っております。
    (両者が近づき握手の瞬間、ぐっと力を込めて引き寄せるようにして「必ず、報われる関係にいたしますわ。」)

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