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- 2025年2月18日 10:39 PM #12634
1184年7月1日、カルセドニー社会主義共和国ネーナ・アメシスト外交委員長はノエシタ社会主義共和国連邦を訪問し、ツェントルミラにおいてノエシタ社会主義共和国連邦ヴァシリー・ドミトリエフ外務大臣と会談した。
会談の要旨
ネーナ外交委員長は、ノエシタ国内の経済情勢についての情報交換と、ノエシタの国際社会への関与の在り方について協議を行うことを提案し、ドミトリエフ外務大臣はこれに賛成した。ネーナ外交委員長は、ノエシタの人口2000万人規模の高効率先端工業国家という経済体制について、カルセドニーにとって理想的な経済体制であることを述べた。また、ノエシタ側の最友好国であるトータエ社会主義人民共和国とカルセドニーの国家体制が似通っていることに起因すると考えられることを述べた。一方で、ノエシタ国内の幸福度維持に若干の不十分さがあり、一部の幸福度施設の整備が完了していないことを指摘し、整備に向けた意欲がある場合は援助を提供する意志があることを表明した。
ドミトリエフ外務大臣は、ノエシタの幸福度指数が低いことについては国内においても課題として挙げられていたことを述べ、幸福度施設の整備を進める意欲があることを表明した。これを受けて、ネーナ外交委員長は福祉施設整備に対してカルセドニーから支援を行うことを共同宣言に盛り込むことを表明した。
続いて、両外相はノエシタ国内の食料需給状況について情報交換を行った。ノエシタは現在国内の食料需要の一部を国内の農業によって賄っていることが確認された後、ネーナ外交委員長は食料自給が一種の安全保障につながるという事実を留保しつつも、工業国は工業に特化することで生産効率を上げることが本来的には望ましいと表明した。ネーナ外交委員長は続けて、ノエシタが食料輸入先の確保において困難に直面しているのであれば、農業国との間の交渉を仲介する意志があることを述べた。ドミトリエフ外務大臣は、この仲介を受けることに意欲を表明し、共同宣言に本件が盛り込まれることが同意された。
最後に、ノエシタと国際社会の関与の在り方について、ドミトリエフ外務大臣は、貿易をより積極的に行うべきか検討していると述べた。ネーナ外交委員長はノエシタの貿易相手国がほとんどトータエに限定されている現状を認識し、多角化を考えるのは望ましい方向性であろうと述べた。
ネーナ外交委員長は、ノエシタの工業生産にはほとんど余剰がない状態であることを踏まえて、他国との貿易関係を拡大するために石油生産と木材生産を行うことが有効であることを提案した。ネーナ外交委員長は石油生産についての技術的な考慮点について述べ、ドミトリエフ外務大臣はこれらを参考にすると表明した。
両外相は、会談の最後に以下の共同宣言に署名した。
カルセドニー・ノエシタ共同宣言
カルセドニー社会主義共和国ネーナ・アメシスト外交委員長と、ノエシタ社会主義共和国連邦ヴァシリー・ドミトリエフ外務大臣は1184年7月1日にノエシタ社会主義共和国連邦ツェントルミラにおいて会談を行い、以下の共同宣言を発出することに合意した。カルセドニー社会主義共和国とノエシタ社会主義共和国連邦は、フリューゲル国際連合憲章第2条第5項の定める「国家は、正当性のない戦争行為を行ってはならない。」という規範がフリューゲルにおける平和維持のための基礎となる原則であることを改めて確認する。両国はこの規範を一貫して支持しており、先般の安全保障理事会における議論にかかわらず、この立場において一致していることを宣言する。
カルセドニー社会主義共和国は、ノエシタ社会主義共和国連邦内における福祉施設の整備促進を支持するとともに、当該施設の整備に対して援助を行うことを表明する。ノエシタ国内の人民の幸福は両国の利益であり、両国間の貿易の安定化をもたらすのみならずフリューゲル全体にとっての利益であることを確認する。
両国は、工業国が工業に特化することで生産効率を上昇させることが望ましいことについて同意する。これに関連して、ノエシタ社会主義共和国連邦内の食料需要について、同国がその食料安全保障を損なわない形でそれを満たすことができる食料供給源の確保に向けて協力することで合意する。
カルセドニー社会主義共和国は、ノエシタ社会主義共和国連邦において石油や木材といった資源が生産され、他国に輸出されることを支持する。ノエシタ社会主義共和国連邦が今後これらの資源の生産を行う場合、カルセドニー社会主義共和国はこれに対して技術的支援や助言を行うことを確認する。
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