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返信先: イスタシア地方の領有権行使に関する交渉

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#11502

まずは、ノイエクルス連邦政府から公式に交渉の提案をいただきましたこと、誠に感謝申し上げます。貴国政府がかろうじてルッコラに侵食されていない現状は喜ばしいことであります。

我がイスタシア自治政府は、前政権にあたる旧イスタシア王国の主権を暫定的ながらも継承するものであります。
したがって、前政権の降伏による、貴国の我が領域における支配権が現在も”形式的には”発生していることに異存ありません。

しかしながら、貴国政府もまた、ここ300年間に内政活動の水準がフリューゲルにおける一般的な国家のそれを大幅に下回るほどに低下していると見受けられます。災害への対応もままならず国土は荒廃し、外交活動はほぼ行われなくなり、また貴連邦内を構成するノイエクルス自由国-南瓜共和国間の流通についても南瓜共和国の銀資源輸送が途絶えて久しいなどの、これらの状況を鑑みるに、貴国自身の統治能力には大きな疑念が生じています。現在イスタシア地域に存在する採石場から得られるであろう資源についても、貴国統治下でそれを有効に活用可能か不透明であると言わざるを得ません。

先日発表されました、加烈瀬桐4国による共同声明については、我が政府としても大いに共感するところであり、貴国から提示いただいた交渉案をそのまま受諾することは妥当ではないと考えています。そこで、我が政府としては、先の声明を援用しつつ、貴国の事情にも一定の理解と配慮を加えた独自のものを作成し交渉案として提示することを決定いたしました。以下がその交渉案となります。

・ノイエクルス連邦(以下連邦)は、イスタシア自治政府及びその後継政府(以下自治政府)を国際慣習法の主権国家として承認し、自治政府の統治権が後に定める直轄領を除くイスタシア地方全域に及ぶことを確認する。
・上記の条項に基づき、連邦は自治政府の完全な外交権を承認する。
・イスタシア地方の鉱山1箇所と港湾及び付属地は連邦直轄地とし、この整備は自治政府の負担で行う。
直轄地となる地域は(12, 10)の周囲1ヘックスとし(12, 10)に防災都市、(13, 9)に大規模港、(13, 10)に採石場Lv.5を整備する。
・直轄地は連邦の統治権の及ぶ範囲ではあるが、当地における防災都市の整備が完了するまでの間、その安全保障について連邦単独での対処が難しい場合、他国の協力を得ることを連邦及び自治政府は了承する。
・直轄地から産出される資源は、自治政府の需要を最優先とし、その余剰を連邦の財産と扱う。ただし、連邦の最低限の財産分として6ターン当たり石材5000万トンを設定する。
・直轄地内(13, 10)の鉱山については、国際的な資源需要の要請その他の事情を鑑み、必要に応じて鉱山転換及び転換後の資源分配について協議するものとする。
・直轄地の存続期間は本協定の発効後20年間とし、存続期間満了後は自治政府に返還される。

以上の案を基に、有意義な議論が進むことを願います。

イスタシア自治政府代表