2019/01/11 19:45:59
ヘルトジブリール社会主義共和国との貿易ミスの責任を取りキンスキー内閣は総辞職し、民衆院議員選挙が行われました。選挙前には自由党を離脱した議員と共産党が合流し、社会主義実現を訴える左翼党が結成されました。連立関係にある保守•自由党は選挙協力を行っています。
確定した選挙結果は以下のとおりです。鍵括弧内は選挙前議席です。
保守党 71(106)
自由党 89(98)
愛国党 97 (60)
ラシュハの声 26(27)
左翼党 10 (0)(前身の一つである共産党は1)
無所属 7(8)
貿易ミス問題を追及した愛国党が躍進し第一党に躍り出ましが、保守•自由連立政権はなお過半数を確保し政権維持に成功しました。与党第一党に当たる自由党党首が首相に選ばれる見込みです。
また、今回の選挙を受け、王政廃止・共産化を掲げる極左政治団体である「トラハト=ラシュハ人民共和国臨時政府」が正式に結成され、首都圏を中心に選挙活動を繰り広げました。しかし、同団体の大々的なキャンペーンにもかかわらず、事実上の「外国の手先」と見なされたこの団体はほとんど支持を得られず、同じく社会主義を掲げる左翼党にさえ距離を置かれるなど、そもそも候補者の擁立にすら苦しむ有様であり結局ほとんどの候補が小選挙区の最下位で落選するなど1議席も得られない大敗を喫しました。