2018/11/30 19:12:38
【国会開会】
両院の議員が集う貴族院において、マンフレート三世陛下が国会開会を宣言いたしました。前国王陛下の御崩御を受けて即位された陛下にとって、この儀典は初めてのことですが無事に終了しました。
なお共産党の民衆院議員はこの式典を欠席しました。
【キンスキー首相続投】
開会直後には民衆院議長、副議長の選任投票が行われ、議長には与党第一党である保守党議員が、副議長には野党第一党である愛国党議員が選任されました。
続いて、首班指名選挙が行われ、保守・自由両党の支持によりキンスキー首相の続投が決定しました。なお、首相指名は民衆院の専権事項であるため、貴族院では行われません。
選挙直後には議席減の責任をとって辞任するのではないかという観測がなされました。ですが選挙から国会開会までの日程が短く、保守党内部の反キンスキー派が自由党にも支持される対立候補を決定する時間がなかったことが要因としてあげられます。
【共産党禁止法案否決】
愛国党が民衆院に共産党禁止法案を提出しましたが、保守・自由党などの圧倒的多数で否決されました。なお、両院の規則では法案提出には総議員数の一割(予算を伴う法案、内閣不信任案等は二割)の署名が必要ですが、愛国党は直前の選挙で躍進しこの要件を満たしています。
また保守党の一部議員には採決に参加せず棄権する動きが見られました。
【ガトーヴィチ帝国との間で貿易規模が拡大】
ガトーヴィチ帝国との間で商品輸入協定が結ばれました。商務省高官によりますと、この措置は商品供給源多様化の一環であるとのことです。