2014/04/02 20:36:48
523年2月中旬
エルツ帝国連邦で第3回目の総選挙が行われた。
建国から5年が経ち、宰相の引退、聯盟への加盟などエルツを取り巻く国際情勢が目まぐるしく変わる中で、今回の選挙は9つの党が250議席を争う選挙戦を戦った。
党名はそれぞれ与党第一党のエルツ中央党、野党第一党のエルツ国民党、その他エルツ労働党、エルツ自由党、連邦代表、エルツ社会党、調和の党、エルツゾロアスター教会、エルツ共産党である。
各党の国会の選挙での論点を上げる
○エルツ中央党・・・「自立できるエルツ」をスローガンに軍隊創設、臨海部の都市化と農村の保護を推し進める政策をアピール。
国内の貴族からの大規模な後押しがすさまじい。
○エルツ国民党・・・「世界に羽ばたくエルツ」がスローガン。商業重視路線&学業重視、低い教育水準に物申す。
資本家からの支持が厚い。また今回の選挙では有識者からの票も期待できる
○エルツ労働党・・・賃金の上昇、労働組合の結成、労働者の地位向上の三本の矢が大きな目玉。
地方労働者からの支持は得ているようだが。
○エルツ自由党・・・平等選挙、授業料無償化、貴族政治の打破を掲げる
都市部の学生からは人気がある
○連邦代表・・・一貫して帝国内の連邦諸国の地位向上が目標。政策は明確だが、その方法があいまいな点が見られる。
地方役人から支持があるようだが。
○エルツ社会党・・・「強いエルツ」がスローガン。国内の産業基盤の底上げが政策目標だが、具体的政策はなし
都市部やスラムの労働者から人気があるようではある。
○調和の党・・・軍隊創設反対。聯盟からの即時脱退。世界平和のために永世中立を掲げる
どこかに支持層があるのだろう。
○エルツゾロアスター教会・・・国政はゾロアスター教の統治によって安定するという宗教政治を謳う。
一部の過激派ゾロアスター教徒から支持があるようだ。
○エルツ共産党・・・軍事力反対。労働者の地位向上。王制廃止。が主な政策か、情報が数無く詳細不明。
支持層は都市部の中流階級だとみられる
各党様々な政策を掲げるが記者としては所々政策がかぶっている党が多く、ただ単に選挙資金として国から出される援助金目当ての党があるのではと勘ぐってしまう。
閑話休題
では選挙結果はどうなったか?以下のような結果となった。
総260議席
エルツ中央党 170議席
エルツ国民党 47議席
エルツ労働党 19議席
エルツ自由党 10議席
連邦代表 7議席
エルツ社会党 6議席
エルツ共産党 1議席
エルツゾロアスター教会 0議席
調和の党 0議席
結果はエルツ中央党が他の政党に圧倒的なほどの差をつけて快勝
これにより内相にはマクシミリアン外相兼内相が再任された。
総選挙後初めて行われた議会には陛下が直々に謁見なさられた。
その場で陛下はこの結果を見られ、選挙について考えを改める必要がある。と一言おっしゃられた。
その後宮内卿エルヴァシウス公爵が陛下に代わられ宰相就任の儀を執り行われ新宰相にマクシミリアン外相兼内相を任ぜられた。
これでマクシミリアン侯爵は内相兼外相兼宰相となられた。もう訳が分からない。
新宰相兼内相兼外相マクシミリアン侯爵は議会の終わりに「今回の選挙の結果、国民が何を思っているかが分かった。これからもエルツの為に粉骨砕身の精神で戦っていく」と締めくくられた。
新内閣については情報が入り次第お知らせする。