2013/04/20 16:07:58
466年11月××日
アヴェスター発禁問題で悪化していたスオミ王国への世論は落ち着きを取り戻している。
我が国の対スオミ王国感情悪化はゾロアスター教が広まった経緯が説明されていなかったことによるところが大きい。その説明がなされた今、スオミ王国と国交を結ぶのを拒む理由はないはずである。
国民からの声
「華夏からの亡命者というのなら納得がいくよ。中夏民国がこの件を知っていたというなら、情報がほとんど出ていなかったあの時期にスオミ側についた理由も説明がつくだろうしね。」
「発展後の信教の自由を保証しているんだから、国交を結んでも問題ないと思うよ。」
【ゾロアスター教は危険か否か?】
今回問題となったゾロアスター教について、現在クルジスタンに訪問中のレゴリス帝国の宗教社会学者ミチル・エリアーさんにお聞きしました。
(ゾロアスター教が危険な宗教というのは間違いであるとのことですが)
「もちろんです。貴社の報道記事では、祆教国問題やミサイル発射を根拠にゾロアスター教は危険であると結論づけていましたが、どちらもゾロアスター教自体が直接的原因であるとは言い切れません。特にミサイル発射に関しては明確に否定できます。この件は軍の主導権を握ろうとして起こした、という証言がありますから。」
(スオミ王国のアヴェスター発禁に関してはどう思われますか?)
「肯定はできませんね。デリケートな問題なのでこれ以上の発言は差し控えさせていただきます。」
(今後ゾロアスター教がクルジスタンに広まっていく可能性は?)
「高いと思いますよ。クルジスタンの文化は新しいものを取り込んでどんどん多様化していっていますから。ただクルジス人には取り込んだ文化に対し、独自の解釈を入れるという特徴があるので、
一般国民レベルにまで広まった時には違う宗教になっているかもしれません。今後敬虔な信者が増えていくかどうか、という意味の質問ならば答えはNOですね。」
(インタビュー一部抜粋)
ミチル・エリアーさんによれば、ゾロアスター教は決して危険な宗教ではないとのことだった。ゾロアスター教が国内に広まっていくのはそう遠い話ではないかもしれない。