2013/04/17 20:30:38
466年 5月×日
スオミ王国はゾロアスター教の聖典アヴェスターを発禁処分にしたと発表した。
この理由について、スオミ王国は未だ具体的な理由を表明していないため、クルジス国内では様々な憶測が飛び交っている。
ゾロアスター教といえば、祆教国問題や過激派によるミサイル乱射など話題に事欠かない宗教である。こういった経緯からゾロアスター教は危険視されても仕方ない宗教であり、アヴェスター発禁もやむを得ないであろう。
しかしスオミ王国は建国から五年も経っていない歴史の浅い国であり、聖マズダーとは国交すら結んでいないため、布教が行われていたとは考えにくい。アヴェスター自体がスオミ王国に存在していたかどうかも怪しい。
未だにこの件に関する詳しい説明がなされていないことも相まって、国民の間ではアヴェスター発禁の発表は単なる挑発行為であるという考えが主流となっている。不自然な極秘通信が多いのも、その原因の一つだろう。
クルジス政府の正式な声明は出されていないが、クルジス国民のスオミ王国に対する第一印象は最悪である。
このような状態でかの国と国交を結んでしまえば、国民の反感を買うのは間違いないだろう。
国民からの声
「どういう経緯でゾロアスター教が広まったんだろう?他の国から宣教師が派遣されたとは考えにくいし……聖マズダーはスオミ王国とコンタクトも取らずに宣教師を送ったんだろうか?」
「とにかく情報が少ない。共同通信で済ませるのはやめて欲しい。まるで昔のクルジスタンを見ているみたいじゃないか!」
「話が急すぎる。妙に極秘通信が多いみたいだけど、どこかにそそのかされたの?」