2014/03/09 20:35:52
この1月から2月初めにかけてはエルツにとって忘れられない日であることは間違いないであろう
1月中旬にはエルツ初の遊園地がたてられ1月下旬には神社がたてられた。
どちらも政府の大規模な支援のもと建造が行われたものだ。
国民たちは次々と完成していくエルツの近代的な施設に瞳を輝かせ、近代国家エルツの姿を脳内に思い描いていたことだろう。
しかしこの近代化計画最後の締めであった議事堂建設で問題が発生した。
政府内で議事堂建設に反対する一派がおり議事堂建設が中止されたのだ。
記者が聞いた情報によると反対派は建設予定地に集まっていた建材を盗み、建設続行を不可能にさせたようだ。
帝国警察がこの事件についての捜査を渋っていることからこの事件の犯人の背後にはかなり位の高い政府要人がいることは間違いないようだ。
国内ではこの事態に一部有識者より政府が独裁体制の本質を見せてきたと非難の声が上がり、都市部の学生などにその声が波紋しつつあり、都市部は大変危険な事態にある。
それほど国内で立憲政治を求めていたのか、と記者は疑問符をつけたくなるところであるが、宰相がこれまで国を取り仕切っていて、一番の大失態であり対応に失敗すれば国を転覆させる事態になるのではないかという心配をせざるを得ない。
何はともあれ、宰相の十カ年計画は失敗し、この後政府がどのような対応をするのか。それがこの後の焦点であろう。
————今日の標語————
政治とは足の引っ張り合い
エルツ通信連邦支局