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ノイエクルス通信 アンティシパーダ4号

2007/06/23 3:25:53

===治安維持警察、NPRF集会に解散命令===
治安維持警察は15日に臨時首都フリータウンで開かれたノイエクルス人民革命戦線(NPRF)による集会に対し解散命令を発令、機動部隊を投入し市中央部の民主革命記念広場(旧元老院広場)で開かれていた集会を武力により解散させた。
同集会は10万人(NPRF発表)が結集しシュツルムに妥協的な態度をとる政府と議会を糾弾する目的で開かれたもの。
国内では穏健派政党や中道派政党への支持率が戦争の長期化と相まって低下、最新の世論調査ではNPRFが52%の支持率でトップに立つ事態となっている。
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===シュツルムとの和平交渉大詰めか?===
シュツルムとの和平交渉がいよいよ大詰めの様相を呈してきた。
依然シュツルム側が我国の提示した条件に難癖をつけて少しでも支払を極小化しようとしているため交渉が締結するのはもう少し先と見られるが、両国の主張に大きな隔たりは見られず10年以上続いていた戦争がようやく終結に向かうと見られ、平和への期待が高まっている。

===与党・政府、総選挙を警戒===
シュツルムとの和平機運が高まる中で与党国民行動党と中道派の野党愛国者党が総選挙を警戒している。
というのも、現在我国では戦時非常事態法に基づき10年以上総選挙の実施が見送られているため、和平交渉が妥結した場合即時議会解散、総選挙となる。また同時に大統領選挙も実施される。
しかし現時点ではNPRFが最大与党となる公算が極めて高い上に、大統領選挙でもNPRF議長のロベルト氏が優勢になると見られている。
このため与党は戦争は終わって欲しいが選挙はしたくないという微妙な板ばさみの中で苦しい舵取りを迫られている。

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