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帝国新報 【政治】民主帝国法成立 再来年1月に国号変更へ/【政治】混迷するミルズ内戦

2019/06/14 22:58:58

[size=large][b]【政治】民主帝国法成立 再来年1月に国号変更へ[/b][/size] 840年-マリヤ4年-7月、帝国新報電
[url=http://tanstafl.sakura.ne.jp/uploads/gotovit_1560520210_serbian-parliament.jpg][img align=left]http://tanstafl.sakura.ne.jp/uploads/thumbs/gotovit_1560520210_serbian-parliament.jpg[/img][/url][b]ガルモーニナ為政院は840年-マリヤ4年-1月、民主帝国法案を帝国議会に上程し、同法案は、与党である労働党および社会民主党、ならびにガトーヴィチ共産党の賛成多数で可決、成立した。[/b]民主帝国法が示す、ガトーヴィチの新国家像は、どのようなものであろうか。

[i]写真:民主帝国法成立後、演説を行うガルモーニナ為政院総理大臣[/i] [b]1. 格差社会から平等社会へ![/b]  我が国は、427年の建国以来、資本主義を標榜し、過去にはEDTO(資本主義市場経済相互援助条約機構)に加盟して社会主義との対決姿勢を示した。しかし、400年余りの資本主義体制は、常に富める者と貧しき者、地位ある者と地位なき者の格差を抱えており、抜本的な改革を必要としていた。
 新国家においては、厚生労働省の下部組織として[b]「監督庁」[/b]と[b]「斡旋庁」[/b]が設置される。「監督庁」は、各業種全企業執行部の上に立つ組織であり、社員のライフステージに応じた昇給制度や、終身雇用制度の実施状況を監督する。「斡旋庁」は、ХР(Хорошая Работа)式職業適性検査の結果に基づき、無職の国民を、最も適性があると思われる国営企業に斡旋する。こうして、ХР検査の受講を希望した国民は安定した職を得て、誰もが生きる喜びを享受することができるのである。このような社会主義風の新しい経済体制の構築は、昨年滅亡したヴェールヌイ社会主義共和国より招聘せる官僚らを中心に行われることが期待される。
[b]2. 労働者の鑑としてのリーソフ家[/b]  我が国では、427年の建国以来、リーソフ家(君帝家)の人間が国家元首を務めてきた。ある時は大スラーヴ主義の権化となり、ある時はナショナリズムの象徴となったことの是非はさておき、新国家においても、リーソフ家が国家元首である事に変わりはない。
 しかし、新国家において、リーソフ家が国費で旧時代的な儀式を執り行ったり、よもや政治的な権力を握ったりすることはない。[color=5C3566][b]リーソフ家は、農業、製造業、サービス業など、日々さまざまな形の労働に従事することにより、新国家のガトーヴィチ人労働者の「模範」となるのである。[/b][/color]なお、君帝制と同時に帝国の独自性を象徴してきた元号は、リーソフ家の行事においてのみ用いられ、公文書や、帝国新報においては使用されないことが決定している。
[b]3. 外交に生ずる変化[/b]  ガトーヴィチ帝国が結んでいた条約ならびに二国間関係は維持される。今後は、民主帝政の先達である香麗民主帝国や、フリューゲルを席巻する社会主義国群との関係が緊密なものとなるだろう。

[size=large][b]【政治】混迷するミルズ内戦[/b][/size] 840年-マリヤ4年-9月、帝国新報電
 王党派の武装蜂起により内戦状態に陥ったミルズ地域は、普蘭合衆国が王党派指示を表明して20万人規模の派兵を示唆し、中夏人民共和国が革命勢力を支援する用意があると表明し、周辺海域を航行していたローレル船が沈没するなど、誠に混迷を極めている。政体変更期にある我が国は、ミルズ内戦に対して不干渉を続けているが、外政省の調査によりミルズ地域の情勢が判明した後の、ガルモーニナ為政院の対応が注目される。

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