2019/06/04 22:03:09
[size=medium]【政治】新国家体制成立へ クラリス共和国地域に3か国政府が樹立[/size] セニオリス地域統治委員会は、セニオリス地域平和維持活動の一環として行われた住民投票の結果を受け、クラリス共和国地域を民族構成に配慮した形で分割することを決定した。そして本日、統治委員会指導の下、セニオリス連邦・ブロワ王国・ユアネイレ共和国の三カ国がそれぞれ発足した。新国家の概要を以下に示す。
セニオリス連邦
旧セニオリス共和国のうち、ノルテアレフィス県、エンデルヴァルト県、ユーダリル県の3県及びハルクステン特別市から構成される共和制国家。基本的にはセニオリス共和国の国家制度を継承するが、旧セニオリス共和国においては不十分だった地方自治権を大幅に拡大することを受けて連邦制へ移行し、県制度は廃止されて新設される州がこれを継承する。
首都:ハルクステン特別市
元首:ビルギット・ニルソン大統領
ブロワ王国
旧ブロワ県及びフレズヴェルク県アガートラーム島から構成され、ラングラード皇帝家を立憲君主として推戴する。ラングラード=カルス帝国の後継国家と位置付けられるものの、民族名を国名に冠することは領内のセニオリス人の反感につながり、民族対立が発生するおそれから、地域名が国名として選定された。
首都:アルラス市
元首:国王クリスティアーネ1世
ユアネイレ共和国
ユアネイレ県及び南東部「怪獣ランド」から構成される共和制国家。かつてのRMS(資源管理システム)を発展させた人工知能を国家機能の中枢に導入し、国家元首を有さない人工知能管理による共和国となる。人口20万人の極小規模な国家となるため、人工知能による完全管理は可能であると見込まれている。
首都:クローディア市
元首:マザーコンピュータ・RMS-E231-4
なお、旧セニオリス共和国首都で最大都市のエルドラード特別市と、民族対立がみられ難しい局面にあるハルクスタニア県の処遇は現時点で定まっておらず、今後も統治委員会内で協議が行われる見通し。
[size=medium]【貿易】共和国政府、各国に貿易取引の中止を要請[/size] 16日、セニオリス地域統治委員会は「セニオリス地域における治安維持活動の実施に関する協定」の第6条第3項に基づき、現在クラリス共和国が各国と行っている貿易取引の中止及びカルセドニー社会主義連邦共和国への資源輸送を政府に指示した。[b] これを受け共和国政府は、各国に対し取引中止を求める要請を発表した。[/b] なお、統治委員会の発表によると、従来の定期取引は今後カルセドニー経由で継続される模様。
フリューゲル暦 30207期 839年 1月22日