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L’Osservatore Erana 【号外】首都近郊に巨大隕石落下 犠牲者は150万人超

2019/04/28 22:38:29

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              [size=x-large]L’Osservatore Erana[/size]   フリューゲル暦832年 11月20日
        [i]Unicuique suum[/i]                    [i]Non praevalebunt[/i]  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[/b] [b][size=large]【号外】首都近郊に巨大隕石落下 犠牲者は150万人超[/size][/b]
[img]https://prt.iza.ne.jp/kiji/world/images/161212/wor16121208010004-p1.jpg[/img]

 本日未明、首都ペルセポリス東部近郊の森林地帯に巨大隕石が落下し、ペルセポリスを含む広範な地域に壊滅的な被害をもたらした。詳細は明らかではないが、被害地域は国土の2割に及び、犠牲者は150万人を超えると推測される。
 隕石災害により首都機能が喪失したため、教皇庁は救世軍北部基地に臨時拠点を設営し、救助活動に全力を注いでいる。中夏人民共和国による寄進を得て先日に竣工したアフラ・マズダー大神殿とカルティール大聖堂はともに隕石衝突の爆風により倒壊し、礼拝に訪れていた多数の信徒が下敷きとなっているとみられる。
 首都消失により経済活動が停滞しており、国内商業活動は全く機能しない状況になっている。ミルズ皇国、ロムレー湖畔共和国より支援物資が輸送される見込みであるが、推測される被害規模は大きく、復興には多大な時間と費用が掛かると思われる。

[b][size=medium]【社会】「アンラマンユに屈してはならない!神は皆とともにある!」教皇聖下が被災地で激励[/size][/b]  隕石落下の報を受け、国営採石場を視察に訪れていた教皇聖下は避難所に急行し、被災者を激励された。被災者たちは教皇聖下の言葉に安堵の表情を見せ、悲しさの中にも希望を見いだした様子であった。
 教皇聖下はその後に開かれた会見で「今回の隕石災害は教皇国再建以後、最大の試練である。我々の信仰と善良な心が試されている。アンラマンユに屈してはならない!神は皆とともにある!マズダー神の加護を信じ、善良な行いを続けていけば、何も案ずることはない。」と述べられた。

[b][size=medium]【経済】ヴェニス社がエーラーンに進出[/size][/b]  全世界に展開し、自社統治領をも有する多国籍企業のヴェニス社がエーラーン国内に法人を設立し、本格的にエーラーンでの事業を開始した。
 エーラーンでは国内最大の財閥であるターター財閥や大手コングロマリットのズィーメンス社などが優越的な地位を盤石なものとしており、そこにヴェニス社がどの程度食い込んでいけるのかが注目される。

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