2019/04/24 22:29:38
【下院議員選挙実施、大統領交代】
832年3月に実施された下院総選挙は、与党であるカドレン自由党が過半数を維持する結果となった。大統領には、任期を迎えたデリック・エメリーに代わり、スコット・バルフォア前内務大臣が下院の賛成多数で選出された。
議席は以下の通り。
823年3月下院選挙結果
与党
カドレン自由党 68議席
野党
保守党 42議席
カドレン共産党 7議席
愛国者戦線 3議席
合計 120議席
自由党政権下で経済、外交ともに安定しているため、下馬評通りの選挙結果だと言える。一方で、野党は明暗が分かれた。自給経済の是非を巡って党が分裂した保守党は、政策の見直しを行った保守党が野党第一党を維持したのに対し、離党して自給経済を掲げた愛国者戦線は、大きく議席を減らす結果となった。
また、初の国政選挙だったカドレン共産党は、7議席を獲得している。
【レゴリスによるセニオリス併合宣言】
831年9月28日に発表されたレゴリス帝国によるセニオリス共和国併合宣言は、諸外国に驚きと困惑をもって迎えられた。ヴェルトミュラー総統の声明によれば、セニオリスの諸改革を行い、次期を見て独立の是非を問うものであり、2年前から協議した結果であるという。しかし、足柄前総統がSNS上で否定的意見を述べるなど、レゴリス国内でも賛否が分かれているようだ。
就任早々この件についてコメントを求められたバルフォア大統領は、「政府として二国間のことに口を挟むことはできない。両国の国民が正しく判断するだろう。」と話した。