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王国通信 ヘルトジブリール社会主義共和国の貿易ミス発覚 他

2019/01/08 18:50:22

 信じられないニュースが飛び込んできました。商務省はヘルトジブリール社会主義共和国(以下、ヘルトジブリール)から、王国との貿易でミスがあったという通知がなされたと発表しました。
 商務省によりますと王国は銀1万2000トン、資金8兆vaを対価に商品40兆va相当を輸入するという契約をヘルトジブリールとの間に結んでいました。しかしながら、15兆Va相当がヘルトジブリールのミスにより輸送されていなかった事が判明しました。未輸送の商品を合計すると商品900兆va相当になるとのことです。両国間で協議を行い、未払いの商品代金に相当する資金450兆vaを王国がヘルトジブリール国債として保有することで未払い商品の問題は決着しました。同国債の支払いは砲弾でなされるとのことです。また商品の定期輸送を25兆va相当から契約通りの40兆va相当に正常化することは、王国の商品需要を著しく超えるものであるため、当面は35兆va相当の定期契約が行われるということです。

 保守党幹部によるとヘルトジブリールのミスとはいえ、額の大きさを考えれば内閣総辞職は避けがたいのではないかということです。
 この発表を受け、愛国党党首のブランク・トット議員が演説しました。
「900兆vaもの商品が送られないことに気づかない! そんな馬鹿げたことがあるだろうか。これは単純ミスなどではない。陰謀だ。ヘルトジブリールから腐敗したキンスキー政権や官僚に金が渡っていたのだ。まさしく我が国の金と銀が盗まれていたのだ。工業国は嘘つきの共産国家だけではない。政権を取ったあかつきには誠実な民主主義国家と契約を結ぶ必要がある。」

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