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王国通信 ヘルトジブリール社会主義共和国との間の貿易協定に賛否分かれる

2018/10/15 19:50:14

ヘルトジブリール社会主義共和国との間で貿易協定が結ばれた。本協定の特徴は王国が多大な銀を定期輸出をする代わりにヘルトジブリールより多大な商品輸入を行うものである。
この協定の背後には銀あたりの商品生産量が低い先端工業国に対して、複数国から根強い非難が行われている国際情勢が存在する。
本協定により王国の銀輸出と商品輸入が大幅に増えるため工業生産は壊滅的な打撃を受けることが予想される。そのため協定内容が報道された時から猛烈な反発が生まれた。
以下、締結を受けた各界の反応。

王国企業連盟は以下の一節を含む声明を出した。
「本協定は国際分業を促進し王国経済の発展を約束するものだ」
著名な経済評論家ヤコブ・フリードマンは本通信の取材に対してこう答えた。
「キンスキー首相が説明する通り、この協定は互恵的なものです。国際分業が効率性をもたらすことは国際経済学の初歩です。株を買っておくことをおすすめします。ただし工業株以外をね」

愛国党党首ブランク・トットは国会前のデモ集会でこう言った。
「これは不平等条約だ。王国民は資源だけではなく職も失うのだから。キンスキー家は歴史ある名門貴族だが、首相は売国奴だ」
自動車労連は声明を以下のように結んだ。
「首相。もし王国産の自動車に乗り続けたいと思うなら協定をすぐに白紙撤回してください。協定の期限が切れる一〇年後に後悔してももう遅いのですから」

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