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The Weekly Telegraph 【国際】成蘭外遊 ∥ 【政治】フリューゲル同時社会不安、連邦に直撃、深刻な影響も

2016/01/11 17:48:36

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       [size=x-large]The Weekly Telegraph[/size] ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[size=large]フリューゲル暦632年 1月16日[/size][/b] [b] [size=large]【ヴェンデッタ大統領、初外遊に成蘭連邦王国】[/size][/b] ルーベン・ヴェンデッタ大統領はフリューゲル暦631年11月21日、4日間の日程で成蘭連邦王国を訪問した。
 ヴェンデッタ大統領は成蘭に到着早々、近年即位したばかりの黒石治憲新国王に謁見した。大統領が即位のお祝いの言葉と共に、「フリューゲルの政治経済文化の先駆者、先導者たる成蘭連邦王国を訪れる事が出来、嬉しく思います。我が国が成蘭から学ぶ事は非常に多く、これを機に両国関係が深化する事を願います」と述べると、黒石治憲国王からは「国際社会で圧倒的な存在感を示す一方、独自のきめ細やかな文化が発達する共和国から客人を迎えることができ嬉しく思います。両国は外交政策上、交わることが少ないといえますがこれを機に政府間交流のみならず民間レベルの交流が深化することを切に願います」との言葉を賜わり、一時間程黒石治憲国王と歓談した後、宮殿を後にした。
 二日目に訪れたのはFENA(フリューゲル経済諸国同盟)議場で、ENEC(新興諸国経済理事会)より長い歴史を持つ議場を見学。「FENAの存在がフリューゲルに安寧をもたらした事は疑いようもない」とコメント。今後のENEC運営に課題が残る中、FENAの沿革について担当者から話を聞き、議場を後にした。
 三日目に訪れたのはフリューゲルトップクラスの金融市場を有す成蘭市の金融街で、成蘭の企業関係者らと三時間程歓談した後、黒石治憲国王主催の晩餐会に出席。成蘭の政界関係者らと夕食を楽しみ、両国文化について歓談した。関係者によれば、晩餐会後、近年緊迫している安全保障環境や両国経済について成蘭政界関係者らと議論したという。
 四日目、ホテルで記者会見を開いた大統領は成蘭連邦王国を絶賛し「成蘭は政治・経済・軍事何れをとってもフリューゲルになくてはならない大国。今後もフリューゲルの安寧の為にその力を発揮される事を切に願う。我々ウェールリズセも、成蘭連邦王国を見習い、フリューゲルの安寧と、公正な世界の実現のために力を尽くす事を誓う」とコメント。途中、安全保障問題に関連して、記者団からヴァノミス問題について質問されると、「ヴァノミス問題は近々、最終的かつ不可逆的な解決を見るだろう」とのみ短く答えた。
[b][size=large]【全土で暴動発生、政府は建国史上二度目となる戒厳令を発令】[/size][/b] [url=http://tanstafl.sakura.ne.jp/uploads/rella_1452502116_15ab1c0c-s.jpg][img align=left]http://tanstafl.sakura.ne.jp/uploads/thumbs/rella_1452502116_15ab1c0c-s.jpg[/img][/url] (写真=市街地に展開中の連邦軍治安維持部隊)
 世界同時社会不安はウェールリズセをも襲った。大統領の成蘭からの帰国と同時に、ウィリーツェン証券取引場ではウィリーツェン総合指数が急落、サーキットブレーカーが三日連続で発動する事態となり、632年早々、企業のチャプターイレブンの申請が相次いだ。失業者数は前年比4.9%上昇、これによりウィリーツェン、サンジュブレ、アゼロティータ、サントテルザの四大都市では労働組合を中心に政府と大企業を対象とした批判が相次ぎ、暴動が発生。治安部隊が出動したものの、暴動が治まる気配はなく、外国人は相次いで帰国。590年代以降、初めての大恐慌に陥った。
[url=http://tanstafl.sakura.ne.jp/uploads/rella_1452502153_Paris-Terror-Attacks-St-Denis-Siege.jpg][img align=left]http://tanstafl.sakura.ne.jp/uploads/thumbs/rella_1452502153_Paris-Terror-Attacks-St-Denis-Siege.jpg[/img][/url]  ウェールリズセ大統領府と内務省、国務省は相次いで会見を開き、632年中は『地方政府の権限を停止』『夜間の外出の禁止』『治安部隊の指示に従わない場合は治安部隊が一時的に違反者を拘禁する事を許可する』旨を取り纏めた大統領令の公布を宣言。また、各種世論調査で9割以上の国民が大統領の辞職と議会の解散を迫っている事にも触れ、632年の危機が去ると同時に大統領の辞職と議会の解散を行うことを確約した。
 同時に財務省も会見を開き、社会保障と社会不安の回復のため、200兆規模の追加予算の承認を議会に求めると共に、財源については連邦史上初となる国債発行により、100兆Vaをヴェールヌイ社会主義共和国政府の引き受けの上で発行したと発表した。連邦に訪れた苦難は、未だ続くと見られ、ウェールリズセ関連株は連日ストップ安に迫る勢いで急落している。
 ウェールリズセ内務省の報道官は、一連の同時多発的な社会不安の理由について「安全保障環境の急変による世界的な情勢不安に加え、QOLの低下が原因と見られるが、先進国で特に深刻化している資源不足もまた世界経済に悪影響を与えている可能性は否めない」とした上で「国外の経済的不安に対しては連邦政府も尽力するし、国内的には労働組合の求める賃金上昇や失業率の低減に全力を注ぐ」とコメントした。ヴァノミス問題以後、初となるENEC総会の開会も検討すると見られる。

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