2015/12/20 17:40:59
[url=http://tanstafl.sakura.ne.jp/uploads/rella_1450602664_A5A6A5A7A1BCA5EBA5EAA5BAA5BBCFA2CBAEB6A6CFC2B9F1_60_66756C6C73697A655F6469737472.png][img align=left]http://tanstafl.sakura.ne.jp/uploads/thumbs/rella_1450602664_A5A6A5A7A1BCA5EBA5EAA5BAA5BBCFA2CBAEB6A6CFC2B9F1_60_66756C6C73697A655F6469737472.jpg[/img][/url][b][size=large]【大統領、連邦議会で演説 = テレグラフ・ウィークリー ウィリーツェン総局】[/size][/b] ヴェンデッタ大統領は連邦議会でヴァノミス問題に関する演説を行い、上院下院議員列席の中で、ヴァノミス問題に対する連邦の行動の必要性について訴えた。この中でヴェンデッタ大統領は、今日の状態を招いたのはヴァノミス王国のみの責任とは言えないとした上で、名指しこそしなかったものの、ヴァノミス王国に資源の呪いを輸出した国がいる、と指摘。以下、ヴェンデッタ大統領の演説の一部を引用する。
[i]“後進国の殆どでは、政府あるいは為政者が、無為無策によって各国からの支援や、国民の血税を無に帰すか、あるいはこれらの支援や税の徴収で私腹を肥やしています。これらを助長しているのは、残念なことに一部の先進国であります。彼らは、新興国を支援するという建前の元、彼らをリソースカーズへと追い込んでいます。”[/i] [i]“今日の問題の大多数は、先進国の一部が無責任にヴァノミス王国へ援助を行い、あるいは現体制を維持するための武力さえも提供したことにあります。彼らの行いこそが非難されて然るべきであって、ヴァノミスの問題はごく一部の事象に過ぎません”[/i] [i]“彼らは驚くべきことに、自らの行いに対する責任を負わず、今日の問題の全てをヴァノミス王国に帰そうとしています。彼らはヴァノミスの人民の今後のことなど考えていません。ただ頭の中にあるのは、自らの資源権益の維持のみです。果たしてそのような国家にヴァノミスの今後に関して、与らせる事が正しいと言えるでしょうか?”[/i] 議会で演説を終えた大統領は記者団に対して「各国が先進国としての”正しい”義務を果たすことに期待したい」と述べた。
[b][size=large]【寄稿】100年前の亡霊[/size][/b] 537年 8月下旬、フリューゲルに衝撃が走った。昭栄国が[b]「エーラーン教皇国において市民を対象とした虐殺が行われている」[/b]と指摘した上で、これを[b]「紛うことなき世界史上最も悪質な自国領内の市民虐殺である」[/b]と非難したのである。これに対して、当時のエーラーン教皇国政府は[b]「目標地点一帯は取り壊しが決まっていた仮設住宅地であり、空き地であった。被害者は存在しない」[/b]と反論。この反論に対して昭栄国は、[b]資料を多数揃えた上で、空き地でなかった事を指摘[/b]。また、[b]更なる証拠隠滅のためにエーラーン教皇国が130万人もの市民を虐殺した[/b]上で、この残虐行為がエーラーンのみならず[b]SCLN全体に蔓延っている[/b]可能性を指摘した。エーラーン教皇国は尚も反論を続け、昭栄国の指摘を[b]「妄想」[/b]と一蹴。エルツ帝国も加わり、虐殺事件の存在の有無を有耶無耶とした。昭栄国は真相究明のための調査団の派遣を提案したが、エーラーン教皇国はこれを黙殺している。
今日の問題において、注目されるべき点はエーラーン教皇国における事件とヴァノミス王国における問題の類似性である。前者は調査が有耶無耶となっており、真相は闇の中であるが、エーラーン教皇国やエルツ帝国が、昭栄国の指摘に対してヴァノミス王国と同様の反論をしている事には留意すべきであろう。そして、エーラーン教皇国とエルツ帝国が、ヴァノミスの多大な支援者であったことも。
筆者はエーラーンにおける事件が真実虐殺であったかは差し置いても、エーラーン教皇国がヴァノミス軍の体制に大きく参与した事実が存在していること、また今回のヴァノミスの虐殺事件と同様の指摘が約100年前に、ヴァノミス王国軍に関わったエーラーン教皇国に対しても行われていた事、これに注目すべきであると考える。
[b]仮に、エーラーン教皇国における虐殺事件が事実であったとするならば、ヴァノミス問題と果たして無縁であるといえるだろうか?[/b] [b]仮に、エーラーン教皇国における虐殺事件が事実であったとするならば、エルツ帝国やエーラーン教皇国が行っているような主張は、自らの過去を否定し、これを抹消するためのものではないのか?[/b] [b]仮に、エーラーン教皇国における虐殺事件が事実であったとするならば、そもそもヴァノミスを非難する資格がエーラーン教皇国やエルツ帝国に存在するのだろうか?[/b] 読者の諸君には、よくよく考えて頂きたい問題である。
[b]【寄稿=政治アナリスト ガリレオ・セグレ】[/b]