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エルツ通信 【帝室】有力者の晩餐会2 他

2014/06/01 15:01:55

533年1月下旬

宮廷で6か月ぶりに大規模な晩餐会が行われた。

晩餐会には前回と同じようにユリグリウス宰相をはじめとした国内の有力者が勢ぞろいしていたが、前回とは雰囲気が違っていた。
どうやら晩餐会に出席される予定だったレーフェン前帝が体調を崩されて出席できなくなったようだ。
レーフェン前帝陛下の不参加に合わせてボルジャ皇太后は今回の晩餐会を欠席されるようだ

晩餐会には前回と同じように次期皇帝候補の王族の方々も集まっていた。

マリア王女は前回と同じく聯盟を脱して、財政を安定化させ独り立ちできるエルツを建国するという自身の目標を語っておられた。
ただ前回と違い、数名の貴族の方々が熱心にその話を聞いておられた。
マリア王女の横にはマリア王女の留学先の帝国大学の先輩でエーベルタイン子爵の右腕と謳われたエリカ・シュトラウス氏がおり、エーベルタイン子爵と関係のある穏健派貴族を取り込んだ模様だ。
他にも留学先のレゴリスから一時帰国された少年資本家ハインリヒ・リャッツオウ氏も側で国内の資本家の方々と何やら話をしておられた。また周囲には見慣れぬ外国人も連れだっておられ、マリア王女のそこが知れない。

フレデリック王子は、多数のダウエンブルク派(通称保守派)貴族の方々と他愛もない話をされた後、気分を害されたのか数名の側近を連れて晩餐会の会場を後にされた。側近の中にはかつてユルレヒトで無敵の男と言われたギルベルト・フォン・グナイゼナウの姿もあった。

フレデリカ王女は変わらずラウニエ領に近い辺境貴族の方々に囲まれておられたが、前回と違い退屈そうな顔ではなく笑われておられた。
そのそばにはエルツ経済を牛耳っているといわれるハナカイン家のミキお嬢様とそのご学友メグミお嬢様の姿もあった。

アマリア王女は端っこでまた赤髪の異国の方々と通訳を交わらせず話をしておられた。

今回はマウリッツ王子の姿もあった。マウリッツ王子は少し、オドオドされておられたがそれでもラウニエ家に近い革新派議員の方々とお話をされておられた。
参謀総長の孫でブレダの至宝ことヨハンネス氏が横でマウリッツ王子の代わりとなって貴族の方々と交友を深められた様子は少し滑稽であった。

【国際】ティユリア連合王国で食糧難
ティユリア連合王国で食料が無くなり、食料を求める住民の暴動で工場が閉鎖する事件が発生している
ティユリア政府は貿易局の管理ミスが原因であるとの発表をしている
事件に対し国際社会では成蘭連邦王国がいち早く反応し、支援プログラムに基づいた支援を行うことを発表した。やはりFENAはラブラブである。
ダウエンブルク家のフレデリック王子もこれに対し「少量ではあるが」と前置きし、ダウエンブルク家の穀物倉庫内にある食料の8割以上にあたる30億トンもの食料の支援を決定された。

【国際】エデレス・フリューの内戦終結
エデレスフリューで続いていた内乱が集結した。これは連合軍と同盟軍が和平を結んだことによる集結である。
しかし内乱の傷跡は深くエデレス・フリューでは人口が半減、そして首都に至っては巨大隕石で沈没と大変ひどい傷跡を残した。
エルツ帝国連邦は正当な政府である同盟軍を支援するため精鋭部隊の派遣を図ったが、連合軍海軍の前に作戦は頓挫した。

【国際】石動地域での内乱は激化
状況が混沌としており、理解が難しい石動地域での内乱であるが、都市の奪還や制圧など奪い合いが続いているようで、事態は深刻なようだ。
石動地域内乱については正確な情報が少なく大変判断が難しく、政府も「石動地域については複雑怪奇」という声明を発表され不介入の立場を示された。

———今日の標語———
大事なのは ほう れん そう

            エルツ通信連邦支局

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