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ケーニヒスベルク国民放送 帝国としての体制はもはや続けられない

2013/12/06 13:12:57

【国内】
カールスラント・クラーシェ戦役(祖国防衛戦争)は凄惨な結果を帝国にもたらした。累計200万人を超える臣民の生命が失われた。首都は焦土と化し、穀倉地帯も破壊された。
残存する240万人の臣民もその過半数が身体または精神に何らかの障害を背負う者で占められている。
ヨゼフィーネ・フォン・カールスラント皇帝陛下は深い悲しみに暮れる臣民を前にしてこのようなお言葉を発せられた。
「私にできることは皇室の財を開放することくらいです。臣民の自力での復興に当ててください。」
心中では既に皇位を退く意向を固めているようである。
陛下を追い込んだクラーシェの爆撃はようやく止んだものの、かつてのカールスラントに見られた美しい国土はそこにはなかった。
またグナイゼナウ宰相およびメートヒェンヴェルト陸軍卿以下複数の閣僚が拳銃自殺を図った模様で、遺書が確認されたとのこと。既に戦争による重傷人で埋まっていたため、病院には搬送されていない。
新国会は機能せず。混乱のため、民主選挙も9月中旬まで行われない見通しで、代わりとなる暫定政府をローセンクランス公が率いており、主に軍による救助活動の指揮と共産主義者の動向監視が行われている。
各領邦も爆撃による領民喪失で多大な打撃を被っており、領邦として維持できないことから、広域で行政区域の改変を行うことも視野に入れており、また家系断絶によりグナイゼナウ領の廃止が確定した。
遅かれ早かれ帝国としての体制維持は見込めないことも明らかであり、選挙後の国会の初仕事は重いものになりそうだ。

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