2013/10/02 20:29:00
[size=large][b]【社説】大戦が政治にもたらせる影響[/b][/size] 490年の大戦勃発から2年余りが経過した。戦争に関わった国々の大半が少なからぬ損害を被っている。特筆すべきはかつて普欧帝国と比肩する超大国であったノイエクルス共和国が、この2年で途上国並の水準にまで荒廃した点であろう。今次大戦は我が帝国の政治情勢に大きな影響を及ぼした。ミチオリチェンコ首相の後釜としてのうのうと政権を維持していたズボーロフ首相にとって大戦は思いもよらぬ災厄であったことだろう。なす術無く傍観を表明した首相は帝国発展党から「軟弱政権」と、国民党及びガトーヴィチ共産党から「戦犯政権」と非難された。更に帝国民の多くは(右派左派の違いこそあるものの)野党の論に同調したため、ズボーロフ政権の支持率は下落の一途を辿る事となった。
首相は帝国民の支持率確保の為492年度の軍事費を80%増額。軍事訓練の回数を増やしたり、防衛施設を建設したりして軍備を充実させた。しかしこれは帝国発展党の政策を丸呑みした形であり、与党立憲進歩党は「物真似政党」という不名誉なあだ名をつけられてしまった。
事態は着実に終戦へと向かっているが、世界にもたらされた影響は計り知れず、いつまでも人々の心を痛めることだろう。