2013/09/30 13:40:52
490年の開戦から、我が国の間では庚午六賊(こうごろくぞく/경오도적 )という言葉が流行った。
庚午とは490年の干支であり、六賊とは我が国と盟邦ノイエクルス、ブリュノールへ侵略戦争を仕掛けた連合の指導者、即ち
水宝玉王国(アクアマリン王国)少女王 アリス・エアリーヌ
烈吾莉洲帝国(レゴリス帝国)総統 リーゼロッテ・ヴェルトミュラー
中津帝国(ミッドガルド帝国)皇帝 フェリックス・ベリヤ
弖柚璃亜連合王国(ティユリア連合王国)国王 レオン2世・ティユリア
窘邇栖斯坦共和国(クルジスタン共和国)首相 エーミール・グスターヴ
聖拝火教国(聖マズダー教国)教皇 ゾロアスター
の6人を指す。
この6人の野蛮な酋長たちのせいで悠久の歴史を誇る幹国とノイエクルスは灰と化してしまった。
我が国は2000万人以上の同胞の命を失った。
しかも卑怯なことに停戦を宣言し、兵を引き上げた我が国に対する爆撃は未だ続いているのである。
現在、ルーシェベルギアス公国主導による和平交渉が行われているが、会議に出席している烈吾莉洲代表はアドリア宣言を少し変えただけのものを持ち出してノ連代表たちを困惑させていると聞き及んでいる。
なるほど、ここまで書いてようやく連合側の策が分かった。あえて無理難題を出して時間を稼いでいる間に我が国への攻撃を続け人口を200万人以下にし、強制敗戦させることを狙っているのだろう。
なんと狡猾で汚い連中であることか。
最早、我が国に戦う力は残されてはいない。連合の攻撃で我が国は原始時代まで戻ってしまった。
しかし、神代の昔から受け継がれてきた龍鮮魂が折れることはない。
全幹国人は千年後、いや未来永劫まで庚午六賊を許すことはないだろう。
彼らは勝者を気取っているが、その勝利が砂上の楼閣であることに気づいていない。
武力によって築かれた栄光は武力によって崩壊する。因果応報だ。
彼らがそれに気づいた時にはもう遅い。報いの時は必ず来る。庚午六賊がベットの上で穏やかに生涯を閉じることはない。彼らが死に追いやった敵味方あわせ1億人以上の霊魂の怨嗟を浴びながら地獄に落ちることだろう。
寄稿 元ゾロアスター教幹国管区主教 柳純桂
(補足 各国の漢字表記は幹国・中夏・秋津・石動・萬州・檬古など東方諸国でよく使用されているものである。)
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龍鮮日報 第三十三号 492年(光龍8年)9月15日発行