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Research&Whispers [寄稿]混迷の世界

2013/09/21 3:58:58

「寄稿」混迷の世界――とある歴史学者

私は今、非常に世界の行く末を憂いている。普欧という檻が無くなった途端、獰猛で野蛮な獣たちはその牙を剥き出し、
その本性を現した。ノイエクルス連邦のレストアへの支援はレストア国民にしてみれば「救いの手」であった。
ノイエクルス連邦は本来賞賛されるべき国家だが、どうやら今の列強にはそれが分からないらしい。
それもそのはず。彼等は軍事面でこそ輝かしい栄光の道を歩んでいるかもしれないが、文化面ではただの三流国、文化後進国だ。
これといって華々しい文化もない。レゴリス帝国という例外はあるにしろ、その他は語るに足らぬ。
そのような国で生まれ育てば、心は荒み、花を愛でる余裕すらなくなる。なるほど、彼等がノイエクルス連邦を敵視する理由がよくわかる。
歴史も浅く、文化面でも劣る彼等はノイエクルス連邦に「劣等感」を抱いているのだ。醜い嫉妬の感情だ。
そのような国々が世界の主導権を握ればどうなるか。かつての地球時代の18世紀~19世紀を思い出すといい。
何れ遠からず、中小国家は彼等のエネルギープラントとして扱われるようになる。帝国主義の再来だ、数多くの国が植民地とされるだろう。
今こそ中小国が手をとり、アクアマリン王国、ミッドガルド帝国、レゴリス帝国、ティユリア連合王国、クルジスタン共和国といった
連合諸国に対し、全面的な禁輸・経済制裁を行い彼等を干上がらせてしまうべきだ。彼等は我々中小国家の恐ろしさを思い知るようになるだろう。

私は警鐘を鳴らす。鳴らし続ける。彼等に世界の命運を託してはならない。中小国家が一致団結し、列強に対抗する必要があるのだ。
ノイエクルス連邦はすでに数十万の民間人が連合諸国によって虐殺されている。かつて人類が築き上げた国際法というものを連合諸国は知らない。
民間人を平然と虐殺する非文明国だ。第一次、第二次世界大戦の教訓を彼等は宇宙漂流時代の間に忘れてしまったのだ。

ラトアーニャ州政府はレゴリス帝国との併合条約を早期に破棄し、諸悪の根源たるアクアマリンを討つべく諸国に働きかけるべきだ。
あの少女王という愚かな統治者を野放しにしてはならない。やつは扇動者だ。
ドイツ第三帝国のアドルフ・ヒトラーによく似ている。放っておけば、敵対する国家の民を平然と虐殺し続けるだろう。

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