2013/05/14 3:07:58
【国内】エレンドラ宮殿にて宮廷舞踏会が開催
ルーシェベルギアスの外交開始と各国との国交樹立ラッシュを受け、ルティーナ公爵の主宰により、エレンドラ宮殿に各国大使とその家族を招いての宮廷舞踏会が開催された。
舞踏会の詳細については不明だが、大使間の連絡及び交流のために定例化していきたいと宮廷広報部の談。
== Flugel Another Story vol.1 ======
今夜もエレンドラ宮殿の夜は遅い。
この宮殿は迎賓館を兼ねている。外国から訪れた賓客をもてなすため、ベッドルームや娯楽施設、ダンスホールが整っている。
今夜のパーティは数十名の小規模なものだ。ルーシェベルギアス公爵と、各国の駐在大使とその家族の親睦を深めるという、挨拶の要素を多分に含んだもの。
各国の料理が並び、高価なワインが封切られ、参加者たちはカベルネ・ソーヴィニヨンでの新生活や気観光名所、自国の人事の話をこそこそと。
「皆様、楽しんでおられますでしょうか」
やがて甘く幼い印象を与える声と装いの少女君主、ルティーナ・エルツ・ルーシェベルギアスが現れる。歩く度に清楚な白いドレスの裾がひらりと舞う。妖精の女王のごとく可憐で、しかしどこか酷く妖艶な雰囲気を漂わせている。
「成蘭国王陛下はどういったお方でしょうか」
ダンスの相手を務める成蘭の大使へ、ルティーナが問う。
「気になりますか」
「怖い人でなければよいのですが」
「そうですね。私どもの間では恐怖帝と呼ばれております。即位一週間で生きている閣僚がいなくなりました。目を逸らしたら粛正だとか」
「まあ…怖い」
「冗談です。遠路はるばるやってきて、ご婦人を泣かせることだけはありえません」
「大使様は紳士でいらっしゃいますね。ですが国家というものは得体の知れないものです。国益の為に言わねばならぬ言葉や、取らねばならぬ態度もあるでしょう」
「それだけ解っておられるなら怖いものは何もございません。むしろ我が君に粗相がないか心配するくらいです」
※上記文書はイメージであり実際の外交に影響を及ぼしません。
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