2008/04/30 2:33:20
===南海石油公社債格付け引き下げ===
マヌエルエルマーノス証券は9月付けで南海石油公社債の格付けをAA+からA-へ引き下げることを発表した。
南海石油公社がルジタニアにおいて開始した油田開発事業が十分な成果を上げていないことが要因。
公社はこの事業に30兆Va近い巨額の資金を投入しているが、これはルジタニアでの石油採掘量が70億バレルを超えると見越して投資されている。しかしここ1年間ほどの間にルジタニアで採掘できた石油はわずかに6000万バレルに留まっており、目標を大幅に下回っている。
更に探索を強化しても十分な油田が発見されておらず当初の採掘権料が高すぎたのではないかとの見方が公社内部でも出始めている。
公社広報「当社の企業努力が認められず大変遺憾。資金調達にすぐ影響が出るわけではないが困惑しており引き続き業績改善に向けて努力していく。」
===ラヴィルで王政復古さる===
共産主義政権が樹立されていたラヴィルで共産主義政権が崩壊、ブリュノールに亡命していたラヴィル自由政府が中心となって王政復古が行われた。
しかしラヴィルの経済情勢は依然厳しく、治安が安定していないため外務省は渡航中止勧告を引き続きだし続ける方針との事。
政府はラヴィルにおける民主化と経済の高度化に関心を寄せており、今後新たな投資機会を模索するものと見られる。
===今日の市況===
BCL 20 Index +5.88(+1.2%)
フリータウン証券取引所20種総合株価指数は南海石油公社の格付け引き下げを受けて重工業中心に上値の重い展開が続く。ブリュノールのウラン鉱山採掘量低下による燃料供給不安定化も重工業関連銘柄に悪影響。
一方で金融やサービス業では好況が続いていることから全体としては上昇傾向を示している。