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【政治】イスタシア住民投票、無政府主義者が勝利

(ミュンツェン電)イスタシア独立に向けた住民投票の開票、集計作業が完了し住民投票管理委員会はイスタシア独立が賛成多数であった事、新政府の体制として無政府主義共同体が選択された事を宣言した。この驚くべき投票結果に対して住民投票管理委員会は慎重を期すため投票用紙の数え直しを3度実施し、投票への干渉が見られなかったか投票監視団にヒアリングした上で投票結果が有効である事を確認した。全得票のうち無政府主義共同体は38%を獲得し、次点は社会自由党が提出した連合帝国案の31%、それ以外の案は10%未満かほぼ得票無しとなった。
発票当日、ミュンツェン市中心部に設けられた臨時の開票報道センターには主要政党関係者や諸侯の代理人、自治政府の行政官僚、報道関係者に体制案提出団体、一般住民など様々な人が詰めかけていた。無政府主義共同体の選択が発表されると会場内は歓声と怒号に包まれ、イスタシア自由契約共同体の関係者は黒旗を振りながら封建主義の死と市民の自由を称える歌をがなり立てた。一方で自治政府官僚や政党関係者は呆然とした表情を浮かべながら各所への連絡に追われており、行政権そのものがほぼ否定された新体制にどのように適応するか今後協議していくものと見られる。

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