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国連統治領ミルズ

【注意】本記事は「国連統治領ミルズ」の記事である。ミルズ地域が国連統治下に入る以前の歴史についてはミルズ史を、ミルズ地域に依然存在した国家であるミルズ皇国については当該記事(旧サイト)を確認すること。

 国連統治領ミルズとは、フリューゲル国際連合安全保障理事会第12号決議に基づき旧ミルズ皇国の所在地に設置されたフリューゲル国際連合(FUN)統治下の領域である。FUN安全保障理事会の下に設置されたフリューゲル国際連合ミルズ地域統治委員会(MGC)が統治権(行政権・立法権・司法権すべて)に関して最高の権限を有する。

組織

ミルズ地域統治委員会

 ミルズ地域統治委員会はミルズ地域を統治するための最高組織であり、安全保障理事会第12号決議において以下の任務を与えられている。

(a)ミルズ地域の統治行為を実施すること
(b)フリューゲル国際連合ミルズ皇国平和維持部隊と協力してミルズ地域の治安維持任務を実施すること
(c)ミルズ地域における憲法制定議会選挙の実施を可能とする情勢の構築を行い、その後選挙を実施すること

 統治委員会は安全保障理事会と同一の構成国によって構成され、安全保障理事会決議と同様の手続きによって「統治委員会決定」を採択することができる。なお、全会一致によって「統治委員会声明」を採択したこともあるが、こちらについては法的な効力は存在しない。統治委員会決定は905年現在17の決定を採択しており、これらの決定がミルズ地域の統治行為に関する最も重要な文書である。

ミルズ地域最高執行官

 ミルズ地域統治委員会第15号決定に基づき設置されたミルズ地域最高執行官はミルズ地域における行政の最高責任者であり、ミルズ地域統治委員会に行政に関する権限を委託されている。最高執行官の任期は5年間で、再選されることはできない。また、最高執行官はFUN安全保障理事会理事国の構成国の国籍を有していなければならず、また、同一の国籍者が2期続けて最高執行官を務めることも禁止されている。
 最高執行官は行政命令である「最高執行官命令」を個人の裁量によって下すことができ、この最高執行官命令はミルズ地域内において統治委員会決定と同等の効力を有することとなる。したがって、最高執行官は最高執行官命令によってある程度立法的な機能も果たすこととなる。ただし、あくまで統治委員会決定の方が上位の効力を有しており、既存の統治委員会決定と矛盾するか、統治委員会に対して命令の異議が申し立てられ、当該の異議が棄却されなかった最高執行官命令は無効となる。

氏名就任退任国籍
タジン・ツァボライト891年895年カルセドニー社会主義共和国
2ヨーシフ・ヴィッサリオーノヴィチ・フーリエフ896年900年ガトーヴィチ民主帝国
3アウレール・ビュットナー901年905年レゴリス帝国
4ゲオルギー・マクシミリアーノヴィチ・マシュターボフ906年910年ガトーヴィチ民主帝国
5クケン・アメトリン911年915年カルセドニー社会主義共和国
6ヘルマン・ヴィクトーリア・ゲーリング916年920年ヘルトジブリール社会主義共和国

ミルズ地域平和維持部隊

 当初安全保障理事会第11号決議に基づきミルズ皇国平和維持部隊として設置されていたミルズ地域平和維持部隊は、はじめは統治委員会と並列する組織であったが、その後第13号決議によってミルズ地域統治委員会の下部組織となった。

ミルズ地域統治委員会の部局

 ミルズ地域統治委員会の下にはミルズ地域平和維持部隊の他に6つの局及びその下部の部が設置されている。これらの部局はミルズ人の雇用を部分的に認めており、下の表において黄色になっている部局はミルズ人の雇用が認められている。一部の重要な部局についてはミルズ人の雇用は認められておらず、FUN加盟国(特に安全保障理事会理事国)の派遣する人員によって運営されている。
 各組織の業務についてはミルズ地域統治委員会第11号決定を参照されたい。

ミルズ地域統治員会組織図

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