目次
概要
通称 | ヴェニス島 |
正式名称 | ヴェニス島開発株式会社が経営するヴェニス島 |
首都 | ミッドガルドシティ(本社所在地) |
最大都市 | フリューゲル・セントラル(国連本拠所在地) |
CEO | カルリト・アロ |
社内公用語 | ヴェニス・ドイツ語(書類上のみ) |
通貨 | E-Vaミュンシェ(電子通貨) |
主な産業 | 観光・映画・IT・小麦・葡萄・宅地サービス |
創業 | 764年6月21日 |
廃業 | 964年6月21日 |
社章 | |
次代 | ヴェニス・コンプレックス |
概要
ヴェニス株式会社統治領は、ヴェニスグループの1企業、ヴェニス島開発株式会社(通称:ヴェニス株式会社)が所有するヴェニス島と周辺諸諸島一帯の通称である。ヴェニス島とその周辺諸島はフリューゲルの北半球に位置する。
ヴェニス株式会社は民間企業のため、ヴェニス島そのものは無主地であると発表されていた。そのため、ヴェニス島で居住している人は何らかの他国籍を所有しており、ヴェニス国籍というものは存在しなかった。
国籍的中立という独特な立場からフリューゲル国際連合本部といった国際機関が集う島にして、タクスヘイブン、違法物品が堂々と流通する他には見られない地となっていた。
シンギャラリティ計画と共に独立運動が活発化し、創業200周年に独立宣言が行われ、「ヴェニス・コンプレックス」という独立国家体制に移行し、長い歴史に幕を閉じた。
地理
気候
ヴェニス島はフリューゲル北半球の高緯度に位置しており、季節による日の出と日の入りの差が激しい。島全土が計画的に開発された人造地形によって形成され、自然由来の地形は2つの火山以外にない。
気温は南方が温暖で北方は寒冷と差が大きく出る。季節による寒暖差も大きく、夏は乾燥し雨が少なく、冬になると降水量が増え積雪が発生する。
経済
農業
ヴェニス農業工業株式会社が経営する巨大農園が島東部に存在し、小麦粉と野菜、果物を生産している。フリューゲル有数のワイン生産国であり、ビールの生産量も多い。酪農も主要な産業であり、チーズや牛肉の生産が盛んである。
石油産業
島北東部にヴェニス海底油田が存在し、株式会社ブラックオイルが海上プラントで採掘を行っている。産出量は島で消費される総量を超え、不定期に輸出が行われている。
観光業
フリードリヒ・ヴェーパーCEOが提唱した「地上楽園」計画により、島各地に観光地が建設されている。巨大遊園地ヴェニスパークをはじめ、人工山スキー場にフラワーパーク、海水浴場といったアミューズメントパークがそろっている。
インターネット産業
テレワークをはじめ、オンラインショッピングや動画投稿(VeniceTube)サイト、ストリーミングにVVTuberなどインターネットを主戦場においた産業が多く存在する。ドローン宅配サービスとテレワークを合わせれば家から一歩もでずに生活をする島民も存在する。
インターネット上の産業規模が大きく、ネットワーク上にヴェニス島があると例えられている。
麻薬・非合法産業
規制する法がないため、他国では非合法となる物品や麻薬が市場にでまわっている。
統治構造
無主地とされているが、ヴェニス島の開発計画を担うヴェニス島開発株式会社とヴェニスグループ関連企業が政治・経済・軍事を掌握しており、事実上の国家として成り立っている。大きな開発方針はヴェニス株式を保有する株主による決定が行われている。
他国における法律にあたるものは「ヴェニス島労働組合」と「ヴェニス島顧客委員会」の2か所によって決められる。2つの立法機関があるため島内の法秩序が混乱する事がある。治安維持に関しては、ヴェニス・セキュリティ・サービス株式会社が警察を代行している。
歴史
年表
764年 6月中旬:創立。ヴェニス島のでの経営を開始。 767年 9月下旬:暴動が発生。フィリップ・オルグレンCEOが引責辞任 767年10月上旬:フリードリヒ・ヴェーバーCEOが就任 774年 7月上旬:「地上の楽園」計画を発表 779年 1月上旬:社内組織を一部解体、グループ企業化。島外事業展開を開始 794年 1月上旬:「地上の楽園」計画の完了を宣言 795年 9月上旬:ジュリアン・ブースCEOが就任 796年 9月下旬:創始者アンドリュー・ハーリー死去 809年 11月上旬:VSS社の重武装化決議 813年 6月上旬:813年戦争勃発 813年 11月上旬:813年戦争終結 830年 1月上旬:ローザ・クリスティーナ・エメリッヒCEOが就任。 852年 11月初旬:「世界の首都」計画を発表。フリューゲル国際連合施設の誘致を開始 863年 6月中旬:国連都市が完了。国連関連施設が移設される 864年 6月中旬:創業100周年祭を開催 880年 2月上旬:ムスタファ・デミレルCEOが就任 830年 2月上旬:先進国カテゴリに入る 952年 12月上旬:カリスト・アロCEOが就任 954年 7月上旬:CDX(量子コンピューター)に経営を代替される案「シンギャラリティ計画」を発表 964年 6月中旬:「セフィロトシステム」稼働開始、ヴェニス・コンプレックス独立宣言。引継ぎ業務終了後に廃業
詳細
前歴
レゴリス帝国出身の大投資家アンドリュー・ハーリーは、累進課税制度による高所得者への不平等と、行政の非効率的な運営に疑問を呈し、国家に代わり営利企業が居住サービスを提供する「カンパニーカントリー構想」を発表した。この構想に賛同した資産家たちの合資により、人口1万人に満たなかったヴェニス島のインフラ設備を乗っ取り、事業開発を開始した。
第1回株式発行と急速な発展
フィリップ・オルグレンCEOは莫大な開発資金を調達するため、株式発行を発表した。
集まった投資金により急速な埋め立てによる土地拡大を行い、開発用地を確保を行った。
しかしインフラ整備を一切行わなかったため、従業員と顧客に不満が蓄積されていった。
暴動と経営陣交代
島滞在者800万人を超えた頃、従業員の大規模なデモ活動が発生した。
767年にはついに暴動にまで発展。数十万人の従業員が島外へ逃亡、100兆Vaに迫る損益を出した。
自体を受け緊急株主総会が開かれ、経営陣の交代と組織改革が決定した。
フィリップ・オルグレンを筆頭に当時いた経営陣の半分が引責辞任し、フリードリヒ・ヴェーバーが率いる新経営陣と交代した
組織改革とサービス向上
フリードリヒ・ヴェーバーは諸外国から知識のある人材を登用して経営方針を顧客確保からサービス向上へ変更した。
発電所の建設や食肉サービスの開始、従業員のための宗教施設建設や福祉サービス向上、インフラ整備により幸福度98と高水準を達成した。
「地上の楽園」計画発表と第2回株式発行
774年、ヴェニス島全土をリゾート化する計画「地上の楽園」が発表された。
開発資金調達のため株式発行を開始した結果、1120兆Va相当の投資が得られた。
グループ企業化と島外事業展開へ
創業10年がたち、巨大化した企業組織が非効率性を生み出しているとの批判が生まれる。
774年の臨時執行役員会にて、巨大化した企業組織を分離独立、企業グループ化する議案が全会一致で可決。
779年にグループ企業化、同時に島外事業展開を開始した。
「地上の楽園」計画の完了
「地上の楽園」計画発表から20年後、計画が完了した事が発表された。
当時の島内滞在者数は2300万人を超え、観光立国ロムレー湖畔共和国に次ぐフリューゲル第2位の地位を確立した。
観光収入だけで1年に270兆Vaの利益を出している。
重武装化と813年戦争
近年発生していた島内赤軍テロを抑止のため、809年VSS社の重武装を取締役会で決議した。
しかし、この重武装化が営利戦争を招く可能性があるという一部国の危機感を持たせ813年戦争が勃発した。
有志連合の参戦により状況有利に傾き、武装を認めさせる形で終結した。
フリューゲル国際連合本部の建設
9世紀後半、フリューゲルで国際連合が発足すると、ローザCEOはヴェニス島に国際連合の本部を誘致することを発表した。ヴェニス社は中立地帯であるヴェニス島の立場をアピールし、国際連合本部の誘致に成功した。
863年に国際連合のために建造された巨大都市「フリューゲル・セントラル」が完成した。
先進国カテゴリ入りと拡大する社会問題
フリューゲル・セントラル完成後、人口流入が加速し、経済規模が「先進国」カテゴリに入った。
その一方でヴェニス島出生者の無国籍問題や明確な法が存在せず無法者を島外退去させる権限がないなど、無主地に由来する問題が顕著化し大きな社会問題になっていた。
新任のカルリト・アロCEOは、着任早々この問題の着手を最優先タスクとして取り組むと宣言した。
シンギャラリティ計画と創業終了
カルリト・アロCEOは複数の量子コンピューターCDX2をクラスタリングしたネットワークによるAI統治構想を発表。同時期、統治領内で独立論が急速に拡大し、AI統治国家を目指す「シンギャラリティ計画」が発表された。
島内産業と区画再整備が開始され、同時にAI統治機構セフィロトシステムの構築も行われた。
10年の歳月をかけ、創業200周年に合わせセフィロトシステムが稼働を開始、AI統治国家「ヴェニス・コンプレックス」が独立を宣言した。
これに伴い、旧ヴェニス島開発株式会社は引き継ぎ業務を終えたのちに営業を終了した。
歴代のCEO
名前 | フィリップ・オルグレン |
性別 | 男性 |
国籍 | レゴリス帝国 |
就任 | 764年6月中旬 |
退任 | 767年9月下旬 |
詳細 | ヴェニス島開発株式会社初代CEO。 当時世間的には懐疑的だった 創業者アンドリュー・ハーリー氏 の「国ではなく企業が統治」という考えに賛同し、初期開発にてヴェニス島の社会基礎を立てた男。彼の自由な思想と気風は、ヴェニス島開発株式会社の社風として定着した。 顧客獲得を急ぎすぎ、島内インフラ開発が遅れ暴動が発生したため、引責辞任した。 |
名前 | フリードリヒ・ヴェーバー |
性別 | 男性 |
国籍 | ストリーダ王国 |
就任 | 767年10月上旬 |
退任 | 795年 9月上旬 |
詳細 | 元ヴェニス島株式会社の企画開発部の部長だった男。 暴動後の混乱した島内情勢を立て直し、「地上の楽園」計画を発表し島内を巨大リゾート地に変えた。彼の就任期間中にヴェニス島開発株式会社の信頼は回復し、株価は大きく上がった。ヴェニス島をハード面で作り上げた男とよばれている。晩年は安定かつ堅実な経営を続け、高齢のために辞任した。 最後の退社時には、大勢の従業員が拍手喝さいの中見送ったという。 |
名前 | ジュリアン・ブース |
性別 | 男性 |
国籍 | カドレン共和国 |
就任 | 795年 9月上旬 |
退任 | 830年 1月上旬 |
詳細 | ヴェニス社カドレン営業所の営業部長だった男。進出の出鼻をくじかれていたカドレン営業部を立て直し、ヴェニス社出生街道を驀進した。 CEO就任後はヴェニス島の安全保障強化と経営健全化を行った。 彼の安全保障整備は813年戦争で発揮され、ヴェニスグループが国家の正規軍相手でも自衛する事ができることを証明してみせた。 戦時下においても「これ以上人が死ぬ事は許されない」と、幾度も和平交渉を持ち込む「忍耐の男」という異名を得た。 |
名前 | ローザ・クリスティーナ・エメリッヒ |
性別 | 女性 |
国籍 | レゴリス帝国 |
就任 | 830年 1月上旬 |
退任 | 880年 1月下旬 |
詳細 | 初の女性CEO。20代前半でCEO就任という前代未聞の超実力派な女性。 油田開発とヴェニス製兵器の積極輸出を促進。 「世界の首都」計画を発表し、就任期間中に発足した「フリューゲル国際連合」の関連施設誘致活動を成功させ、ヴェニス島の国際地位の向上に成功させた。 |
就任前の経歴 | トレーダーとして様々な人や企業を見てきた為、人や企業を見る力を鍛えられたとは本人の言葉。その力、そしてBRBHでの勤務や大学での勉学を通じて得られた経済や経営、金融知識で以てBRBHの拡大を成し遂げた。ヴェニス支社勤務時代、支社長として複数のヴェニスグループ所属の子会社の株式買収を主導しており、株式会社ドリームハウスと株式会社ブラックオイルの株式を、それぞれ20%と15%握ったという。(ヴェニス銀行株式会社の株式も買収しようとしたが完全子会社であり、ヴェニスグループHDが株式売却に応じなかった為断念している。現BMグループのブライアン地所CEO兼ヴェニス不動産CEO兼ヴェニス銀行CEOを務めるローザ・クリスティーナ・エメリッヒとは同じ大学かつ学部も一緒の親友兼ライバルと言った間柄であったが、BRBH取締役CEO時代に、帝国最大のメガバンクであるバンク・オブ・レゴリスと組んで彼女の経営するブライアン地所に対して経営改革を迫り、結果として要求を全て呑ませた所から関係は拗れ今はとても仲が悪いと言われる。(本人曰く「彼女には申し訳ない事をしたが反省はしていない。それがBRBHとして最善だったと強く確信しているから」とのこと) 既婚者であり、ロムレー人の夫を持つ。夫とはアンゼロット記念大学在籍時に出会い彼女が一目惚れして猛アタックした結果、婚約を交わすに至ったという(その際の夫に対する周りの目はとても洒落にならないものになった)その後16歳の時に結婚。夫婦仲は良好とのこと。アプリル・ヴォルケンアンザムルング、リーゼロッテ・ヴェルトミュラー、マンフレート・ハルデンベルクといった3人の総統に仕え、凡そ1世紀に渡りレゴリス経済の拡大と安定に力を注ぎ続けたパウラ・フェルレーア通商産業大臣の直系の曾孫でもある。しかし彼女は所謂コネが大嫌いであり、大学への飛び級入学も、BRBHでの出世も全て自力で成し遂げている。 |
名前 | ムスタファ・デミレル |
性別 | 男性 |
国籍 | トルキー社会主義共和国 |
就任 | 880年 2月上旬 |
退任 | 952年11月下旬 |
詳細 | 西洋系人種以外で初のCEO。 島内建造物の再開発を主導した。 停滞する経済と荒廃する島内環境を回復することに見事成功し、歴代で初めてヴェニス島を先進国扱い入りされた。 |
就任前の経歴 | トルキー社会主義共和国ブルネ県ブルネ市で3兄妹の末っ子として誕生。 幼少期は粗暴な子供として有名で、学校で度々暴力問題を引き起こしていた。 16のころ母親を交通事故で失い親の大切さと親孝行ができていない焦りから一転、猛勉強に励むようになった。努力みのってアンカラ大学に入学後は、経済学をひたすら学びつつ、政治に興味を示し緑の党へ入党する。 大学生時代は勉強と党活動にいそしみ、成績上位で卒業した。 卒業後は国家公務員として経済省労働修士局で企業監視(ヴェニス・トルキー建築業株式会社専属)を主として働いていた(本人は産業省環境庁を志望していたがかなわなかった)。 公務員時代は人当りもよく、公務をそつなくこなし上司からの評価も上々だったが、次第に社会主義とは反対に位置するヴェニスという超巨大企業と資本主義に対し興味を持つようになり、自由民主党や民主党の資本主義談話に参加するようになる。 その後両党の活動に参加した事がバれ、退職。公務員時代のコネでヴェニス・トルキー建築株式会社に就職する。 入社後は能力の高さと地頭のよさからスピード昇進を果たし、実績を認められ本社転属でヴェニス島へ移住。 本社では国連都市プロジェクトのマネージャーを務め大成功を果たした。人当りがよく冷静な態度が目立ち、感情的になる事がめったにない性格。 学生時代に緑の党に入っていたため、環境問題に関して強い関心をよせている。 趣味は幼少時代からよく遊んでいたスキー 。 |
名前 | カルリト・アロ |
性別 | 男性 |
国籍 | セビーリャ地方籍 |
就任 | 952年 12月上旬 |
退任 | 964年 6月中旬 |
詳細 | ヴェニス株式会社統治領最後のCEO。 熱狂的なCDX主義者として知られる、元ヴェニス科学研究院出身の科学者。 そのCDX主義と非独立国家ゆえに抱える多くの問題解決を目指し、AI統治による独立国家構想「シンギャラリティ計画」を実行し、創業200周年にヴェニス・コンプレックスとして独立させる業績を成したのち、引き継ぎ業務をすませて会社を畳んだ。 |
就任前の経歴 |
役員名簿
※CEOに関しては「歴代CEO」を参照
名前 | 性別 | 国籍 | 詳細 |
ブルクハルト・エクスラー | 男性 | ストリーダ王国 | ストリーダ王国大手のクルーズ客船運航会社「エクスラー・クルーズ」の創業者兼代表取締役会長兼社長。 |
ブラッド・シズリー | 男性 | カルセドニー社会主義連邦共和国 | 「南の風」中央処理委員、旧アーネスト士官評議会科学代表。 |
アンネマリー・ハルトス | 女性 | レゴリス帝国 | レゴリス帝国最大のメガバンク「バンク・オブ・レゴリス」の元CEO。ハイネセル=エルネスティア州首相、レゴリス帝国通商産業副大臣を務めた事もある政治経済のスペシャリスト。旧ハイネセル連邦共和国の首領ハーストリア・ハルトスの子孫。 |
ユベール・アランブール | 男性 | ロムレー湖畔共和国 | クレディ・ロムレー社投資銀行部門マネージング・ディレクター。専門は数理ファイナンス。コーデクス主義者。 |
エーブ・ベナール | 男性 | ローレル共和国 | (非公開) |
イオニアス・エルステイン | 男性 | クラリス連邦 | (非公開) |
ヴァネッサ・ティユリア | 男性 | 普蘭合衆国 | (非公開) |
カーロイ・モール | 男性 | トラハト=ラシュハ連合王国 | 王国公的年金運用基金外国株式運用部長、ヴァンブルグ大学出身、修士号(経済学)保有者、元商務省官僚 |
С. И. マースロフ | 男性 | ガトーヴィチ民主帝国 | 国営ガトーヴィチ石油より派遣された。 |
民族
世界各国から流入しているため、多くの民族が混在する社会を形成している。
名前 | 割合 |
---|---|
レゴリス人 | 17% |
普蘭人 | 17% |
セビーリャ系民族 | 11% |
華夏族 | 10% |
ガトーヴィチ族 | 10% |
ジブリール民族 | 8% |
カドレン人 | 6% |
セニオリス人 | 6% |
トラハト民族 | 5% |
ロムレー人 | 4% |
その他 | 6% |
信仰
特定の神や教えを信仰せず、考え方や思想に関係したものが多い。
同時に複数を信仰するパターンが多く、宗教人口は島民総人口より多い傾向にある。
文化
世界各国から人が流入出するため、古来から続く固有の文化などは存在しない。
ヴェニスグループの社風である「自助努力・自己責任」から、自由主義・個人主義の風潮が強い特徴がある。また、標語である「新しい生活」からか、先進的手法に導入に抵抗があまりない。
国家権力の規制などに強く反発しがちで、既存の概念に囚われない考えを好む傾向にあり、前衛的な芸術や斬新なサービスを生み出す土壌となっている。
市民生活
フリューゲル中から顧客と従業員が来訪するため、ほぼすべての民族が島内で生活している。
島内では「居住サービス」区画を利用する「顧客」と、「社宅」地区に住む「従業員」の2つに分かれている。「居住サービス」区画はランク分けされているものの、最低ランクでもIOT化住宅による快適かつ豪華な生活を保障されている。「社宅」地区は役職による上下関係があり、最低ランクは1ルームと上下差が激しい生活水準になっている。
治安が悪く出歩く人がすくなく、オンラインで全てをすませようとする人が多い。
交通
ヴェニス島内の交通手段は全て、ヴェニス島交通センターが統括管理を行っている。
主な移動手段はリニア鉄道と自動車である。少数であるが飛行船と航空機、船の運用も行われている。
自動車はガソリン車の禁止と自動運転レベル4以上が義務付けられている。
軍事
公式発表では軍を保有しておらず、非武装であるとされているが、警備会社であるヴェニス・セキュリティ・サービス株式会社(VSS社)が島の警備と治安維持を代行している。VSS社の重武装警備員は自動小銃や砲をのせた特殊警備車両や警備航空機、警備船を有し、独立国家の正規軍の攻撃に耐えうる実力を有している。
内実は関係なく、公式上はただの警備会社の警備員であるため、軍服等もなくラフな格好をしており、軍隊ではないと主張している。
交易レート
商品 | 単位 | 売ります | 買います |
食料 | 1億t | 1000億Va | 2000億Va |
商品 | 500億Va相当 | 350億Va | 400億Va |
建材 | 500万t | 1750億Va | 2000億Va |
燃料 | 500万ガロン | 500億Va | 600億Va |
砲弾 | 500万t | 1250億Va | 1150億Va |
木材 | 500万t | 10000億Va | 525億Va |
石材 | 500万t | 1000億Va | 1500億Va |
鋼鉄 | 500万t | 1800億Va | 2000億Va |
石油 | 500万バレル | 500億Va | 600億Va |
銀 | 500t | 4000億Va | 5000億Va |
食肉 | 500t | 非買 | 非買 |