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概要
ヴァン族、エク族、ニヨン族、リュグ族、ロッゼ族を主とする多民族の共同体。
民族同士、またイデオロギーや元王族の王政復古勢力とそれに対抗する勢力との争いなど常に抗争・紛争が起こっていた地域。
その中で数多くの元王族の暗殺等により勢力図が変化。
それにより”反バビロン同盟”、ヴァーナ神を信奉する団体”信奉者連合”などが台頭し、すべての政治思想的権威、封建的権威、民族的優劣を否定し
神=ヴァーナ神教による統一を図る。
国号はかつてこの地から世界を創造したとされるヴァーナ女神と王政以前に、この地域を呼称した”混沌が生まれる場所”を意味する言葉、ナアドーマから由来している。
法=ヴァーナ神教教義となっている。
教義と信仰に基づく暴力・武力行使を認めている。
同性愛、麻薬等もすべて合法化している。
●ヴァーナ神教
混沌から生まれかつては世界をその渦により破壊し新世界として再生したというナアドーマ神話の最高位の女神、ヴァーナを中心に信仰する宗教。
・ヴァーナ神
すべてを混沌の渦でかき混ぜ破壊し新世界を創造する女神。
最高神。宇宙そのもの。
・クリュグル神
混沌を平定する力を持つ。心の平安をもたらす。ヴァーナの創造した新世界を維持していく。
犬の姿をしているっぽい。
「安心・安全・安泰の世界を!」
・モエシャー神
ヴァーナ神の破壊のパワーを増幅させる。
猫の姿をしていると言われている。
「ウダウダいわずにぶっ壊せ」
上記三柱の神を中心に構成される世界観。
業という名のあらゆる行いを積み重ねることで世界は構築されていく。
そしてその業が極限に達した時、ヴァーナ神による混沌がはじまりまた新たな世界へと繋がっていく。
これを繰り返すことによって世界は高次元へとレベルアップしていく。
現在はまだ第一段階に過ぎずさらなる次元へ向かうことが世界が最優先するべきことである。
あらゆる業というのは善も悪もない。
よって愛も慈悲も花も暴力も不貞も不埒も鎖も、あらゆるすべてがヴァーナが作り出す混沌の糧となる。
ナアドヴァーナの国家としての法と秩序もこのヴァーナ神教義に基づき
いかなる行為もヴァーナに捧げる業であると認定されれば赦されることになるという前提がある。
しかしながらヴァーナの創造した世界を維持する神・クリュグルの定めに反するものは不法・違法と捉えられモエシャーの破壊の裁きを受ける。
以上が極基本的なヴァーナ神教とそれによる国家の基盤・運営方針となっている。
◆神教組織
・ミレジィメ:一般信者。”白”とも称される。
・ローゼ:一般信者より上の位を指す。教会の建設を行う者や司祭となる者もいる。
・エノテク:司教クラスであり規模は様々だが信者や各教会を監督する立場にある。
・レゼルヴ:現状は最高クラスの位置づけとなる。また人数は定まっていない。
本来はその上の指導者となる位があるが空位となっている。
組織・団体
・共同体会議
ヴァーナ神教のレゼルヴ級とヴァンブリスク5大民族の各代表が行う会議。
国家運営における最高機関。
・ヴァーナ神教
ナアドヴァーナにおいては絶対的存在。
・反バビロン同盟
表向きは王政・王族の完全廃止。格差是正。民族の優劣の廃止、さらに民族の廃止を掲げる団体。
しかしその手法は過激化する一方でありテロリストと揶揄されている。
組織内にヴァーナ神教徒が多くいることから実質的な神教の武装部隊ともなっている。
etc.