国名 | セニオリス・スラヴ国 |
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正式名称 | セニオリス・スラヴ国 セニオリス語:Slavenska Država Šenioridska 英語:Slavic State of Seniorious |
国旗 | |
標語 | Samo sloga Šenioridsku spasava(統一のみがセニオリスを守る) |
首都 | イグナイト |
最大都市 | イグナイト |
最高指導者 | アンドリア・コソル救国評議会議長 |
政治体制 | 共和制 |
公用語 | セニオリス語 |
通貨 | ロンド |
主な産業 |
目次
概要
セニオリス共和国とは、フリューゲル歴972年8月1日のセニオリス共和国における新憲法制定によって成立した共和制国家である。
地球時代の南欧地域を出自とするセニオリス人と、滅亡したかつてのクラリス連邦の住民の子孫(ハルクステン人、ランガル人、カルス人)で構成されている。
868年以前の旧クラリス連邦構成国のセニオリス連邦、また972年8月までのセニオリス共和国の継承国家を自称している。
本記事では便宜的に971年4月15日~972年8月1日のセニオリス共和国についても扱う。
政治体制
セニオリス・スラヴ国の統治機構の源流は、971年4月15日のセニオリス共和国におけるクーデターにある。
定員20名の合議体である「救国評議会」に全ての行政権・立法権が付与されている。司法権は裁判所に属するものとされているが、その機能は限定的である。
救国評議会
政府の行政権・立法権を担う合議体であり、定員は20名と定められている。
国家元首である「救国評議会議長」、各中央官庁を直接管轄する「長官」、そして各長官を取りまとめると共に議長を補佐する役割を担う「首相」が主たる構成者である。
憲法上では、救国評議会議長以下の19名の人選や首相の役職は、救国評議会議長が定める。また、各長官は首相が議長及び自身以外の18名から選出し、議長の承認を得て任命される。また、救国評議会議長は終身の役職であり、その地位は事前に定められた評議会内部の継承順位に従って交代するとされている。
一方で、972年9月現在における救国評議会の構成者はいずれも972年憲法成立以前に確定したものである。当時の人員決定は軍部との協議によって定められていったことが中心であり、憲法はこの当時の過程を概ね後追いした格好となっている。
現在は以下の省庁・長官が設置されている。
継承順位 | 省庁 | 担当長官 |
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1 | – | 首相 |
2 | 外務省 | 外務長官 |
3 | 防衛省 | 防衛長官 |
4 | 法務省 | 法務長官 |
5 | 財務省 | 財務長官 |
6 | 内務省 | 内務長官 |
7 | 国土開発省 | 国土開発長官 |
8 | 教育科学省 | 教育科学長官 |
9 | 経済産業省 | 経済産業長官 |
10 | 資源・エネルギー省 | 資源・エネルギー長官 |
11 | 運輸衛生省 | 運輸衛生長官 |
12 | 農務環境省 | 農務環境長官 |
13 | 労働省 | 労働長官 |
14 | 厚生省 | 厚生長官 |
裁判所
最高裁判所及び法律を定めるところによる下級裁判所が司法権を担っており、通常の裁判は三審制により行われる。最高裁判長の任免権が首相に委ねられている他、その他の裁判官は原則として司法の専門たることが求められている。
救国評議会にとり都合の悪い判決等は無視ないし超法規的措置で対応されることが常態化しており、裁判所の司法権が生かされるのはもっぱら政府の利害に関わらない通常の刑事事件などにとどまっている。
違憲審査制度は憲法上設置されていない。972年8月以前までの憲法裁判所はクーデター以来軍による封鎖状態にあり、憲法から撤廃された今も厳重警備が続いている。
年表
これ以前の歴史についてはセニオリス共和国を参照。
年 | 概要 |
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971年4月 | クーデターが勃発 セニオリス共和国憲法の停止が宣言される |
971年9月 | サンサルバシオン条約機構が「民主的政府の回復」を求める |
フリューゲル国際連合安全保障理事会が「民主的政府の回復」を求める | |
972年7月 | サンサルバシオン条約機構が再度「民主的政府の回復」を求める |
救国評議会の再編 定員20名規定や首相職の設置が決まる | |
972年8月 | セニオリス・スラヴ国憲法(972年憲法)成立 |
975年1月 | ヘルトジブリール社会主義共和国、ヴェールヌイ社会主義共和国より宣戦布告を受ける |
政治首脳陣及び閣僚
- マーヤ・カティッチ政権(972年8月~)
役職 | 名前 | セニオリス語表記 | 所属派閥 | 備考 |
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救国評議会議長 | アンドリア・コソル | Andrija Kosor | 軍制派 | |
首相 | マーヤ・カティッチ | Maja Katić | スラヴ主義派 | |
外務長官 | アナ・トムリャノビッチ | Ana Tomljanović | 軍制派 | |
防衛長官 | トミスラヴ・イヴァニシェヴィッチ | Tomislav Ivanišević | 軍制派 | |
法務長官 | エマ・ガレシッチ | Ema Galesić | スラヴ主義派 | |
財務長官 | カルラ・グラバル | Karla Grabar | スラヴ主義派 | |
内務長官 | ベルナルダ・シャリニッチ | Bernarda Šarinić | 軍制派 | |
国土開発長官 | カタリナ・ラニロヴィッチ | Katarina Ranilović | スラヴ主義派 | |
教育科学長官 | ニキツァ・ゴトヴィナ | Nikica Gotovina | スラヴ主義派 | |
経済産業長官 | クリスタ・フリードリーン | Krista Fridolin | スラヴ主義派 | |
資源・エネルギー長官 | アンテ・トゥジマン | Ante Tuđman | 軍制派 | |
運輸衛生長官 | ティホミル・コニュ | Tihomir Konjuh | 軍制派 | |
農務環境長官 | オリーヴィア・コニュ | Olivia Konjuh | スラヴ主義派 | |
労働長官 | マルコ・ウーシッチ | Marko Ušić | スラヴ主義派 | |
厚生長官 | アンドレイ・チリッチ | Andrej Čilić | スラヴ主義派 | |
– | マリン・シューケル | Marin Šuker | スラヴ主義派 | |
– | ヒルダ・ムルヴィツァ | Hilda Mrvica | スラヴ主義派 | |
– | ニキツァ・ボバン | Nikica Boban | 王権派 | |
– | ブランコ・レコ | Branko Leko | 王権派 | |
– | オリーヴィア・シュカレ | Olivia Škare | 王権派 |
政治政党
「国家結束法」に基づき、全ての政党組織は非合法化のものとされた。
一方でそうした状況下においても救国評議会内部には依然として派閥の分立が生じている。
- 軍制派(Militarist)
旧保守党軍制派に由来する。国家運営における軍部の主導の強化を主張する派閥。 - スラヴ主義派(Slavista)
旧青き八重歯に由来する。スラヴ民族としての誇りや国家の権益の強化を主張する派閥。 - 王権派(Monarhistički)
旧保守党王権派に由来する。共和制を否定し、君主制の導入を主張する派閥。
地理
975年1月中旬(35102期)時点
セニオリス共和国は4つの県から構成されており、首都であり最大都市であるイグナイトはユーダリル県に属する。地方自治は行われているものの、権限はそれほど強くない。
国土が分断されるなどした激甚災害の影響を受け、国土はクラリス連邦の時代より変化している。新規の国土及び旧ハルクスタニア県地域は920年代まで中央政府が直接管轄していた。
構成民族
宗教
憲法上において信教の自由は保証されている。国内では無神論や無宗教の層が最多を占める。
軍事
972年8月以前までのセニオリス共和国憲法にあった軍の定員規定などは撤廃された。
諸国との関係
944年2月(33990期)以後、国交関係は「相互交信基準方式」によって運営されている。これは、国交はないと特別に宣言された場合を除いて、外部から確認できる方式で相互に通信が行われた事実によって国交を有していると確認するものである。
一方で、過去に相互での通信が存在せず特別な宣言もない場合については、引き続いて「シュレディンガーの猫方式」が用いられている。これは国交関係の有無は確認がなされるまで確定しないというものである。
国交を有する国家一覧?外交問題になりかねない要素をなんでWikiに晒す必要があるんですか(逆ギレ)
国体としては868年以前のクラリス連邦構成国であったセニオリス連邦を引き継ぐが、ハルクステン条約の効力については915年10月にその不適用が明言された。また諸外国の関係についても、クラリス連邦政府が事実上機能停止状態で資料も散逸していたため再確認が出来ないとしてその引き継ぎを放棄し、上述の「シュレディンガーの猫方式」を導入する一因となった。
以下の協定・条約の効力下にある。
年月 | 名称 |
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917年4月~ | ヘルトジブリール・セニオリス共和国における開発支援協定 |
同上 | ヘルトジブリール・セニオリス共和国における治安維持協定 |
951年11月~ | フリューゲル国際連合憲章 |
953年5月~ | サンサルバシオン条約(正加盟国としては965年9月~、971年9月より議決権停止) |
その他
国名&一部都市名の元ネタ→(Wikipedia記事へ)