ガトーヴィチ民主帝国(Готовитская демократическая империя、Gotovitian Democratic Empire、略称:瓦)は、843年に成立した社会民主主義国家である。前身は、427年に成立したガトーヴィチ帝国。
元首は君帝であり、憲法において、ガトーヴィチ人の「模範」とされている。
第29代君帝 | エツィロプ=シェルクンチカヴィチ=リーソフ |
第40代為政院総理大臣 | ゲンナジー=アレクサンドロヴィチ=チェプロフ |
目次
歴史
ガトーヴィチ人はもともと、稲作に目覚めたスラヴ民族であるとされる。かつては「大スラーヴ主義」を掲げ、フリューゲルのスラヴ民族の連帯を推し進めるとともに、ガトーヴィチベルサリエーレ戦争や、ヴォルネスク独立戦争を指導した。
9世紀に入り、反共陣営EDTO(エルドラード条約機構)の一角として813年戦争に参戦するも、連合国に降伏。ディースブルク条約の下、866年まで厳しい軍備制限を課せられている。
地理
主要都市
- イヴァングラート市…帝国の首都。中心にある官公庁街は、ザーマク(城郭)と称される。
- ドィーム県…建国以来の歴史を有する工業地帯。
- ヴァダーコイ県…国際貿易港ヴァダーコイ港を抱える、国際色豊かな商業都市。
高等教育
イヴァングラート帝国大学
法、医、薬、工、文、理、農、経済、教養学部
イヴァングラート市にある国立大学。ガトーヴィチ初の近代的な総合大学として428年に設立された。国内で最高位にある大学であり、政界、学界共に多くの著名人を輩出している。美術的価値が認められる建物が多く、燕が丘(ラースタチヌィエ・ゴールィ)キャンパスに位置する本館(写真)は、左右対称の威厳溢れる建造物で、国の重要文化財に指定されている。
セヴェロモルスク帝国大学
法、医、薬、工、文、理、農、経済、歯学部
セヴェロモルスク県にある国立大学。イヴァン帝大に対抗する最高学府として、鎖国中の675年に設立された。イヴァン帝大や中央政府への反抗心が強く、771年にはСГУ全学共闘委員会を立ち上げて反体制を高らかに宣言し、774年の五月革命に繋がった。近年、自然科学の研究実績で頭角を現しており、「実力のСГУ」と称される。
ドィーム工業大学
工、理、農学部
ドィーム県にある国立の工業大学。イヴァン大帝が工業大国を提唱した翌年の433年に設立された。帝国初の工業大学として、今もなお国内の工業大学の最高位にある。ドィーム工業地帯に位置し、近隣企業との産学協同が大いに行われている。
ヴァダーコイ大学
商、経済、社会学部
450年に設立された、国立の商科大学。国際貿易港ヴァダーコイ港に近いという好立地で、商業の実際に接することができるとあって人気がある。
政治
帝国議会
- 立憲進歩党КПП(カーペーペー)、Конституционно-прогрессивная партия
- 中道右派。434年結党
- 労働党ЛП(エルペー)、Лейбористкая партия
- 中道左派。434年結党、524年改称
- ガトーヴィチ共産党ГКП(ゲーカーペー)Готовитская Коммунимтическая партия
- 極左。435年結党、643年解散命令、799年再結党
- 帝国発展党ПРИ(ペーエルイー)、Партия развития и империи
- 極右。436年結党
- 社会民主党СДП(エスデーペー)、Социал-демократическая партия
- 左派。525年結党、650年解散命令、724年再結党
- 正教保守党ПКП(ペーカーペー)、Православная Консервативная Партия
- 保守。650年結党
853年第39回帝国議会議員選挙結果
ゲンナジー=アレクサンドロヴィチ=チェプロフ
立憲進歩党総裁 リュボーフィ17年-795年-、ヴァダーコイ県生まれ。イヴァングラート帝国大学法学部卒。在学中に813年戦争を経験。当時の帝国発展党メタロヴァ首相の政治運営に疑問を抱き、「国民に寄り添う保守」を掲げて政界入り。語学に堪能で、レゴリス語・ストリーダ語を自在に扱えるという。