国名 | ンボベベ土侯国 |
英語国名 | State of Nhbo-Bebbe |
国旗 | |
大酋長 | ンョハー |
首都 | なし(大酋長所在地の村) |
主な通貨 | なし(物々交換) |
目次
国名
ンボベベとは最大部族ショロ族の言葉で「人間」という意味であり、土地に由来するものではない。
地理
国土全体は、熱帯雨林気候に位置する。
政治
伝統的な部族社会であり、各部族地域では酋長(カプリ)による統治が行われている。部族の酋長は世襲であり、部族社会における政治・軍事・祭祀などの全権を行使する。
それらを統括する大酋長(トジャ・カプリ)は各部族の持ち回りでつとめることになっており、バ・ンジギ(部族会議)で形式上は互選選挙によって選出される。慣例により大酋長は就任後、出身部族の酋長を辞任しなければならない。
経済
狩猟採集社会で、農業は殆ど行われていない。貨幣が存在しないため商工業はなく、流通は物々交換で行われる。
文化
国民
フリューゲルの原住民であり、肌が浅黒い人々が多く住んでいる。
6つの部族によって構成されており、それぞれの部族は異なる言語を持っている。
ンボベベ人というのはあくまで外国人からの呼称に過ぎず、各部族の人間は自らの帰属集団を部族名で表す。
民族
ネグロイド系のショロ族・ンゴ族・ウ族・サップ族・ドワ族・クメ族の6部族が各地域に割拠しており、それぞれ部族語が日常語として使用されている。部族間の往来が殆どないので、通常はそれによって困ることはない。ただし、各部族の酋長が集うバ・ンジギ(酋長会合)ではショロ語が使用されている。
黒人系が95%だが、ンボベベ最北端の地域には白人の集落が点在している。
衣
衣類を着るという文化はなく、全くの裸族である。ただし、木の皮でできたネックレスなど簡単なアクセサリーは身につけ、これが彼らにとってのファッションである。
食
食事は、野生生物の肉が主なタンパク源。石槍を作る技術もないので狩猟は投石などの原始的な方法でしか行われず、大型生物は死肉食以外では殆ど食べられない。それ以外は木の実などを食べる。ンボベベ料理とひとくくりにされるが、大半は肉・木の実の水煮か丸焼き、または生食である。血抜きが行われないので肉は固く生臭いまま食べる。
人肉食文化がある。食べるために他人を殺すことはすべての部族においてご法度だが、すでに死んだ者の肉はむしろ食べることが推奨される。死者の魂を取り込み一体となることが供養となると考えられている。
住
住居は洞窟や岩陰での暮らしが大半である。
宗教
宗教は伝統的な土着信仰であり、天空神マンジョレを主神とする多神教文化である。神話はすべて口伝で伝えられており、天地それぞれ150篇の詩で構成されている。
外交
大酋長は、条約の締結権と大使任免権を有する。
外交関係
国名 | 友好度 | 印象 |
サンシャ独立国 | 友好 | いち早く我らの友人となった。伝統を重んずるという点では我らンボベベの民と似ているかもしれない。 |
レゴリス帝国 | 普通 | 白い肌の人々。初めての白い友人なのでどう付き合うべきだろうか。 |
新洲府共和国 | 友好 | 燃える水と引き換えに金などをくれる良き友人。 |
ラス・アノド海賊連合 | 敵視 | サンタクロースと海賊は縛り首が妥当である。 |