国名 | 日本語:ヘルトジブリール社会主義共和国(天国) 独逸語:Sozialistischen Republik von Held Jibril(SRHJ)/Held Jibril Sozialistische Republik(HJSR) 英語:Socialist Republic of Hero Jibril(SRHJ)/Hero Jibril Socialist Republic(HJSR) |
国旗 | ![]() |
国章 | ![]() |
標語 | 平等 発展 絶対防衛 |
国歌 | 英雄による創造 |
国花 | シュネーグレックヒェン |
首都 | ベルグシュロス |
元首 | アイズナー・エアストフルト第六代国家評議会議長 |
公用語 | ジブリール語(ドイツ語) |
政体 | 民主的共和制 |
通貨 | ベルク |
建国 | フリューゲル暦 619年 1月下旬(22283期) |
目次
概要
現在の首都ベルグシュロス付近に移住し、平穏な暮らしをしていたゲルマン民族が大規模な盗賊集団となっていたフランツェ民族の度重なる襲撃により滅ぼされかけていた時、少数で結成された防衛隊隊長ジブリールの活躍により7年の歳月を経て盗賊を完全に駆逐した。その後、彼女によって建国された社会主義思想を採用した共和制国家である。
国名
民衆を救った英雄であるアーデルハイト・ジブリールの名が国名に採用された。
国名(詳細)
ヘルトの意味
ジブリールは女性の英雄であるが、国名はドイツ語で男性名詞のヘルト(Held)となっている。
これは性別よりも「英雄」という意味合いが重視され、あえて男性名詞が適用された結果である。
ヘルト(Held)は上記の通りの意味で用いられており、一般的なドイツ人に見られる名字からではない。
※ヘルト(Held)は一般的なドイツ人の名字(性)でもある。
ジブリールの由来、意味
大天使ガブリエルはアラビア語(イスラム教)でジブリールと呼ばれる。国名及び国家元首のジブリールはイスラム教での大天使ガブリエルの別名であるジブリールを題材にして、彼女を英雄として言い伝えられてきた神話が語源と考えられている。
神話ではジブリールは天翼種(フリューゲル)の天使とされている。
以上より、別名:天使が創った国、天使創造之国 と呼ばれている。
国旗
国旗(詳細)
赤は情熱、勇気、社会主義、黒は勤勉、白は神聖、純潔、希望を意味する。鎌とピッケル、主食の小麦を固有種であるたんぽぽを用いた色で表している。首都ベルグシュロスは丘の上にあり、労働者がピッケルを用いて住宅地や街道の整備を行うことが多かったため、槌(ハンマー)ではなくピッケルが用いられている。家の躯体に釘を用いず住居を建築する手法が盛んであり、そのような文化の影響も反映していると推測される。
国歌
歌詞(英雄による創造)
英雄により創られし、
希望ある未来を目指して、
汝に最善を尽くそう。
ジブリールよ、祖国を救った英雄よ。
我らは一致協力して
過去の苦難を乗り越えてみせる。
必ずや我らは成功するのだから。
暁には、太陽がまたとなく燦らかに
祖国を照らし出すことだろう。
幸福と平和あらんことを、
我らが祖国ヘルトジブリールに。
全世界の民が平和を求める今、
汝はその手を諸国民に延べよ。
我ら兄弟のごとく一致すれば、
国民の敵は打ち砕かれるのだ!
平和の光を輝かそう。
そうして、母親が二度と
息子の死を悼まぬようにしようぞ。
かつてないほどに
耕し、建て、学び、働こう。
そして己の力を信じて、
自由な世代が立ち上がるのだ。
ヘルトジブリールの若人よ、国民団結の
最良の努力者よ、
汝は祖国の新しい息吹だ。
太陽はまたとなく燦らかに
祖国を照らし出すことだろう。
国花
独名:シュネーグレックヒェン(Schneeglöckchen)
英名:スノードロップ(Snowdrop)
日本名:マツユキソウ(待雪草)
国花(詳細)
国花は母性のヨーロッパ原産のヒガンバナ科ガランサス属のスノードロップである。約20種類が確認されているが、国花の品種はガランサスニヴァリス(Galanthus nivalis)である。開花時期は2月~3月と早春であり、名前の由来は花姿や花色を雪のしずく、もしくは耳飾りに例えたものとされており、学名のガランツスはギリシア語のガラ(乳)とアンサス(花)の合成語で「乳白色の花」を意味する。花言葉は「希望、慰め、逆境のなかの希望、恋の最初のまなざし」である。雪が自らに色が無いため色を分けてくれるように花に頼んだが拒まれ、唯一それに応じたのがスノードロップだった、という言い伝えがある。人への贈り物にすると『死』を『希望』することとなり、「あなたの死を望みます」という意味に取られることがあるため、贈り物とすることはあまりない。

国民
現在までとのフランツェ民族(フランス系)以外と接触がなかったため、ジブリール民族(主にドイツ系)が96%、フランツェ民族が4%であり、フランツェ民族のほとんどはジブリール民族とフランツェ民族の混血である。
内戦(フランツェ民族との度重なる戦闘)で男性が優先的に兵士となり、その多くが亡くなったことが後押して建国以前から女性の多い社会である。ジブリール民族の特徴として女性が生まれる確率が高く、4人に3人は女性である。そのため女性の管理職は建国時で5割程度、800年には8割程度と母星時代と比べて非常に多い。
人種
ジブリール民族とフランツェ民族はどちらも白人であり、白人が100%である。
言語
ジブリール語(ドイツ語)のみを公用語としている。
歴史
歴史年表(600年代)
フリューゲル歴 |
出来事 |
619年1月 | フリューゲル世界へ向けて建国を宣言する |
623年4月 | 建国後初の暴動が発生する |
623年5月 | 地震が発生し、各地の農村に被害が発生する |
623年8月 | 建国後初の反乱軍をヴェールヌイ社会主義共和国の支援により排除が完了する |
623年10月 | ヴェールヌイ社会主義共和国より安定を願い、「幸福の女神像」が寄贈され、西部港付近に設置される |
624年2月 | 社会保障政策の拡大と改革を開始する |
624年5月 | 「ヴェールヌイ・ヘルトジブリール治安維持協定」を締結する |
634年6月 | 大フリューゲル帝国(旧クイーンズ連邦)により突然宣戦布告される |
640年2月 | 国内の治安維持能力の確保が完了し、「ヴェールヌイ・ヘルトジブリール治安維持協定」が失効する |
641年5月 | 「ソサエティ」の設立及び参加が完了する |
641年10月 | 「サンサルバシオン条約機構」が設立され、原加盟国として参加する |
641年11月 | 断続的な先端工業への移行政策を開始する |
649年5月 | 工業生産体制が先端工業に完全移行する |
652年11月 | 西岸州独立連合共和国にてジブリール議長の半生を描いた伝記映画「Meine Befreiung」が同国興行収入1位を獲得する |
653年2月 | 国内でも伝記映画「Meine Befreiung」が興行収入1位を獲得する |
655年1月 | 第3回ソサエティが首都ベルグシュロスにて開幕される |
655年6月 | 巨大隕石が国土南部の県庁所在地ガブリエラ近郊に落下し、約600万人の犠牲者を出す |
656年9月 | 首都東方の県庁所在地アズリール市にて国際条約の調印式が開始される |
656年12月 | 「アズリール条約」が全採択国で発効する |
657年1月 | 選挙制度が普通選挙へ移行し、第一回普通選挙が実施され、与党ジブリール社会党の議席が増加する |
660年6月 | 建国以来、初めて国内人口が1億人を超える |
661年12月 | 国土開発計画の変更に伴い、ヴェールヌイ社会主義共和国寄贈の「幸福の女神像」が(6,9)から(5,7)に移設される |
662年12月 | ヨリクシ共和国より国内エリート大学に留学生の受け入れを開始する |
667年1月 | 2ヶ月間の商品定期輸出量が231兆Va相当に達する |
669年1月 | 建国50周年の記念式典が首都にて開催される |
670年1月 | 第2代国家評議会議長にゼルマ・アズリール氏が就任する |
670年3月 | 過去51年間に渡る経済的成長を祝福し、ヴァイツェン県西部に成長記念碑が建設される |
672年4月 | 「改正社会主義相互援助条約」が発行する |
672年5月 | 友好国及び貿易相手国だった西岸州独立連合共和国がSSPactに加盟する |
674年2月 | サン・ピエル共和国への侵略に対する経済制裁として石動第三帝国への商品定期輸出を停止、国交を断絶する |
678年2月 | ソサエティでの議論を受け、「トラーバーデン協定」を締結する |
678年9月 | 「ローレル共和国における石鉱山及び産業発展支援協定」が発効する |
679年2月 | フリューゲル世界経済指標で第1位となる |
歴史年表(700年代)
フリューゲル歴 | 出来事 |
702年11月 | 「ローレル・ヘルトジブリール治安維持協定」を締結する |
702年11月 | ローレル共和国の治安維持活動を目的として同国に軍の駐屯が始まる |
705年1月 | 第3代国家評議会議長にステファニー・ドール氏が就任する |
720年7月 | ヴォルネクス独立戦争が勃発し、ヴェールヌイ社会主義共和国のノイエクルス自由国への宣戦布告を受けて同国に宣戦布告する |
721年5月 | ヴォルネスク独立戦争が停戦状態となる |
757年2月 | ヴォルネスク独立戦争が終結する |
767年 | レゴリス帝国と共同でヴェニス株式会社に対し「要請並びに助言」(略称)を提示する |
768年 | ユリウス騒動が発生する |
773年 | 昭栄国と「政治経済協力協定」を締結する |
777年1月 | 「ヘルトジブリール・ギルガルド商業支援協定」を締結する |
777年2月 | ギルガルド社会主義共和国へ顧問団を派遣する |
781年6月 | VSS社へ兵器販売及び退役軍人の雇用を容認し、首都は反対デモが活発化する |
785年1月 | 第4代国家評議会議長にクラミー・ラッツェル氏が就任する |
797年10月 | レゴリス帝国と「平和友好条約」を締結する |
798年11月 | トラハト=ラシュハ連合王国に一部兵器のライセンス生産を承認する |
歴史年表(800年代)
フリューゲル歴 |
出来事 |
800年5月 | トラハト=ラシュハ連合王国と「銀定期取引協定」を締結する |
804年9月 | 普蘭合衆国と「平和友好条約」を締結する |
811年2月 | カルセドニー、ギルガルド両国とともに「相互経済協力の為の貿易協定」を締結する |
811年5月 | 当事国の推薦を受け、普中ト戦争における停戦のための第三者委員会に参加する |
812年6月 | セニオリス共和国がヴェニスグループに対し宣戦布告する |
812年12月 | SSPactにて条約委員会決議がなされる |
812年12月 | セニオリス・ヴェニス戦争における民間人への被害を受け、有志連合構成国としてセニオリス共和国へ宣戦布告する |
813年1月 | 「第三者委員会停戦決議」が発表される |
813年 | エルドラード条約機構(EDTO)加盟国より宣戦布告される |
813年2月下旬 | 有志連合諸国としてエルドラード条約機構加盟国と交戦状態に入る |
813年3月下旬 | 有志連合が「カルセドニー社会主義連邦共和国と軍需物資支援協定」締結する |
813年5月下旬 | 有志連合とEDTO諸国間における講和会議が開催され、一時停戦となる |
813年7月中旬 | 有志連合とEDTO諸国間における講和条約の調印式が首都近郊の来賓施設にて始まる |
813年11月上旬 | ディースブルクでの調印式が閉幕する |
814年5月 | トラハト=ラシュハ連合王国向け商品定期輸送で事務的ミスが判明し、補填として特別国債を発効する |
814年8月 | 冰州連合の教育者招聘プログラムへ参加し大学教授2名を派遣する |
815年4月 | 正式な戦争終結とEDTO諸国の戦後処理を含めた「ディースブルク条約」が発効する |
816年8月 | ヴェニスセキュリティーサービス株式会社と合同軍事演習を実施する |
820年5月 | 「国際交易における配慮の枠組みに関する共同声明」に参加する |
821年7月 | 「国際交易におけるレート設定に関する共同声明」に参加する |
823年4月 | 弊国推薦のローザ・クリスティーナ・エメリッヒ氏がヴェニス社CEOに決定される |
823年10月 | 「今般の取引レートに起因する貿易問題を受けた共同声明」を受けた共同声明に参加する |
830年6月 | 「ギルガルド社会主義共和国一部地域に関する条約」に基づき同国首都周辺を信託管理区域として10ヶ月間管理する |
832年7月 | 「貿易レート問題に関する六カ国合意」に署名する |
833年2月 | 「セニオリス共和国に対する共同質問状」に署名する |
833年5月 | 「セニオリス地域平和維持活動実施声明」に基づき、ラングラード臨時政府へ宣戦布告する |
833年10月 | 「セニオリス地域における治安維持活動の実施に関する協定」に署名し、クラリス共和国と停戦する |
839年8月 | ヴェニス社第4回株式発効が開始される |
840年8月 | ヴェールヌイ社会主義共和国が滅亡する |
840年8月 | ヴェールヌイ社会主義共和国滅亡に伴い、国内の社会主義勢力が一時衰退する |
840年9月 | SSPactにて組織や運用規定改革、他機構との協力を含む新決議案が発効する |
844年5月 | トラハト=ラシュハ連合王国と「相互防衛条約」を締結する |
845年2月 | 「普蘭合衆国の一連の行為を受けた共同声明」に参加する |
845年7月 | 「フェネグリーク帝国と平和友好条約」を締結する |
845年7月 | ヴェニス重工へ無人機などの航空兵器を大量発注する |
848年1月 | 「ハルクステン条約」に批准する |
849年9月 | 首都近郊に巨大隕石が落下し、500万人が犠牲となる |
地理
ジブリール民族はフリューゲル到達以来、エンヴィーゲ(Enweige)大陸上にて繁栄し、国家を築いてきた。大陸名称のエンヴィーゲ(Enweige)は天使のゆりかご(Engels Wiege)に由来する。
エンヴィーゲ大陸はフリューゲル北半球の中緯度~高緯度に位置しており、北部及び北東部は亜寒帯気候、北西部及び中部、南部は温帯気候に属する。
行政区分(869年1月下旬時点)
県番号 | 県名(ドイツ語) | 県庁所在地 |
---|---|---|
1 | へーエンブルク県(Bezirk Hohenburg) | ベルグシュロス(Bergschloss) |
2 | エアストヒューゲル県(Bezirk Erstehügel) | エアストヒューゲル |
3 | ハルデンベルク県(Bezirk Hardenberg) | ハルデンベルク |
4 | アズリール県(Bezirk Azriehl) | アズリール |
5 | ミッテルラント県(Bezirk Mittelland) | ミッテルラント |
6 | ヴァイセン県(Bezirk Wissen) | ヴァイセン |
7 | フリートラント県(Bezirk Friedland) | フリートラント |
8 | ファブリーク=シュタット県(Bezirk Fabrik-Stadt) | エーデルラント(Edeland) |
9 | ヴァイツェン県(Bezirk Weizen) | ヴァイツェン |
10 | ノルトラント県(Bezirk Nord Rand) | ルーケ(Luke) |
11 | ハーフェン=シュタット県(Bezirk Hafen-stadt) | シャルロッテ(Charlotte) |
12 | ベルンシュタイン県(Bezirk Bernstein) | ベルンシュタイン |
13 | エンゲルスラウネ県(Bezirk Engelslaune) | ラウネ(Laune) |
14 | ガブリエラ県(Bezirk Gabriela) | ミハエル(Michael) |
政治
政治体制
図より三権分立が成されているが、行政機関である国家評議会は裁判官の任命、解任が単独で可能であり、国家評議会不信任決議は国家院議員から発議者1名と賛成者250名、計251名の賛成が必要であり、可決には国家院議員425名以上の賛成(75名以下の反対)であるため、国家評議会の権力強まりやすい。
行政
国家元首である国家評議会議長は人民議会選挙後、衆議院において行われる投票で衆議院議員の中から選出される。議長選出後の最初の会議に副議長、評議員、書記が選出される。議長の任期は5年であり、回数をや累計任期に関係なく連続して就任が可能である。議長の代行は副議長と定められている。
国家評議会は全ての裁判官の任命、解任が可能である。裁判官の解任についてはいかなる理由や階級の裁判官であっても即時有効となる。
歴代国家評議会議長
代 | 氏名 | 在任期間 | 所属政党 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | アーデルハイト・ジブリール Adelheid Jibril | 619年1月下旬 -670年1月下旬 | ジブリール社会党 (JSP) | 建国から51年間初代国家評議会議長を務める。 |
2 | ゼルマ・アズリール Selma Azriehl | 670年1月下旬 -705年1月下旬 | ジブリール社会党 (JSP) | 655年の副議長職開設時から議長就任まで 初代副議長を務める。 |
3 | ステファニー・ドール Stéphanie Dor | 705年1月下旬 -785年1月下旬 | ジブリール社会党 (JSP) | ヴォルネスク独立戦争への条件付き参戦を決断 |
4 | クラミー・ラッツェル Chlammy Ratzel | 785年1月下旬 -835年1月下旬 | ジブリール社会党 (JSP) | 813年戦争への参戦を決断 |
5 | フィーネ・ニルヴァレン Fine Nilwallen | 835年1月下旬 -869年1月下旬 | ジブリール社会党 (JSP) | 843年事変(普ラ問題)に対応、ソサエティ新協定に調印、国際連合への参加を決断 |
6 | アイズナー・エアストフルト Eisner Erstfurt | 869年1月下旬- | ジブリール社会党 (JSP) |
国家運営方針
政策スライダー
民主的 | --◆---- | 独裁的 | 平等選挙により国民から議員が選出され、元首は議会より任命される |
政治的左派 | --◆---- | 政治的右派 | 政治的な安定を最低限保ちつつ平等な社会を目指し、常に改革を行う姿勢が大切 |
開放社会 | --◆---- | 閉鎖社会 | 国際的な情報の入手手段は多く、情報規制は少ない 敵国との貿易は政府判断に委ねられる |
自由経済 | ------◆ | 中央計画経済 | 私企業の商品生産、販売は不可能である 商品の生産、分配・流通・金融を国家が統制し、経済を運営する |
常備軍 | ◆------ | 徴兵軍 | 国防は国家としての最重要事項である |
タカ派 | ---◆--- | ハト派 | 穏健であるが、国家の脅威には厳しく対処する |
介入主義 | -◆----- | 孤立主義 | 基本的に受け身外交であることが多かったが、徐々に積極的になりつつある |
行政機関
省名 | 庁名 | 役割、任務 | |
内務省 | 国内の治安維持・防諜・警察 | ||
警察省 | 国内の治安維持や要人警護 | ||
交通庁 | 道路や鉄道、下水道、電気、ガスなどのインフラ全般の整備、管理 | ||
法務省 | 基本法制の維持及び整備、法秩序の維持、国民の権利擁護、 国の利害に関係のある争訟の統一的かつ適正な処理並びに出入国の公正な管理 | ||
財務省 | 健全な財政の確保、適正かつ公平な課税の実現、税関業務の適正な運営、 国庫の適正な管理、通貨に対する信頼の維持及び外国為替の安定の確保 | ||
外務省 | 平和で安全な国際社会の維持に寄与するとともに、主体的かつ積極的な取組を通じて、 良好な国際環境の整備を図ること、並びに調和ある対外関係を維持し発展させつつ、 国際社会における当国及び当国国民の利益の増進を図る | ||
貿易庁 | 他国への貿易提案や受諾、その処理、調査 | ||
労働省 | 労働者の福祉と職業の確保とを図り、もつて経済の興隆と国民生活の安定とに寄与する | ||
国家評議会 | 社会保障庁 | 社会保障制度の維持および管理、改善や処理 | |
教育庁 | 教育制度の維持および管理、改善や処理 | ||
産業省 | 産業の発展並びに鉱物資源及びエネルギーの安定的かつ効率的な供給の確保を図る | ||
農林水産庁 | 食料の安定供給の確保、農林水産業の発展、農林漁業者の福祉の増進、 農山漁村及び中山間地域等の振興、農業の多面にわたる機能の発揮、 森林の保続培養及び森林生産力の増進並びに水産資源の適切な保存及び管理を図る | ||
工業庁 | 工業材料及び消費燃料の安定供給の確保、工業の発展、 工業従事者の安全の推進と福祉の増進、技術開発の振興や無駄の少ない 高効率の商品生産、工業生産量の調整 | ||
商業庁 | 商品及び消費燃料の安定供給の確保、商業の発展、商業従事者の福祉の増進、 全国における商業の振興、国家維持費用に対する商業売上高の調整 | ||
国防省 | 他国による侵略やテロリストによるテロから国家および国民を防衛することを任務とし 国軍を統制する | ||
陸軍 | 陸上を主な戦闘域とし、主に車両や兵士により陸上において軍事作戦を遂行する | ||
空軍 | 空中を主な戦闘域とし、主に航空機や搭乗員により空中において軍事行動を遂行する | ||
海軍 | 海上を主な戦闘域とし、主に艦艇や乗組員により海上において軍事行動を遂行する |
立法
労働議会は衆議院と参議院から成る二院制が採用されている。
衆議院は定数500と定められており、選挙には小選挙区比例代表併用制を採用し、衆議院議員は国民から選出される。
参議院は各州政府が送り出した代表者によって構成されており、各県が決議権を持っている。総表決議権は国内の経済発展や大規模開発により当分の間、変動すると予想される。議長を担当する県は番号が振られた順に持ち回り制で決定される。
参議院は衆議院が可決した法案に対する否決が可能であるが、否決が有効となるには法案が衆議院で可決されてから10日以内に衆議院に対して適切な対案や改善案を提出しなければならない。同一法案に対する否決は2回まで可能である。
司法
国民の中から司法試験に合格した者のみが裁判官に就任できる。裁判所は憲法裁判のみを行う憲法裁判所と最高裁判所、州裁判所、地方裁判所、簡易裁判所が設けられており、一般的に地方裁判所が第一審裁判所となる。
種類 | 裁判内容 |
憲法裁判所 | 憲法裁判のみ |
最高裁判所 | 刑事、民事裁判(1箇所) |
高等裁判所 | 刑事、民事裁判(県単位) |
地方裁判所 | 刑事、民事裁判 |
簡易裁判所 | 刑事、民事裁判(主に軽犯罪) |
選挙
議会は複数政党制であり、5年おきに選挙が行われる。国内の長期的な開発計画を円滑に進めるために650年までの約30年間は特別にジブリール社会党が与党として相応しいかを5年おきに投票することが国民投票76%の賛成で決定された。選挙時期は通常、1月下旬と定められている。
選挙記録
与党選挙
時期 | 与党賛成率 | 投票率 |
---|---|---|
625年 | 56% | 92% |
630年 | 62% | 89% |
635年 | 64% | 87% |
640年 | 65% | 82% |
645年 | 72% | 83% |
650年 | 71% | 78% |
※50%以上の与党賛成率でジブリール社会党による政権が維持される。
650年の国民投票による普通選挙延期を経て、655年より衆議院は普通選挙に移行した。
解散等がない限り、与党選挙と同様に選挙は5年おきに行われ、時期は1月下旬である。
普通選挙
655年-695年
時期 ジブリール社会党(JSP) 民主党(DP) 共産党(KP) 無政府共産党(AKP) 投票率 655年 429(+29) 36(+2) 21(-12) 14(-19) 92% 660年 438(+9) 39(+3) 13(-8) 10(-4) 85% 665年 430(-8) 43(+4) 17(+4) 10(0) 83% 670年 436(+6) 32(-11) 21(+4) 11(+1) 79% 675年 438(+2) 27(-5) 22(+1) 13(+2) 81% 680年 461(+23) 21(-6) 12(-10) 6(-7) 89% 685年 460(-1) 20(-1) 13(+1) 7(+1) 86% 690年 460(0) 24(+4) 8(-5) 8(+1) 88% 695年 453(-7) 27(+3) 11(+3) 9(+1) 87%
700年-795年
時期 ジブリール社会党(JSP) 民主党(DP) 共産党(KP) 無政府共産党(AKP) 投票率 700年 451(-2) 28(+1) 12(+1) 9(0) 85% 705年 450(-1) 29(+1) 12(0) 9(0) 86% 710年 448(-2) 29(0) 14(+2) 9(0) 84% 715年 449(+1) 28(-1) 15(+1) 8(-1) 85% 720年 445(-4) 30(+2) 16(+1) 9(+1) 84% 725年 455(+10) 21(-9) 15(-1) 9(0) 95% 730年 453(-2) 22(+1) 16(+1) 9(0) 93% 735年 449(-4) 23(+1) 16(0) 12(+3) 89% 740年 450(+1) 22(-1) 16(0) 12(0) 87% 745年 445(-5) 25(+3) 17(+1) 13(+1) 89% 750年 440(-5) 27(+2) 17(0) 16(+3) 85% 755年 435(-5) 31(+4) 16(-1) 18(+2) 83% 760年 430(-5) 35(+4) 17(+1) 18(0) 79% 765年 428(-2) 35(0) 22(+5) 15(-3) 77% 770年 403(-25) 33(-2) 45(+23) 19(+4) 79% 775年 410(+7) 36(+3) 34(-11) 20(+1) 78% 780年 442(+32) 29(-7) 16(-18) 13(-7) 75% 785年 401(-41) 36(+7) 41(+25) 22(+9) 81% 790年 400(-1) 34(-2) 40(-1) 26(+4) 71% 795年 403(+3) 35(+1) 38(-2) 24(-2) 72%
時期 | ジブリール社会党(JSP) | 民主党(DP) | 共産党(KP) | 無政府共産党(AKP) | 投票率 |
800年 | 429(+26) | 22(-13) | 26(-12) | 23(-1) | 89% |
805年 | 430(+1) | 23(+1) | 26(0) | 21(-2) | 90% |
810年 | 426(-4) | 24(+1) | 25(-1) | 25(+4) | 92% |
815年 | 465(+39) | 9(-15) | 15(-10) | 11(-14) | 94% |
820年 | 460(-5) | 10(+1) | 18(+3) | 12(+1) | 89% |
825年 | 454(-6) | 15(+5) | 19(+1) | 12(0) | 88% |
830年 | 451(-3) | 16(+1) | 20(+1) | 13(+1) | 86% |
835年 | 460(+9) | 3(-13) | 23(+3) | 14(+1) | 89% |
840年 | 458(-2) | 5(+2) | 24(+1) | 13(-1) | 88% |
845年 | 276(-182) | 66(+61) | 70(+46) | 88(+75) | 79% |
850年 | 309(+33) | 9(-57) | 86(+16) | 96(+8) | 83% |
855年 | 321(+12) | 22(+13) | 80(-6) | 77(-19) | 82% |
860年 | 356(+35) | 23(+1) | 66(-14) | 55(-22) | 84% |
865年 | 393(+37) | 25(+2) | 48(-18) | 34(-21) | 86% |
870年 | 420(+27) | 22(-3) | 40(-8) | 18(-16) | 87% |
875年 | 432(+12) | 23(+1) | 38(-2) | 7(-11) | 88% |
※各党の数値は議席数、括弧内は増減数を示す。
政党
ジブリール社会党[略称:(H)JSP/(Held) Jibril Sozialistische Partei]
議会において過半数を占める与党である。
暴力革命やプロレタリア独裁を否定する穏健派であり、民主社会主義を標榜する政党である。
民主党[略称:(HJ)DP/(Held Jibril) Demokratische Partei]
国家体制の資本主義への移行と市場競争を容認した自由主義経済を標榜する政党である。
共産党[略称:(HJ)KP/(Held Jibril) Kommunistische Partei]
国家体制、運営思想について共産主義の適用を目指す資産階級出身の活動家によって結成された。
スターリン主義を標榜しており、無政府共産主義や社会民主主義に反対している。
無政府共産党[略称:(HJ)AKP/(Held Jibril) Anarchie Kommunistische Partei]
共産主義の中でも無政府主義を掲げる。マニフェストには無政府への完全移行を趣旨とした法整備や大規模な改革案が盛り込まれている。
外交
相手国の国家形態や政体に問わず国交を結んでいる。
外交関係
当国と国交が正式に認められる国または過去にあった国を以下に記す。
信頼度は左から低い順に× △ ○ ◎ ☆ ✵ とする。
国交が樹立されている国家
813年戦争以後、数々の外交紛争や内戦、問題が発生し、セニオリス共和国(クラリス連邦)に代わってフリューゲルを驚愕させた。 それらが原因で敗戦国ではないが、現在は国連統治領となっている。国名 印象 信頼度 備考 アンサル・ル・ルティア連邦王国 良好 ○ 旧フリュー第二帝政の後継国であり、多民族、多言語国家である。国内対立の火種は数多く存在するが、旧フリュー第二帝政が長期間に渡り存続していたことから、国家崩壊のリスクは低く新興国としては安定が期待できる国家である。 ヴェニス株式会社統治領 良好 ◎ 他国から募った資金・資本を基に、株式会社が管理、運営する特徴的な地域 カズカズ共和国 普通 ○ 石材の定期輸入先。特徴的な外交活動を行う新興国 カタルシア王国 普通 ○ 銀の定期輸入先。イデオロギー、経済的観点からストリーダ王国との結びつきが強い。 カドレン共和国 良好 ○ 期待の新興国、燃料輸入先国の一つ ガトーヴィチ帝国 普通 ○ 成長を続ける活動的な工業国。
ヴォルネスク独立戦争では間接的ではあるものの友軍となり、後の戦争では敵軍となった。カルセドニー社会主義連邦共和国 最高 ☆ 開国初期に議事堂の建設資材の援助を受ける
世界有数の商業大国である。ギルガルド社会主義共和国 良好 ✵ 我が国の支援のもと、商業化を目指す社会主義国。SSPactとWTCOに加盟しており、両陣営協調体制構築のきっかけとなった。 サンシャ独立国 普通 ○ 活動的な新興国。蟹の一大産地。期待される一方で海賊との裏取引といった黒い噂も存在する。 昭栄国 良好 ○ 世界有数の商農大国 ストリーダ王国 良好 ◎ 工商業大国であり、人口を1億人以上抱えるが、先進国の中でも延々と続くニュータウンと数多の畜産場での食肉生産により高い幸福度を実現している。 西岸州独立自治区 良好 ☆ 同盟国であるトルキー社会主義共和国を旧宗主国とする国家であり、印象が良い。
当国において銀購入の最大手となっている。SSPact加盟国である。共同管理区域セビーリャ 普通 ○ 過去の国際社会における動向から今後も注意が必要である タヂカラオ国 普通 ○ 鉄鋼の輸入先 トラハト=ラシュハ連合王国 良好 ✵ 銀と商品の取引相手国 トルキー社会主義共和国 最高 ✵ 社会主義国であり、民主化改革が行われたため好印象である
SSpact加盟国である。ノイエクルス自由国 普通 ○ 資源輸出に関して色々な制約があるようだ 普蘭合衆国 普通 ○ かつて存在した普欧帝国の影響が多く見受けられる成長著しい新興国。FENA加盟国である。 フェネグリーク帝国 良好 ✵ 商品輸出先の一つ。近年は特に取引が盛んである。813年戦争でEDTO批准国で唯一中立を維持した事は評価に値する。 ベロガトーヴィチ大公国 普通 ○ 銀の大手輸入先国。 北海連邦 普通 ○ 弊国が支援中である期待の新興国。海賊への対応は両国が共同で実施し、友好関係が深まった。 国連統治領ミルズ 普通 △
メロシラ王国 普通 ○ ヨリクシ共和国 良好 ○ 新興工業国であり、弊国へ工業を中心とした幅広い分野で留学生受け入れた。 ライン共和国 普通 ○ 普ラ問題の当事国。後に自国国民の住居へミサイル攻撃を行い、国際社会の非難に晒された。(和解済み) レゴリス帝国 最高 ☆ 世界一の商業大国、同盟国に次いで国民からの信頼度が高い。 ロシジュア平和連邦 良好 ○ 新興国ながらも海賊に対する毅然とした対応や国連での外交など適切な国家運営が行われており、国民からの評価が高い。旧ヴェールヌイ系スラヴ移民の生活したい国第1位となっている。 ロムレー湖畔共和国 良好 ◎ 世界一の観光大国。同時に政治、技術、文化面などの広範な分野で成熟した先進的国家であり、国民の多くが観光へ赴く。 ローレル共和国 良好 ◎ 世界的に有名な警察国家。弊国の治安維持活動部隊が駐留しており、国内では観光地としてはヴェニス社に次ぐ人気を誇る。
過去に国交を樹立していた滅亡、崩壊した国家
ENEC及びソサエティで中心的な役割を担うことが多い 9世紀になり国家として復活したものの、再度崩壊してしまった。 工商業国であり、複数の商業大国へ大量の商品を輸出していた。 ヴェールリズセ連邦共和国と同時期に国家として復活したものの、再度崩壊してしまった。 鎖国や崩壊する国家が多い中で急激な経済成長を遂げた商業国 普ラ問題後、突如として崩壊。 かつて食料の定期輸出先であった。 崩壊してしまったが、崩壊直後に旧植民地が建国を果たす。国名 印象 信頼度 備考 アオリィカ王国 普通 ○ イカを連想させる新興農業国 アリア連邦 良好 ○ アルテノルト諸国連邦 最悪 × 当国初の開発支援先となる国家だったが、様々な問題を起こしてフリューゲルから短期間で姿を消した。 アルドラド帝国 良好 ◎ 最大の貿易相手国だったこともあった。エルツ帝国の活動停止によりほぼ同時期に崩壊した アルビオン連盟王国 最悪 × サン・ピエル共和国に対して石動第三帝国と徒党を組んで圧迫外交を行い、同国資源の搾取、政治介入など不当な行動を繰り返している。 石動第三帝国 最悪 × かつては少量の商品を定期輸出していた。サン・ピエル共和国に対して圧迫外交を行い
同国資源の搾取、政治介入など不当な行動を繰り返していたが、しばらく鎖国した後に滅亡したヴェールヌイ社会主義共和国 最高 ✵ 建国初期の多大な経済支援や成熟した社会主義思想及び体制が普及しており、印象が良好、信頼度が非常に高い。
当国と同じ社会主義共和国であり、当国の手本となる存在である。
ヴェールヌイ・ヘルトジブリール治安維持協定で当国の治安維持を担っていた。
SSpact加盟国であり、完成された社会主義国であったが崩壊に至った。ウェールリズセ連邦共和国 良好 ◎
各国の思惑が渦巻く国際的な場において迅速な対応と積極的な外交活動は尊敬に値する。ヴァノミス連邦 普通 ○ 建国初期の経済支援で印象が良好で信頼度が高かったが、市民大量虐殺の疑いがある。
燃料の定期輸出相手国である。ヴォルネスク・スラヴ共和国 普通 ○ 内戦が耐えない農商国。
ヴォルネスク独立戦争では間接的ではあるものの友軍となり、後の戦争では敵軍となった。エウシウワンジャ共和国 普通 ○ エルツ帝国 良好 ◎ 港建設のために建材援助を受けた
商業国でミサイル基地保有数は世界一だった。エルトアニア帝国 普通 ○ 発展著しい新興国。今後の主要産業選択に要注目 エーラーン教皇国 普通 ○
オリシエント王国 普通 ○ 共同管理区域クイーンズ 最悪 × 理解不能な組織である。 コーデクス共和国 普通 ○ 数少ない食料定期輸出国
特殊な言語とロボットが至る所で運用されているユニークな国家ゴルカ連邦共和国 普通 ○ 散花国連合共和国 普通 ○ 期待の新興国、有力な銀輸入先国の一つ サン・ピエル共和国 普通 ○ 複数国から侵略を受けていた。 シャムレー民主共和国 普通 ○ 新興国の中でも稀少な社会主義国であり、国内でも注目が集まっていた 成蘭連邦王国 普通 ○ 先端工業に特化した工業大国だった 蒼鋼国 普通 ○ セニオリス共和国(クラリス連邦) 嫌悪 × 紆余曲折を経てヴェニス社における民間人虐殺を行った罪は重い。政府方針は非常に排他的であり、注意が必要だ。 Tarkov連邦 普通 ○ 中夏人民共和国 普通 ○
ノホ・ヘレコ連邦 普通 ○ 世界各国へ支援や借款により救いの手を差し伸べる先進国 バルバロッサ王国 普通 ○ 第一次産業が盛んな新興国。国名から某帝国皇帝や大規模作戦を連想させる 冰州連合 普通 ○ 期待の新興国。新興国だが、安定した国家運営が見込まれており外交面でも成功していたが、鉄鋼問題で複数の国家と険悪な関係となり、崩壊に至った。 フランク連邦 普通 ○ 鉱山開発支援実施先の新興国だったが支援後間もなく滅亡 フリスラーン帝国 普通 ○ フリュー第二帝政
(フリュー帝国)普通 ○
北海社会主義共和国 良好 ○ 久々の社会主義国であり、銀の定期取引先。国内で関心が集まっている。 ラシニア社会共和国 良好 ○ 銀の大手輸入先であり、銀鉱山を中心として開発支援を実施した ラルティスタ社会主義共和国 良好 ○ 期待の新興社会主義国
参加している国際組織や会議、条約
- ソサエティ(Society)
641年5月発足
当国は設立当初からの参加国である。
第3回会議(フリューゲル暦655年)に議長国を務めた。
- サンサルバシオン条約機構(SSpact)
641年10月結成
当国は設立当初からの加盟国である。
政府代表は国家評議会議長が任命され、軍事代表は当国の陸軍元帥から任命される。
- アズリール条約(Azriehl Conventions)
656年9月上旬全参加国賛成で採択された(鎖国中のガトーヴィッチ帝国を除く)
同年12月上旬全採択国で発効
本条約は第2、3回ソサエティにおいて議論や調整がなされ、フリューゲルにおける戦争時の民間人被害者の減少や国際社会の安寧と秩序の維持を確立するために作成された国際条約である。調印式が開催された都市から命名された。
取引レート
輸出
商品:1億Va相当=資金0.4~0.5億Va
資金
輸入
銀:1万トン=資金10兆Va
燃料:1億ガロン=資金1~2兆Va
鉄鋼:1億トン=資金3~5兆Va
石材:1億トン=資金3~5兆Va
建材:1億トン=資金3~5兆Va
石油:1億バレル=資金1兆Va
※上記は輸出時のみに適用される最安値レートであり、信頼度○以上の国家に適応される。
貿易について
・信頼度、友好度などを基に相手国の国家状況や取引条件などを総合的に考慮した上で優先度を設定し貿易を行います。
宇宙開発
農作物に被害をもたらす台風や頻発する地震などの予測及び対策をより正確に行うために650年までの気象衛星、観測衛星、迎撃衛星の打ち上げが計画されいたが、工業政策を軽工業から先端工業へ転換などの国家方針の変更や関連技術の不足などにより、上記3衛星全ての打ち上げ完了は670年に延期された。655年6月、巨大隕石により約犠牲者600万人を出した。当時は迎撃衛星が未配備であり、被害が拡大した原因とされた。ジブリール議長は658年12月までに迎撃衛星の打ち上げ前倒しを国民に向けて強く約束した。同年11月初旬に打ち上げを成功させ、災害への備えがより一層強化された。衛星はグリッツェン(Glitzen)ロケットに搭載して打ち上げられる。イレギュラーを含む6種の衛星を運用中である。
種類 | 日本語読み | ドイツ語 |
---|---|---|
気象衛星 | アトモスフェーレ | Atmosphäre |
観測衛星 | エーァトボーデン | Erdboden |
迎撃衛星 | ヴェルトラオム | Weltraum |
軍事衛星 | アングリフ | Angriff |
防衛衛星 | フェアタイディグング | Verteidigung |
イレギュラー | ハイラント | Heiland |
軍事
国力に見合った軍事力の確保を目指している。
国防軍の前身はベルグシュロス防衛軍である。
700年代以降におけるヘルトジブリール国防軍は空軍>陸軍>海軍の順で戦力配備及び供給を重視しているが、シーレーン防衛や813年戦争時の敵軍上陸、9世紀に出現した海賊集団の存在から海軍の増強が叫ばれている。
陸軍
国防陸軍創設:633年2月
初代陸軍元帥はミア・ハルデンベルク(Mia Hardenberg)
彼女はサンサルバシオン条約機構の初代軍事代表に任命された。
海軍
国防海軍創設:639年1月
初代海軍元帥はクノスペ・フリートラント(Knospe Roland)
戦艦の配備数は0であるが、戦時造船、運用計画が存在する。
空軍
国防空軍創設:635年10月
初代空軍元帥はエーリカ・クラインシュミット(Erika Kleinschmidt)
教育
国内大学は全て国公立である。教育水準は、エリート大学と非エリート大学で差はあるが、全体的に高く維持されている。主な大学を以下に記載する。
エリート大学一覧
編集中
エリート大学学部一覧
学校名 | 学部名 |
---|---|
ハルデンベルク大学 (Universität Hardenberg) | 神学部 法学部 医学部 薬学部 哲学部 近代語学部 経済・社会科学部 行動科学・コンピュータサイエンス部 化学・地球科学部 物理・天文学部 生物科学部 |
アズリール大学 (Universität Azriehl) | 神学部 法学部 経営学部 国民経済学部 医学部 獣医学部 史学・芸術学部 哲学・科学哲学・宗教哲学部 心理学部・教育学部 文化学部 言語学・文学部 社会学部数学・情報学・統計学部 物理学部 化学・薬学部 生物学部 地球科学部 |
ヴァイセン大学 (Universität Wissen) | 神学部 法学部 医学部 薬学部 哲学部 経済・社会科学部 化学・地球科学部 数学・情報学部 物理学部 心理・教育学部 |
ベルグシュロス大学 (Universität Bergschloss) | 神学部 法学部 農学・庭園学部 物理・生物・化学部 数学・計算機化学・心理学・地理学部 医学部 哲学・歴史・人類史・書誌学・情報科学部 文学・言語学部 ヴェールヌイ学・スラヴ学部 古典文学部 社会学・比較文化・アジア・アフリカ系フリューゲル学部 ヘルトジブリール学部(国学部) レゴリス学部 カルセドニー学部 ロムレー学部 経済・経営学部 教育学部 スポーツ科学・リハビリテーション化学部 教育品質学部 |
アズリール工科大学 (Technische Universität Azriehl) | 建築学部 土木工学・測量学部 経済学部 電気・情報工学部 薬学部 スポーツ科学部 経営学部 化学部 情報学部 数学部 機械工学部 物理学部 栄養学部 土地管理学部 環境学部 |
ミッテルラント大学 (Universität Mittelland) | 法学部 経済学部 社会学部 教育学部 心理・体育学部 神学部 哲学・歴史学部 言語・文化学部 文献学部 地学・地理学部 情報科学・数学部 物理学部 生化学・化学・薬学部 生物学部 医学部 考古学部 |
ベルンハルト工科大学 (Technische Universität Bernhard) | 医学部 芸術学部 人文科学部 言語学部 歴史学部 政治学部 数学部 自然科学部 生物学部 経営管理・経済学部 法学部 工学部 |
シャルロッテ大学 (Universität Charlotte) | 神学部 邦楽・国家学部(社会科学) 医学部 哲学部 数学・自然科学部 農学部 |
ガブリエラ大学 (Universität Gabriela) | 経済・社会科学部 医学部 法学部 教育学部 数学部・自然科学部 人間科学部 工学部 |
ナールングドルフ工科大学 (Technische Universität Nahrungdorf) | 人文学部 政治学部 社会学部 教育学部 経済学部 経営管理学部 化学部 物理学部 数学部 生物学部 工学部 医学部 機械工学部 電気・情報工学部 建築学部 土木工学・測量学部 |
留学生制度
660年10月のヨリクシ共和国からの留学生受け入れ決定に伴い、外国人留学生に関する法整備が行われた。
留学生制度
出身国 | 詳細 | 期間 |
ヨリクシ共和国 | 同国有名大学の学生 | 662年9月~ |
各学部について
神学部
旧約・新約聖書に関する聖書学、歴史神学、教義学、実践神学、宗教哲学などについて学習する。キリスト教、イスラム教、ユダヤ教、仏教、儒教、神道など様々な宗教を学習できる環境が整っている。学習する宗教は生徒の意思で自由に選択できる。キリスト教やイスラム教を履修選択する学生が多い傾向にある。
工学部
医学部
文学部
経済
工業就業人口が約7割であり、第二次産業を中心とした経済となっている。
第一次産業(農林水産業)
619年の建国から約20年間は主要産業であったが、後に聖樹による食料生産へ移行し、世界的な聖樹の収穫物不作に聖樹が排除され、現在はほとんどの食料を他国からの輸入に依存している。
第二次産業(工業)
国内の主要産業であり、就業人口は全人口に対して約68%である。先端工業が盛んで大量の高付加価値工業製品を中心に生産し、様々な国へ輸出している。
1期あたりの商品生産量は最大で260兆Va相当を超えており、フリューゲル一生産能力を誇る。生産性においても平均625%と高水準が維持されている。
873年9月上旬時点において、商品総輸出量は635兆Va相当である。
商品輸出内訳

第三次産業(商業)
就業人口は就業人口は全人口に対して約24%であり、国家維持費用を7割程度確保できる売上を維持している。
主な企業
以下の企業は大企業であり全て国営である。
社名は○○人民公社とするのが正式名称だったが省略して○○社と表記する場合が多く、省略した場合でも正式名称としての使用が許可されている。
(VEB=Volkseigener Betrieb 人民公社)
第一次産業(農林水産業)
ゲトライデ社(VEB Getreide )
かつては農場を所有して500万人以上の従業員により小麦やじゃがいも、米を生産していた。
現在では植物工場(神社)による食料生産及び食品加工産業に方針転換し、それらの食料は国内供給の大半を占めている。
モルケライ社(VEB Molkerei)
食肉や乳卵製品などの生鮮食品を輸入、生産、加工している。
第二次産業(工業)
ジブリール工業(人民公社)(VEB Jibril)
宇宙、軍事産業を除く工業製品の設計、製造を行う国内有数の工業系メーカー。
ベルンシュタイン製作所(VEB Bernstein)
ベルンシュタイン県に本社を置き、軍需製品のみを設計、製造し、政府に販売する軍事企業。
ミルヒ宇宙科学工業(人民公社)(VEB MSSI)
ミルヒシュトラーセ県に本社を置く宇宙科学産業関連会社。
ロケットや衛星の部品を設計、生産を行い、組み立てまで一括して行っている。
第三次産業(商業)
ベルグシュロス百貨店(VEB Bergschloss Kaufhaus)
食料品、消耗品などの日用品を販売する商社である。
ヘンドラー社(VEB Händler)
自動車や住宅、宝石などの高額商品を取り扱う商社である。
宗教
危険なカルト宗教を除いて信仰の自由を認めている。国家公認の宗教はなく、むしろ宗教を用いない道徳心の形成を推進している。
800年に実施されたアンケート調査にて無宗教が72%、キリスト教徒が8%、イスラム教徒が7%、天使教徒が6%、仏教徒が2%、ゾロアスター教徒が1%、その他宗教が4%となっている。
文化
母星のドイツ連邦共和国に類似点が多く見られるが、フリューゲルに移住してからは一部で独自文化の形成やセオリーの変化が見られる。
服装
季節を問わず、一般的に男性はシンプルな服装、女性は派手で露出の多い服装をしている。服装の色も男性は黒、白、紺、茶、灰色などの地味な色合いを好む一方で、女性は黒、白を基本として赤、桃、橙、黄、水色などの明度や彩度の高い色合いを好む傾向にある。
地球時代では男女ともにシンプルな服装を好んでおり、衣服は外見よりも機能性や値段、費用対効果などを重視していたが、フリューゲルに移住後は男児の出産が少なく、女児の出産が多いといった男女比率の変化に伴い、女性にとってのファッションの重要性が向上し、女性の服装は地球時代とは大きく変化している。
また、国内全土が温帯に属しているため、地球時代ほど防寒に気を配る必要が亡くなったことも服装が変化する一因となった。
食文化
朝食(手短に済ませる)
ライ麦または小麦パンとそれに塗るジャムやバター、マーガリンなど、ソーセージ、サラミ、ハム、チーズ、ゆで卵(半熟)、飲み物はコーヒーまたは紅茶が一般的である。
昼食(日本の夕食的感覚)
グラタン、クリームスープ、コンソメスープ、アイスバイン、ザワークラウト、ソーセージ、ステーキ、パスタ、ホワイトアスパラガス(+オランデーズソース)などが主に振る舞われる。
食後のデザートとして様々なスイーツも食べることが多い。